二条城見どころ

二条城

二条城見どころ・豆知識(★簡潔・簡単に徹底解説●)を紹介しています。二条城の見どころである二の丸御殿は築地塀に囲まれ、車寄・遠侍・式台・大広間・蘇鉄の間・黒書院・白書院などの建物が斜めに配置されて廊下で繋がり、建物面積だけでも約3,300平方メートル(約1千坪)にもなります。

【二条城見どころまとめ以外の情報】
二条城見どころ以外の基本情報
二条城見どころ以外の情報(歴史)
二条城見どころ以外の情報(花暦)

【二条城 歴史・簡単概要】
二条城(にじょうじょう)・元離宮二条城(もとりきゅうにじょうじょう)はかつて禁苑(宮中の庭)だった神泉苑(しんせんえん)の一部で、内裏も造営された場所でした。その後1601年(慶長6年)江戸幕府初代将軍・徳川家康が京都御所の守護・将軍の宿泊所として築城を開始し、西国諸大名に費用と労務を割り当てました。1603年(慶長8年)に本丸御殿(二の丸御殿)が完成し、伏見城での将軍宣下の後に家康が入城し、重臣・公家衆を招いて将軍就任の祝賀の儀を行いました。

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【二条城見どころ 二の丸御殿】●修学旅行必見
二の丸御殿は国宝です。二の丸御殿は建物面積が約3,300平方メートル(約1千坪)で、部屋が33あり、畳は約800畳敷です。二の丸御殿は1603年(慶長8年)に造営されました。なお二の丸御殿は武家風書院造です。
(二条城見どころ 二の丸御殿豆知識)
●二の丸御殿には狩野探幽(かのうたんゆう)ら狩野派の絵師が描いた障壁画などがあります。
●二の丸御殿では江戸幕府初代将軍・徳川家康が関白・豊臣秀吉の子・秀頼と会見したり、江戸幕府15代将軍・徳川慶喜が大政奉還の意思を発表したりしました。ちなみに家康は秀頼との面会により、豊臣家を滅亡させる決意をしたとも言われています。
二の丸御殿・二条城見どころ

【二条城見どころ 二の丸御殿の各建物】
二の丸御殿は築地塀(つきじべい)に囲まれ、車寄・遠侍(とおざむらい)・式台(しきだい)・大広間・蘇鉄の間(そてつのま)・黒書院・白書院が斜めに配置され、廊下で繋がっています。
(二条城見どころ 車寄豆知識)
●車寄は玄関です。車寄は牛車で入れます。なお車寄は檜皮葺の入母屋造です。
(二条城見どころ 遠侍豆知識)
●遠侍は御殿内で最大の床面積があります。遠侍では将軍が朝廷の使者を迎え、勅使が上段、将軍が下段に座りました。なお遠侍は本瓦葺の入母屋造です。
(二条城見どころ 式台豆知識)
●式台では老中が執務を行い、大名と挨拶したり、献上品が取り次がれたりしました。なお式台は本瓦葺の入母屋造です。
(二条城見どころ 蘇鉄の間豆知識)
●蘇鉄の間の前には鍋島勝茂が献上した蘇鉄があります。蘇鉄は樹齢150年以上です。なお蘇鉄の間は本瓦葺の入母屋造です。
(二条城見どころ 大広間豆知識)
●大広間は最も格式の高い建物です。大広間の一の間・二の間では将軍が大名と対面しました。なお大広間は本瓦葺の入母屋造です。
(二条城見どころ 黒書院豆知識)
●黒書院は将軍と親藩・譜代大名のみが入ることができ、内輪の謁見が行われました。なお黒書院は本瓦葺の入母屋造です。
(二条城見どころ 白書院豆知識)
●白書院は将軍の居間・寝室で、将軍とおつきの女性のみが入ることができました。なお白書院は本瓦葺の入母屋造です。

【二条城見どころ 二の丸御殿の廊下】
二の丸御殿の廊下は外部からの侵入者が音で分かるように歩くと鴬(うぐいす)が鳴くような音が出るように造られ、鴬張りの廊下(うぐいすばりのろうか)と言われています。廊下には床板とそれを支える根太に2個の釘穴がある目かすがい(鎹)と言われる特殊な金具が使われ、床板の上を歩くと目かすがいが上下して釘と擦れ合い、鴬が鳴くような音がします。
(二条城見どころ 二の丸御殿の廊下豆知識)
徳川家康から2代将軍・秀忠と3代将軍・家光に渡り、伽藍を再建した知恩院の御影堂・集会堂・大方丈・小方丈に至る約550メートルの廊下も鴬張りの廊下で、知恩院七不思議に数えられています。

