なで牛・北野天満宮

なで牛

北野天満宮見どころ・なで牛(牛)を詳しく紹介します。なお北野天満宮は947年(天暦元年)多治比文子(たじひのあやこ)・近江比良宮の神主である神良種(みわのよしたね)・北野朝日寺の僧である最珍(さいちん)らが社殿を造営したのが起源です。

【北野天満宮見どころ・なで牛以外の情報】
なで牛以外の基本情報
なで牛以外の情報(北野天満宮歴史)
なで牛以外の情報(北野天満宮見どころ)
なで牛以外の情報(北野天満宮七不思議)

【北野天満宮見どころ・なで牛 なで牛】
なで牛(撫で牛・撫牛)は牛が横たわった臥牛像で、境内に十数体奉納されています。なで牛は牛が「文道の大祖・風月の本主」と言われ、学問の神として信仰を集める菅原道真(天神さん)のお使い(神使・祭神の使者)とされていることから頭をなでると頭がよくなると言われています。また自分の体の悪い場所をなでた後、なで牛の同じ場所をなでると悪い場所が治るとも言われています。
(北野天満宮見どころ・なで牛 なで牛豆知識)
●なで牛が横たわっている理由は菅原道真が大宰府で亡くなった際、遺体を運ぶ牛が突然座り込んで動かなくなったことに由来しています。菅原道真は「人にひかせず牛の行くところにとどめよ」と遺言を残し、牛が動かなくなった場所近くにあった安楽寺に埋葬されたと言われています。

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【北野天満宮見どころ・なで牛 お使い】
なで牛・牛舎などの牛は天神さん(菅原道真)のお使い(神使・祭神の使者)とされています。その理由は「菅原道真が生まれたのが845年(承和12年)の丑(うし)年」・「菅原道真が亡くなったのが903年(延喜3年)2月25日で、丑(うし)の月の丑(うし)の日」・「菅原道真は牛車に乗って大宰府へ行った」・「菅原道真を牛が刺客から守った」・「菅原道真の墓所の位置は牛が決めた」・「菅原道真が大宰府に左遷された時に牛が泣いて見送った」などです。
(北野天満宮見どころ・なで牛 お使い豆知識)
●菅原道真の神号が三つの目と八本の腕を持ち、白い牛にまたがったヒンズー教の神に由来する「天満大自在天神」と炎を背負い、水牛にまたがった密教の大威徳明王に由来する「日本太政威徳天」であることも理由のひとつと言われています。

【北野天満宮見どころ・なで牛 立ち牛】
なで牛・牛舎などの牛は全て横たわった臥牛像です。しかし本殿に吊されている大鈴の上の欄間に彫刻されている牛は唯一の立ち牛となっています。その為立ち牛は北野天満宮の七不思議のひとつに数えられています。
(北野天満宮見どころ・なで牛 立ち牛豆知識)
●本殿は国宝で、1607年(慶長12年)関白・豊臣秀吉の子・秀頼が造営しました。

【北野天満宮見どころ・なで牛 牛舎】
牛舎(うししゃ)は境内の北西・乾(いぬい)の方角にある小祠で、古くから「乾の牛さん」・「乾さん」と言われて親しまれてきました。牛舎の覆屋内には北野天満宮内で最も古いと言われるなで牛(臥牛像)があり、なでると一つだけ願いが叶う一願成就所(一願成就のお牛さん)として信仰されてきたそうです。なお牛舎は1802年(淳和2年)に行われた900年祭絵図にも載っているそうです。
(北野天満宮見どころ・なで牛 牛舎豆知識)
●牛舎の近くには柵を巡らし、注連縄(しめなわ)で囲まれた亀石があります。牛舎のなで牛が陽石・亀石が陰石を象徴し、二つ合わせて陰陽石としても信仰されているそうです。

【北野天満宮見どころ・なで牛 ずいき祭】
ずいき祭(瑞饋祭)は毎年10月1日から10月5日まで行われれる北野天満宮の祭事です。ずいき祭では里芋の茎を神輿の屋根を葺いたずいき御輿だけでなく、牛が曳く鳳輦(ほうれん)の巡行も行われます。
(北野天満宮見どころ・なで牛 ずいき祭豆知識)
●ずいき祭は菅原道真が大宰府で彫った木像を随行者が持ち帰り、秋の収穫期に野菜・穀物を供えて感謝したのが起源と言われています。
北野天満宮見どころ・なで牛 ずいき祭

【北野天満宮見どころ・なで牛 菅原道真】
菅原道真(すがわらのみちざね)は899年(昌泰2年)に右大臣に任命されるが、901年(昌泰4年)に左大臣・藤原時平(ふじわらのときひら)の讒言(告げ口)により、太宰府に左遷され、903年(延喜3年)に太宰府で亡くなりました。道真の死後、都では悪疫が続き、道真の怨霊の仕業と恐れられました。その為道真の死後20年目に朝廷は道真の左遷を撤回して官位を復し、正二位を贈りました。993年(正暦4年)には正一位・右大臣・太政大臣を追贈しました。
(北野天満宮見どころ・なで牛 菅原道真豆知識)
●北野天満宮では毎年2月25日に菅原道真を偲ぶ梅花祭が行われています。
北野天満宮見どころ・なで牛 菅原道真
●北野天満宮では毎年6月25日に菅原道真の誕生を祝う御誕辰祭が行われています。
北野天満宮見どころ・なで牛 菅原道真

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