大覚寺見どころ

大覚寺

大覚寺見どころを簡単に分かりやすくまとめて紹介しています。(修学旅行から一人旅まで)大覚寺見どころ・正寝殿(重要文化財)は安土桃山時代に建てられた御所・紫宸殿(ししんでん)を第108代・後水尾天皇から賜って移しました。正寝殿の御冠の間には玉座があり、後宇多上皇(第91代・後宇多天皇)が院政を行った部屋を再現しているそうです。

【大覚寺見どころ以外の情報】
大覚寺基本情報
大覚寺歴史

【大覚寺見どころ 歴史・簡単概要】
大覚寺(だいかくじ)・旧嵯峨御所大本山大覚寺(きゅうさがごしょだいほんざんだいかくじ)は平安時代初期に第52代・嵯峨天皇が造営した離宮・嵯峨院があった場所です。嵯峨院では真言宗の宗祖である弘法大師・空海が嵯峨天皇の信任を得て、空海が自ら刻んだと言われている五大明王を安置する堂を建立して修法を行いました。876年(貞観18年)に嵯峨天皇の皇女で、第53代・淳和天皇の皇后・正子内親王(まさこないしんのう)が淳和天皇の第2皇子・恒寂入道親王(ごうじゃくにゅうどうしんのう・恒貞親王)を開山として離宮を寺院に改めて門跡寺院になり、第56代・清和天皇から寺号・大覚寺を賜ったと言われています。

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【大覚寺見どころ 正寝殿】●修学旅行必見
正寝殿(しょうしんでん)は重要文化財です。正寝殿は客殿(対面所)です。正寝殿には御冠の間(おかんむりのま)・剣璽の間(けんじのま)・紅葉の間・竹の間・雪の間・鷹の間・山水の間・聖人の間・賢人の間・狭屋の間など大小12の部屋があります。御冠の間(上段の間)では南北朝媾和会議が行われたとも言われ、南北朝講和の間とも言われています。正寝殿は安土桃山時代に建立されました。なお正寝殿は檜皮葺の入母屋造です。
(大覚寺見どころ 正寝殿豆知識)
●正寝殿は桁行正面七間・背面八間・梁間四間です。
●正寝殿には絵師・狩野山楽(かのうさんらく)と渡辺始興(わたなべしこう)が描いた障壁画があります。
●正寝殿の御冠の間には玉座があり、後宇多上皇(第91代・後宇多天皇)が院政を行った部屋を再現しているそうです。

【大覚寺見どころ 宸殿】
宸殿(しんでん)は重要文化財です。宸殿は周囲に鴬張り(うぐいすばり)の広縁を巡らし、牡丹の間・柳松の間・紅梅の間・鶴の間に分かれています。宸殿の前には右近の橘と左近の梅があります。宸殿は1619年(元和5年)に第108代・後水尾天皇から中宮・東福門院(江戸幕府2代将軍・徳川秀忠の娘)の女御御殿の宸殿を賜って建立されました。なお宸殿は檜皮葺の入母屋造です。
(大覚寺見どころ 宸殿豆知識)
●宸殿には絵師・狩野山楽が描いた障壁画があります。
●宸殿の回廊は折れ曲げられたり、天井が低かったり、また欄干はかつては取り外せて武器にもなったとも言われています。

【大覚寺見どころ 御影堂】
御影堂(みえどう・心経前殿)は心経殿の前殿です。御影堂は心経殿を拝する為に内陣正面は開けられています。御影堂は1925年(大正14年)に第123代・大正天皇の即位式に使用された饗応殿(きょうおうでん)を後宇多法皇600回忌に移したものです。なお御影堂は桟瓦葺の入母屋造です。
(大覚寺見どころ 御影堂豆知識)
●御影堂は内陣にゆかりがある嵯峨天皇像・後宇多法皇像・恒寂法親王像・弘法大師像を安置しています。

【大覚寺見どころ 五大堂】
五大堂(ごだいどう)は本堂です。五大堂は第52代・嵯峨天皇が天下泰平・五穀豊穣を祈念して建立したのが起源です。五大堂は御影堂が移された際に現在の場所に移りました。五大堂の観月台からは大沢池を見ることができます。五大堂は天明年間(1781年~1789年)に再建されました。なお五大堂は瓦葺の入母屋造です。
(大覚寺見どころ 五大堂豆知識)
●五大堂はかつて鎌倉時代に造仏された五大明王像が安置していたが、現在は1975年(昭和50年)に松久朋琳(まつひさ ほうりん)・松久宗琳(まつひさ そうりん)親子が造仏した本尊・五大明王像を安置しています。なお五大明王像は収蔵庫に移されました。