【二条城見どころ 唐門】●修学旅行必見
唐門は重要文化財です。唐門は二の丸御殿の入り口にあり、正門です。唐門は四脚門です。唐門は1624年(寛永元年)から1626年(寛永3年)に建てられました。唐門は1626年(寛永3年)後水尾天皇が二条城に行幸した際、伏見城から移されたとも言われています。なお唐門は檜皮葺の切妻造です。
(二条城見どころ 唐門豆知識)
●唐門の冠木・梁の上には牡丹に蝶・龍虎・亀に乗る仙人などの極彩色の彫刻があります。
●修理の際に天皇家を表す菊の金具下から徳川家の三つ葉葵の紋が見つかりました。

【二条城見どころ 本丸御殿】
本丸御殿は重要文化財です。御殿は玄関・御常御殿・御書院・台所・雁之間が配置されています。御常御殿に中二階があり、三階建に見えます。御殿は1893年(明治26年)から1894年(明治27年)に旧桂宮邸を移して再建されました。
(二条城見どころ 本丸御殿豆知識)
●御殿は仁孝天皇の皇女・和宮が徳川家茂に降嫁する前に一時住んでいたそうです。
(二条城見どころ かつての本丸御殿豆知識)
●かつての本丸御殿は二の丸御殿と同じ規模だったが、1750年(寛延3年)の落雷で天守閣を焼失し、1788年(天明8年)の天明の大火で他の建物も焼失しました。

【二条城見どころ 本丸櫓門】
本丸櫓門は重要文化財です。櫓門は内濠に掛かる東橋を渡った本丸の入り口にあり、本丸の正門です。櫓門は1626年(寛永3年)に造営されました。なお櫓門は本瓦葺の入母屋造です。
(二条城見どころ 本丸櫓門豆知識)
●櫓門は1788(天明8年)の天明の大火で、唯一焼け残った本丸内の建物です。

【二条城見どころ 北・東大手門】
北・東大手門は重要文化財です。東大手門は正門です。北大手門は慶長年間に造られ、寛永年間に改修されました。東大手門は1626年(寛永3年)頃に造られました。なお北・東大手門は本瓦葺の入母屋造です。
(二条城見どころ 北大手門豆知識)
●北大手門は竹屋町通、東大手門は堀川通に面しています。
(二条城見どころ 東大手門豆知識)
●東大手門は1626年(寛永3年)後水尾天皇の二条城行幸の際、上から見下ろす櫓門から一重門に変えられ、行幸後に櫓門に戻されました。

【二条城見どころ 西門】
西門は重要文化財です。西門は非常時に土砂などで埋めて塞ぐことができる埋門です。西門は寛永年間に造られたと言われています。
(二条城見どころ 西門豆知識)
●西門は現在外濠に架かっていた橋が取り払われ、二条城への出入りはできません。

【二条城見どころ 桃山門・鳴子門】
桃山門・鳴子門は重要文化財です。桃山門・鳴子門は慶長年間に造られ、寛永年間に改修されました。なお桃山門は本瓦葺の入母屋造、鳴子門は本瓦葺の切妻造です。
(二条城見どころ 桃山門・鳴子門豆知識)
●桃山門は内濠の南東角、鳴子門は内濠の北東角に位置しています。

【二条城見どころ 北中・南中仕切門】
北中・南中仕切門は重要文化財です。北中・南中仕切門は寛永年間に造られました。なお北中・南中仕切門は招造庇付の本瓦葺です。
(二条城見どころ 北中・南中仕切門豆知識)
●北中仕切門は城内の北側、南中仕切門は城内の南側を東西に分けています。

【二条城見どころ 東南・西南隅櫓】
東南・西南隅櫓は重要文化財です。東南・西南隅櫓は慶長年間(1596年~1615年)に造営され、寛永年間(1624年~1645年)に改修されました。なお東南・西南隅櫓は二重二階櫓で、本瓦葺の入母屋造です。
(二条城見どころ 東南・西南隅櫓豆知識)
●東南・西南隅櫓以外にも東北・北西隅櫓もあったが、1788年(天明8年)の天明の大火によって焼失しました。

