伏見稲荷大社行事

伏見稲荷大社

伏見稲荷大社で行われる行事を紹介しています。なお伏見稲荷大社は社伝によると711年(和銅4年)伊侶巨秦公(いろこのはたのきみ)が勅命を受け、伊奈利山(稲荷山)の三つの峯の平らな場所に稲荷大神を祀ったことが起源と言われています。

【伏見稲荷大社行事以外の情報】
伏見稲荷大社基本情報
伏見稲荷大社歴史
伏見稲荷大社見どころ
伏見稲荷大社七不思議

【伏見稲荷大社行事 1月1日 】
歳旦祭(さいたんさい)では国家の安泰と新年の無事平穏を祈願します。なお歳旦祭後には神職が摂末社を巡拝したり、社務所・正庁の間で新年拝賀式が行われたりします。
歳旦祭は1年の始まりに神社などで行われる行事です。なお歳旦祭はかつて皇室祭祀令に基づく小祭日のひとつでした。

【伏見稲荷大社行事 1月5日 本殿の儀・山上の儀】
大山祭(おおやまさい)では稲荷大神が鎮座した稲荷山の三ヶ峰を拝する御膳谷奉拝所で、霊石・御饌石(みけいし)に中汲酒を盛った斎土器を供え、五穀豊穣・家業繁栄を祈願します。
御膳谷奉拝所にはかつて三ヶ峰に神供をした神饗殿(みあえどの)と御竈殿(みかまどの)があったと言われています。

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【伏見稲荷大社行事 1月12日 奉射祭】
奉射祭(ほうしゃさい)は御弓始神事で、年頭に邪気・陰気を祓い、陽気を迎えます。奉射祭では副斎主が神矢で天地四方を射ます。そして次に神職が真矢で大的を射ます。
奉射祭では矢の当り具合で、五穀の豊凶を占うと言われています。

【伏見稲荷大社行事 成人の日 成年祭】
成年祭(せいじんさい)では成人になる男女の今後の人生に稲荷大神の加護があるように祈願します。なお参集殿ホールでは平安時代の貴族・鎌倉時代の武家・江戸時代の町人などの元服式の実技が行われます。

【伏見稲荷大社行事 節分の日 節分祭】
節分祭(せつぶんさい)では除疫・招福を祈願します。なお節分祭後には外拝殿で、福男・福女・福娘による豆まきが行われます。
節分は元は季節の節目で、立春・立夏・立秋・立冬の前日を差していたが、江戸時代以降は立春の前日だけを指すことが多くなりました。なお季節の節目には邪気が生じるとされています。

【伏見稲荷大社行事 2月初午の日 初午大祭】
初午大祭(はつうまたいさい)は稲荷大神が最初に稲荷山に鎮座した711年(和銅4年)2月の初午の日に因んで行われます。初午大祭は古来から京洛初春第一の祭事と言われ、授与される「しるしの杉」には商売繁盛・家内安全のご利益があると言われています。
初午大祭ではご神木・杉の小枝を挿し、幸福を祈ったことから福参り・初午詣とも言われました。

【伏見稲荷大社行事 4月1日 献花祭】
献花祭(けんかさい)では外拝殿で、池坊華道会による献華が行われます。
池坊華道会は聖徳太子が沐浴されたと言われている池跡がある六角堂(頂法寺)が発祥の地とも言われています。なお外拝殿(舞殿)は重要文化財で、1589年(天正17年)に造営され、1840年(天保11年)に改築されました。

【伏見稲荷大社行事 4月8日に近い日曜日 産業祭】
産業祭(さんぎょうさい)ではあらゆる産業の守護神・稲荷大神の神恩に感謝し、産業の発展・興隆を祈願します。なお産業祭では神楽女による桜花舞が奏されたり、茶道・薮内流による献茶祭が行われたりします。
産業祭では産業界の優秀な製品などが奉納され、参拝者も見ることができます。

【伏見稲荷大社行事 4月12日 水口播種祭】
水口播種祭(みなくちはしゅさい)では稲種を苗代田におろす前に稲荷大神に生育を祈願します。なお水口播種祭では神田で籾種を撒く神事も行われます。
稲荷大神は農業の神で、五穀豊穰・商売繁盛などのご利益があると言われています。

【伏見稲荷大社行事 4月20日に近い日曜日 稲荷祭(神幸祭)】
稲荷祭(神幸祭)では稲荷大神の神霊を神輿に奉遷し、1年に1回氏子地区にあるお旅所まで巡幸して、還幸祭まで奉安殿に納められます。
稲荷祭(神幸祭)では神職・奉仕者などの全員が冠・烏帽子に杉の小枝を挿します。