【大覚寺見どころ 勅使門】
勅使門(ちょくしもん)は四脚門です。勅使門は本来皇室関係者にしか開けられないが、華道・嵯峨御流の数年に一度の献花式や愛宕神社と野宮神社の祭礼・嵯峨祭の際などには開けられると言われています。勅使門は嘉永年間(1848年~1855年)に再建されました。なお勅使門は銅瓦葺の切妻造です。
(大覚寺見どころ 勅使門豆知識)
●勅使門は江戸(東京)に向かう有栖川宮慈性門跡(ありすがわのみやじしょうもんぜき)が何度も振り返られたことからおなごりの門とも言われています。
●勅使門には鍍金の飾り装飾が施された大きな菊の御紋があります。
嵯峨祭・大覚寺見どころ

【大覚寺見どころ 勅封心経殿】
勅封心経殿(ちょくふうしんぎょうでん)は奈良・法隆寺(ほうりゅうじ)の国宝・夢殿(ゆめどの)を模した八角堂です。勅封心経殿は60年に一度開扉されます。勅封心経殿は1925年(大正14年)に再建されました。なお勅封心経殿は鋼板葺です。
(大覚寺見どころ 勅封心経殿豆知識)
●勅封心経殿には嵯峨天皇・後光厳天皇・後花園天皇・後奈良天皇・正親町天皇・光格天皇天皇の勅封心経を奉安しています。
●勅封心経殿は薬師如来像も安置されています。

【大覚寺見どころ 心経宝塔】
心経宝塔(しんぎょうほうとう)は大沢池の畔にあります。心経宝塔の基壇には如意宝珠(にょいほうじゅ)を納めた真珠の小塔があります。心経宝塔は1967(昭和42年)に嵯峨天皇心経写経1150年を記念して建立されました。
(大覚寺見どころ 心経宝塔豆知識)
●心経宝塔は弘法大師像を安置しています。

【大覚寺見どころ 安井堂】
安井堂(やすいどう)は1871年(明治4年)に蓮華光院(れんげこういん・安井門跡)の御影堂を移したものです。なお蓮華光院は明治維新後の神仏分離によって廃寺になり、安井金比羅宮(やすいこんぴらぐう・安井神社)だけが残りました。
(大覚寺見どころ 安井堂豆知識)
●安井堂は内陣の格天井鏡板に花鳥などが描かれ、内々陣の鏡天井に雲龍が描かれています。

【大覚寺見どころ 霊明殿】
霊明殿(れいめいでん)は縁板まで含めて総朱塗りです。霊明殿は1958年(昭和33年)に大覚寺門跡・草繋全宜(くさなぎぜんぎ)が1928年(昭和3年)に第30代内閣総理大臣・斎藤実(さいとうまこと)が創建した東京中野区・日仏寺の本堂を移して建立されました。
(大覚寺見どころ 霊明殿豆知識)
●霊明殿は阿弥陀如来を祀っています。

【大覚寺見どころ 明智陣屋】
明智陣屋は宸殿の西にあります。明智陣屋は江戸時代に明智光秀(あけちみつひで)の居城だった亀山城(かめやまじょう)の一部を明智門とともに移したとも言われています。なお明智陣屋は本瓦葺の切妻造です。
(大覚寺見どころ 明智陣屋豆知識)
●明智陣屋近くの明智門は本瓦葺の切妻造です。

【大覚寺見どころ 村雨の廊下】
村雨の廊下(むらさめのろうか)は宸殿・御影堂などの諸堂を繋ぐ廊下です。柱を雨、直角に折れ曲がった廊下を稲光に例え、村雨の廊下と言われています。村雨の廊下は鴬張りで、刀や槍を振り上げられないように天井が低くなっています。

【大覚寺見どころ 望雲亭】
望雲亭(ぼううんてい)は大沢池近くにあります。望雲亭は明治時代に裏千家のはからいによって造営されたが、1973年(昭和48年)の火災によって焼失し、1975年(昭和50年)に寺号勅許1100年の記念事業として再建されました。
(大覚寺見どころ 望雲亭豆知識)
●望雲亭には有栖川宮家(ありすがわのみやけ)から賜った家具が使用されています。

【大覚寺見どころ 霊宝館】
霊宝館(れいほうかん)は大覚寺が所蔵する文化財を収蔵・展示しています。霊宝館は1968年(昭和43年)に勅封心経御写経1150年記念事業として建設されました。なお霊宝館は通常は非公開だが、春や秋などに特別公開されています。

【大覚寺見どころ 五社明神】
五社明神(ごしゃみょうじん)は大沢池近くにあります。五社明神は鎮守です。五社明神は弘法大師・空海が離宮・嵯峨院の鎮守社として勧請したとも言われています。
(大覚寺見どころ 五社明神豆知識)
●五社明神には豊受大神(とようけのおおかみ)などが祀られています。

【大覚寺見どころ 大沢池】●修学旅行必見
大沢池は名勝です。大沢池は池泉舟遊式庭園(林泉式庭園)です。大沢池は814年(弘仁5年)頃に第52代・嵯峨天皇が中国・洞庭湖(どうていこ)を模して築造したとも言われています。大沢池は周囲約1キロの日本最古の人工の庭池と言われています。作庭者は絵師・巨勢金岡(こせのかなおか)とも、貴族で、画家だった百済河成(くだらのかわなり)とも言われています。
(大覚寺見どころ 大沢池豆知識)
●大沢池は奈良の猿沢池(さるさわいけ)・滋賀の石山寺(いしやまでら)とともに三大名月鑑賞地とされています。
●大沢池には天神島(てんじんじま)・菊ヶ島(きくがしま)・庭湖石(ていこせき)があります。