【二条城見どころ 土蔵】
土蔵(米蔵)は重要文化財です。土蔵は二の丸御殿の北側・内濠の北西角・内濠の南西角の3箇所にあります。土蔵はいずれも慶長年間に造られ、寛永年間に改修されました。なお土蔵は本瓦葺の入母屋造です。
(二条城見どころ 土蔵豆知識)
●土蔵にはかつて幕府直轄領から納められた年貢米を貯蔵していたそうです。
●土蔵は通常非公開です。

【二条城見どころ 二の丸庭園】
二の丸庭園は特別名勝です。庭園は池泉回遊式庭園です。庭園は1602年(慶長7年)から1603年(慶長8年)頃に小堀遠州が作庭したと言われています。庭園は行幸御殿からを第1正面、大広間からを第2正面、黒書院からを第3正面とする三正面式に設計され、視点が複数あることから八陣の庭とも言われました。
(二条城見どころ 二の丸庭園豆知識)
●庭園の池には蓬莱島・亀島・鶴島があります。亀島・鶴島はどの角度からも鶴と亀に見えるように石組みがされています。
(二条城見どころ かつての二の丸庭園豆知識)
●庭園には1626年(寛永3年)後水尾天皇が行幸した際、行幸御殿がありました。

【二条城見どころ 本丸庭園】
本丸庭園は芝生や植樹を中心とした回遊式洋風庭園です。庭園は本丸御殿(旧桂宮邸)が移された後から作庭が始まり、1896年(明治29年)に完成しました。なお本丸庭園はかつて枯山水庭園でした。
(二条城見どころ 本丸庭園豆知識)
●庭園は明治天皇の指示により、作庭されたと言われています。
●庭園には本丸の焼失後の江戸時代末期に茶室が建てられていました。

【二条城見どころ 清流園】
清流園(せいりゅうえん)は池泉回遊式山水園と洋風庭園を組み合わせた和洋折衷庭園です。清流園は1965年(昭和40年)に完成しました。なお清流園の名称は市長・高山義三(たかやまよしぞう)が名付けました。
(二条城見どころ 清流園豆知識)
●清流園は旧角倉屋敷の一部と庭石・庭木などが使われています。
●清流園は造園家・中根金作らが中心になって設計しました。

【二条城見どころ 天守台】
天守台は本丸の南西角にあります。天守台にあった5層の天守閣は伏見城の天守閣を移したとも言われています。ただ天守閣は1750年(寛延3年)の落雷によって焼失しました。なお天守台は高さ約21メートル、敷地約445平方メートルです。
(二条城見どころ 天守台豆知識)
●天守閣は第108代・後水尾天皇が昇り、天皇が唯一昇った天守閣と言われました。

【二条城見どころ 濠】
二条城は全体が外濠(外堀)で囲まれ、本丸御殿が内濠(内堀)で囲まれています。外濠の西側・南側が幅約20メートル、東側・北側が幅約10メートルです。内濠は幅約25メートルです。なお濠の水源はかつて南にある神泉苑(しんせんえん)の水源でした。
(二条城見どころ 濠豆知識)
●二条城は東西約500メートル・南北約400メートルで、外濠を囲む道路も含め史跡に指定されています。

【二条城見どころ 石垣】
石垣は外濠(外周約1.8キロ)・内濠(外周約400メートル)などにあります。石垣は1626年(寛永3年)頃には現在の姿に整備されたと言われています。石垣は戦国時代から安土桃山時代によく見られる自然石をそのまま積んだ野面積みと江戸時代によく見られる切った石を隙間なく積み上げた切込ハギ(切込み接ぎ)で構成されています。
(二条城見どころ 石垣豆知識)
●石垣は江戸時代に地震によって崩れ、大規模に修理が行われました。

【二条城見どころ 台所】
台所は重要文化財です。台所は二の丸御殿の遠侍の北側にあります。台所には土間・板敷の広間・御膳所・料理の間などがあります。板敷の広間で調理し、御膳所で盛り付けました。台所は寛永年間(1624年~1645年)に造営されました。なお台所は本瓦葺です。
(二条城見どころ 台所豆知識)
●台所は通常非公開です。ただ桜の季節にはライトアップが行われる場所になります。

【二条城見どころ 御清所】
御清所(おきよどころ)は重要文化財です。御清所は二の丸御殿の台所の南にあります。御清所は御膳所を兼ねた台所で、煙出しがあります。御清所は江戸時代初期に造営されました。なお御清所は本瓦葺です。
(二条城見どころ 御清所豆知識)
●御清所は通常非公開です。