【伏見稲荷大社行事 5月3日 稲荷祭(還幸祭)】
稲荷祭(還幸祭)では稲荷大神の神霊を奉遷した神輿がお旅所から伏見稲荷大社に戻ります。なおお旅所近くにあり、伏見稲荷大社を鎮守社としたと言われる東寺では僧侶による神供が行われます。なお稲荷祭(還幸祭)は1040年(長久元年)には既に行われていたと言われています。
稲荷祭(還幸祭)の翌日には稲荷祭後宮祭(あとみやさい)が行われます。

【伏見稲荷大社行事 6月10日 田植祭】
田植祭(たうえさい)では神前に供えるご料米の稲苗を神田に植えます。田植祭では御田舞が奏され、早乙女などが田植を行います。
稲荷大神は農業の神で、五穀豊穰・商売繁盛などのご利益があると言われています。

【伏見稲荷大社行事 6月30日 夏越の祓】
夏越の祓(なごしのはらえ)は形代(かたしろ)を河海に流し、知らず知らずの内に犯している罪や穢れを祓い清めます。なお夏越の祓では神職・参列者が茅の輪をくぐります。
夏越の祓は素戔鳴命(すさのおのみこと)に宿を供して救った蘇民将来(そみんしょうらい)が腰に茅の輪を下げたところ子孫に至るまで災厄なく栄えたという神話に由来しています。

【伏見稲荷大社行事 7月土用入後初の日曜又は祝日 本宮祭】
本宮祭(もとみやさい)では稲荷大神の分霊を祀る崇敬者が参拝して、神恩に感謝します。なお前日の宵宮祭(よいみやさい)では稲荷山や境内にある石灯篭・献納提灯を灯す万灯神事(まんとうしんじ)が行われます。
本宮祭では外拝殿に奉納された行灯画(あんどんが)を展示したり、参集殿の広場で本宮踊りが奉納されたりします。

【伏見稲荷大社行事 10月体育の日の前日・前々日 講員大祭】
講員大祭(こういんたいさい)では講員が稲荷大社の神恩に奉賽するとともに家内安全・生業繁栄を祈願します。
講員は稲荷大社の神徳を広く宣揚したり、伏見稲荷大社の事業を翼賛したりする信仰団体に所属しています。

【伏見稲荷大社行事 10月24日 献茶祭】
献茶祭(けんちゃさい)は茶道・裏千家家元による奉仕で行われます。献茶祭では御茶屋などに茶席が設けられます。
裏千家は利休の孫・千宗旦が建てた茶室・今日庵(こんにちあん)を継いだ宗旦の末っ子・仙叟宗室(せんそうそうしつ)に始まります。なお御茶屋は重要文化財で、1641年(寛永18年)祠官・羽倉延次が後水尾上皇から仙洞御所にあった御茶屋を賜って移しました。

【伏見稲荷大社行事 10月25日 抜穂祭】
抜穂祭(ぬきほさい)では稲荷大神の働きによって稔った稲を刈り取ります。なお刈り取られた稲は新嘗祭(にいなめさい)で稲荷大神に供えられます。
抜穂祭で刈られた稲の稲藁は火焚祭(ひたきさい)で焚き上げられます。

【伏見稲荷大社行事 11月8日 火焚祭】
火焚祭(ひたきさい)は秋の収穫の後に五穀豊饒などを稲荷大神に感謝します。火焚祭では抜穂祭で刈られた稲の稲藁や全国から奉納された数十万本の火焚串(ひたきぐし)が焚き上げられます。なお火焚祭の夜には御神楽・人長舞が奉納されます。
火焚祭では神職などが大祓詞を唱え、罪障消滅(ざいしょうしょうめつ)・万福招来(まんぷくしょうらい)を祈願します。

【伏見稲荷大社行事 11月23日 新嘗祭】
新嘗祭(にいなめさい)では抜穂祭で刈取られた米を稲荷大神に供え、豊作を感謝するとともに国の平安を祈念します。
新嘗祭は古くからの宮中で行われていた祭祀です。新嘗祭では天皇が五穀の新穀を天神地祇(てんじんちぎ)に供え、自らも食して収穫に感謝しました。

【伏見稲荷大社行事 12月31日 大祓式】
大祓式(おおはらえしき)では形代(かたしろ)を河海に流し、知らず知らずの内に犯している罪や穢れを祓い清めます。なお大祓式後には稲荷大神の守護によって一年間無事に過ごせたことを感謝する除夜祭が行われます。
大祓式は6月30日に行われる夏越の祓が水無月の大祓と言われるのに対して、師走の大祓とも言われます。

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