【大覚寺見どころ 名古曽滝跡】
名古曽滝跡(なこそのたきあと)は大沢池とともに名勝です。名古曽滝跡は京都市内に現存する最古の庭園の遺構と言われています。名古曽滝跡は「今昔物語(こんじゃくものがたり)平安時代末期成立」によると百済河成が作庭したとも言われています。なお名古曽滝跡は1999年(平成11年)に復元が完了しました。
(大覚寺見どころ 名古曽滝跡豆知識)
●名古曽滝は平安時代の離宮・嵯峨院の滝殿庭園内にありました。

【大覚寺見どころ 紅葉】
紅葉の名所です。大沢池を含む広大な山内にカエデなどが植えられています。紅葉は例年11月中旬頃から11月下旬頃に見ごろを迎えます。なお紅葉が見ごろを迎える時期にライトアップ・真紅の水鏡が行われています。
紅葉・大覚寺見どころ紅葉ライトアップ・大覚寺見どころ

【大覚寺見どころ 桜】
桜の名所です。勅使門前の枝垂桜・染井吉野・山桜など約500本の桜の木が植えられています。桜は例年4月上旬頃に見ごろを迎えます。
桜・大覚寺見どころ

【大覚寺見どころ 梅】
梅の名所です。大沢池の北側にある嵯峨の梅林に約170本の梅の木が植えられています。桜は例年3月上旬頃から3月下旬頃に見ごろを迎えます。なお宸殿前には左近の梅が植えられています。

【大覚寺見どころ 宵弘法】
毎年8月20日に宵弘法(よいこうぼう)が行われています。宵弘法では先祖の供養・家族の健康を祈願します。なお宵弘法は弘法大師・空海が除災招福を祈念し、毎年1回行った法会が起源です。
(大覚寺見どころ 宵弘法豆知識)
●大沢池の護摩壇で行われる送り火は「嵯峨の送り火」とも言われています。
宵弘法・大覚寺見どころ

【大覚寺見どころ 華道祭】
毎年に華道祭(かどうさい)が行われています。華道祭はいけばな嵯峨御流の最大の行事と言われています。なお華道祭は大覚寺が生け花発祥の寺で、いけばな嵯峨御流の総司所(家元)であることに由来しています。
(大覚寺見どころ 華道祭豆知識)
●華道祭では嵯峨天皇奉献華法会・華供養写経奉納・舞楽奉納・いけばな体験なども行われます。
華道祭・大覚寺見どころ

【大覚寺見どころ 観月の夕べ】
毎年中秋の名月頃に観月の夕べ(かんげつのゆうべ)が行われています。満月法会(まんげつほうえ)では月を望む場所に祭壇を設け、団子・芋・豆・お茶・お花などを供え、農作物の豊作と人々の幸せを祈願します。
(大覚寺見どころ 観月の夕べ豆知識)
●観月の夕べでは大沢池に浮かぶ龍頭舟・鷁首舟上で観月を楽しむことができます。
観月の夕べ・大覚寺見どころ

【大覚寺見どころ 嵯峨菊展】
毎年11月に嵯峨菊展(さがぎくてん)が行われています。嵯峨菊展では日本三大名菊(江戸菊・肥後菊)のひとつに数えられ、門外不出とされている嵯峨菊が一般公開されます。
(大覚寺見どころ 華道祭豆知識)
●嵯峨菊は大沢池の菊ヶ島に自生していた野菊を王朝の気品ある感覚により、永年に渡って品種改良してきたものです。
嵯峨菊展・大覚寺見どころ

【大覚寺見どころ 覚勝院】
覚勝院(かくしょういん)は塔頭(はっちゅう)です。覚勝院は正平年間(1346年~1370年)に摂政・関白の子息が出家し、法皇の法流を継承する院家の住坊として建立されました。1711年(宝永8年)に江戸幕府6代将軍・徳川家宣の寄進によって本堂が建立されました。
(大覚寺見どころ 覚勝院豆知識)
●覚勝院ではかつて聖天様の大根供養(大根焚き)が行われていました。
覚勝院・大覚寺見どころ

【大覚寺見どころ 祇王寺】
祇王寺(ぎおうじ)は真言宗大覚寺派の尼寺です。祇王寺は平安時代に平清盛の寵愛を受けた白拍子の祇王(妓王)と仏御前が出家の為に入寺したとも言われています。また浄土宗の開祖・法然上人の門弟・良鎮が創建した往生院があった場所とも言われています。
(大覚寺見どころ 祇王寺豆知識)
●大覚寺と祇王寺ではお得な共通拝観券があります。
祇王寺・大覚寺見どころ

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