【二条城見どころ 番所】
番所は東大手門の北側にあります。番所では将軍が不在の場合、毎年4月に大番組から1組50人の2組が江戸から派遣され、1年交代で警備していました。警備の武士は二条在番と言われていました。なお江戸時代の番所の遺構は少ないそうです。
(二条城見どころ 番所豆知識)
●番所は正面十間(約19.6メートル)・奥行三間(約6.06メートル)です。

【二条城見どころ 収蔵館】
収蔵館では二条城が所有する障壁画などの文化財を収蔵・展示しています。収蔵館の開館時間は9:00~16:45です。入館料は小学生以上100円です。(要確認)
(二条城見どころ 収蔵館豆知識)
●収蔵館は二条城築城400年を記念して、2005年(平成17年)にオープンしました。

【二条城見どころ 桜】
二条城は桜の名所です。二条城には山桜・里桜・八重紅枝垂桜・染井吉野など約50種・約400本の桜の木があります。桜は例年だと4月上旬頃に見頃を迎えます。
(二条城見どころ 桜豆知識)
●桜が見頃を迎える時期にライトアップが行われます。
●染井吉野は京都地方気象台が観察する桜の標本木になっています。
ライトアップ・二条城見どころ

【二条城見どころ 梅】
二条城は梅の名所です。二条城は城内南西部の梅林などに紅梅・白梅・桃色梅・紅白の花を咲き分ける源平咲き分け・枝垂梅など130本の梅の木があります。梅は例年2月下旬頃から3月中旬頃に見頃を迎えます。
(二条城見どころ 梅豆知識)
●梅林は1954年(昭和29年)にかし林を伐採した際に植樹さました。

【二条城見どころ 花暦】
二条城には桜・梅などを含め、土佐水木(とさみずき)・躑躅(つつじ)・空木(うつぎ)・山法師(やまぼうし)・皐月(さつき)・百日紅(さるすべり)・枝垂槐(しだれえんじゅ)など140種以上・1万5千本以上のが植えられています。
(二条城見どころ 花暦豆知識)
●紅葉・黄葉は10月下旬頃から12月上旬頃まで楽しめます。
花暦・二条城見どころ

【二条城見どころ 観桜茶会】
二条城では桜が見頃を迎える4月上旬に表千家による観桜茶会が行われます。観桜茶会では晴れていれば、野点席が設けられます。なお観桜茶会は庭園・清流園が完成した1965年(昭和40年)から行われています。
(二条城見どころ 観桜茶会豆知識)
●表千家は茶道流派のひとつで、裏千家と武者小路千家とともに三千家と言われています。
観桜茶会・二条城見どころ

【二条城見どころ 市民煎茶の会】
二条城では5月に市民煎茶の会が行われています。市民煎茶の会は泰山流(たいざんりゅう)・瑞芳菴流(ずいほうあんりゅう)・賣茶本流(ばいさほんりゅう)・小川流(おがわりゅう)・玉川遠州流(ぎょくせんえんしゅうりゅう)・皇風煎茶禮式(こうふうせんちゃれいしき)によって行われます。なお市民煎茶の会は1955年(昭和30年)から行われています。
(二条城見どころ 市民煎茶の会豆知識)
●市民煎茶の会では清流園に煎茶席を設けられます。
市民煎茶の会・二条城見どころ

【二条城見どころ 市民大茶会】
二条城では10月から11月に市民大茶会が行われています。市民大茶会は表千家・裏千家・藪内流(やぶのうちりゅう・藪内家)の3流派によって行われます。ちなみに3流派はいずれも千利休ゆかりの茶道流派です。
(二条城見どころ 市民大茶会豆知識)
●市民大茶会では清流園に茶席とそば席が設けられます。
市民大茶会・二条城見どころ

【二条城見どころ 京の七夕】
二条城では8月上旬頃から京の七夕(二条城会場)を行っています。京の七夕では夜間の特別公開が行われます。二の丸御殿の唐門や庭園・清流園がライトアップされたり、竹と光のアート作品が展示されたり、京の名産品展が行われます。
(二条城見どころ 京の七夕豆知識)
●京の七夕(二条城会場)は2016年(平成28年)から独立して行われています。
京の七夕・二条城見どころ

【二条城見どころ 二条城まつり】
二条城では10月頃から二条城まつりを行っています。二条城まつりは観光客や市民に世界遺産である二条城の魅力を知っていただく為に行われています。二条城まつりでは市民大茶会・京の老舗名産品展などのイベントが行われます。
二条城まつり・二条城見どころ

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