三十三間堂行事

三十三間堂

三十三間堂で行われる行事を紹介しています。なお三十三間堂は1165年(長寛2年)後白河上皇が平清盛に資材協力を命じ、離宮・法住寺殿に創建しました。その後焼失し、1266年(文永3年)後嵯峨上皇が本堂(三十三間堂)のみを再建しました。

【三十三間堂行事以外の情報】
三十三間堂基本情報
三十三間堂歴史
三十三間堂見どころ
三十三間堂七不思議+α

【三十三間堂行事 1月1日 修正会】
修正会(しゅしょうえ)は年頭に新年の無事を祈る法要です。修正会では正月3ヶ日に祈願を申し込むと開運の縁起物が授与されます。

【三十三間堂行事 1月中旬 楊枝のお加持】
楊枝のお加持(やなぎのおかじ)はインド伝来の修法で、平安時代から行われている最重の法要です。楊枝のお加持では聖樹とされる楊枝で観音さま(国宝)に7日間祈願した法水を参拝者に注ぎ、諸病を除きます。特に頭痛にご利益があると言われています。
楊枝のお加持は第77代・後白河法皇(1127年~1192年)の頭痛平癒にあやかるものと言われています。後白河法皇は前世が熊野の修行僧で、その髑髏が熊野・岩田川に沈み、髑髏を貫いて柳が生え、風に揺られて柳が髑髏に当たることが頭痛の原因で、髑髏を観音像の頭に納めて祀り、柳を三十三間堂の棟木にすると頭痛は解消したと言われています。

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【三十三間堂行事 1月中旬 大的大会】
大的大会(おおまとたいかい)・通し矢は楊枝のお加持と同じ日に行われます。大的大会は江戸時代に行われた通し矢(大矢数)に因んだ行事です。通し矢では全国から集まった晴れ着姿の新成人約2千名などが約60メートル先の大的を射って腕を競います。
大矢数(おおやかず)は一昼夜に何本射通したかを競ったものだそうです。ちなみに通し矢は伝説の域を出ないそうだが、平安時代末期の1156年頃(保元元年頃)熊野・蕪坂源太(かぶさかげんた)が三十三間堂で行ったのが起源とも言われているそうです。

【三十三間堂行事 2月3日 節分会】
節分会(せつぶんえ)では福豆が授与されます。
節分は元々は季節が変わる節目で、立春・立夏・立秋・立冬の前日を差していたが、江戸時代以降は立春の前日だけを指す場合が多くなりました。節分には邪気悪霊(鬼)が外から入ってくるのを防ぐ為、「鬼は外・福は内」と言いながら福豆を撒き、年の数だけ福豆を食べて厄除けをします。

【三十三間堂行事 2月11日 初午祭】
初午祭(はつうまさい)では本堂の前庭に護摩壇を設け、山伏が願い事が書かれた護摩木や古いお札・お守りを焚き上げ、祈願成就を願ったり、供養したりします。
初午は2月の最初の午の日のことを言ったり、旧暦の最初の午の日のことを言ったりします。

【三十三間堂行事 3月3日 春桃会】
春桃会(しゅんとうえ)は三十三間堂の「三」が重なる桃の節句に行なわれる法会です。春桃会では華道・池坊による献花式・華展や瀬戸内寂聴による青空説法も行われます。更に春桃会では特設の高壇から千体観音を見ることもできます。なお春桃会では女性専用の桃のお守りも授与されます。(イベント変更あり)
旧暦の3月3日(新暦の4月頃)は桃の花が咲く季節であることから桃の節句と言われました。また旧暦の3月3日は上巳(じょうし・じょうみ)の節句とも言われています。

【三十三間堂行事 春彼岸 彼岸会】
彼岸会(ひがんえ)は春の彼岸の中日に特設壇を設け、先祖供養・読経供養を行ないます。
彼岸は春分の日の前後3日間、合計7日間を言います。7日間の初日を彼岸の入り、最後の日を彼岸明けと言います。彼岸では中日に先祖に感謝し、前後3日間は悟りの境地に到る6つの徳目・六波羅蜜を修める日とされています。なお悟りの彼岸に対し、煩悩の此岸(しがん)とも言われます。

【三十三間堂行事 4月8日 花まつり】
花まつりではお釈迦様の誕生を祝います。花まつりでは甘茶の接待や福引が行われます。
日本の花まつりではお釈迦様が約2500年前にルンビニーの花園で誕生した様子を表す花御堂(はなみどう)を飾り、甘茶を満たした灌仏桶の中央に天地を指差すお釈迦様の誕生仏を安置し、甘露の雨に準えた甘茶を柄杓で掛けて祝います。

【三十三間堂行事 5月3日 開山忌】
開山忌(御影奉掛)は三十三間堂を建立した後白河上皇の命日を記念する法要です。開山忌では後白河上皇の生前の姿を写したとされる画像を祀り、独特の節をつけた声明(しょうみょう)を唱える曼荼羅供(まんだらく)が行われます。
後白河上皇は1165年(長寛2年)に平清盛(たいらのきよもり)に資材協力を命じ、離宮・法住寺殿の一画に鎮守寺・蓮華王院仏堂(三十三間堂)を建立しました。蓮華王院の名称は後白河上皇は前世が熊野の修行僧・蓮華坊と言われたことに由来しています。なお後白河上皇は戦乱や幽閉などはあったが、約34年に渡って院政を行いました。

【三十三間堂行事 8月23日 地蔵盆法要】
地蔵盆法要(菓子供養)は地蔵菩薩(お地蔵さん)の縁日に行われます。地蔵菩薩は子供の守り神とされています。
夜泣せん(夜泣泉)の近くには地蔵尊が祀られています。地蔵尊によだれかけを奉納祈願し、1週間後によだれかけを子どもの枕の下に敷くと夜泣きが治ると言われています。

【三十三間堂行事 秋彼岸 彼岸会】
彼岸会(ひがんえ)は秋の彼岸の中日に特設壇を設け、先祖供養・読経供養を行ないます。
彼岸は秋分の日の前後3日間、合計7日間を言います。7日間の初日を彼岸の入り、最後の日を彼岸明けと言います。彼岸では中日に先祖に感謝し、前後3日間は悟りの境地に到る6つの徳目・六波羅蜜を修める日とされています。なお悟りの彼岸に対し、煩悩の此岸(しがん)とも言われます。

【三十三間堂行事 11月 お火焚き】
お火焚き(古札供養)では三十三間堂の鎮守社・久勢稲荷大明神に護摩壇を設け、山伏が願い事が書かれた護摩木や古いお札・お守りを焚き上げ、祈願成就を願ったり、供養したりします。
久勢稲荷大明神にはお稲荷さんのお使い(眷族(けんぞく)であるきつね(狐)が置かれています。

【三十三間堂行事 12月8日 成道会】
成道会(じょうどうえ)はお釈迦様が悟りを開いたことを祝います。
お釈迦様は旧暦の12月8日に菩提樹の下で悟りを開いたとされています。旧暦の12月は臘月(ろうづき)とも言われることから成道会は臘八会(ろうはちえ)とも言われます。なお成道会はお釈迦様が生まれたことを祝う灌仏会(かんぶつえ)とお釈迦様が亡くなり、遺徳を偲ぶ涅槃会(ねはんえ)とともに釈迦の三大法会とも言われています。

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