祇園祭山鉾の曳き初め・舁き初め

函谷鉾曳き初め

山鉾曳き初め・舁き初めは7月17日の祇園祭前祭山鉾巡行・7月24日の祇園祭後祭山鉾巡行に先立って、組み立てた山鉾を本番さながらに動かします。曳き初めでは山鉾を見るだけでなく、曳く体験ができます。なお山鉾曳き初めは全ての山鉾で行われるのではなく、一部の山鉾で行われます。

【山鉾曳き初め・舁き初め 日程時間(要確認)】
山鉾曳き初め・舁き初めは毎年7月12日・13日・20日・21日に行われます。

【祇園祭 歴史・簡単概要】
祇園祭(ぎおんまつり)は平安時代前期の869年(貞観11年)に京都をはじめ全国に疫病が流行し、牛頭天王(ごずてんのう)・素戔嗚尊(すさのおのみこと)の祟りであるとし、卜部日良麿(うらべのひらまろ)が禁苑(宮中の庭)である神泉苑に国の数と同じ66本の鉾を立て、悪霊を移して穢れを祓い、薬師如来の化身とされる牛頭天王(素戔嗚尊)を祀り、更に牛頭天王(素戔嗚尊)を主祭神とする八坂神社(祇園社)に3基の神輿を送り、病魔退散を祈願した祇園御霊会(ぎおんごりょうえ)が起源と言われています。

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【祇園祭 函谷鉾曳き初め】
函谷鉾(かんこほこ)は中国の戦国時代(紀元前403~221年)に斉の孟嘗君(もうしょうくん)が鶏の声により、函谷関(かんこくかん)を無事に脱出できたという史記・鶏鳴狗盗(けいめいくとう)に由来しています。
日程・・・7月12日14:00~
場所・・・四条通
重量・・・約11.3トン(2008年(平成20年)測定)
函谷鉾・祇園祭前祭

【祇園祭 鶏鉾曳き初め】
鶏鉾(にわとりほこ)は中国の堯(ぎょう)の時代に天下がよく治まり、訴訟用の太鼓・諫鼓(れんこ)が使われなくなり、苔が生えて鶏が宿ったという故事・諌鼓に由来しています。
日程・・・7月12日14:30~
場所・・・室町通
重量・・・約9.4トン(2008年(平成20年)測定)
鶏鉾・祇園祭前祭

【祇園祭 月鉾曳き初め】
月鉾(つきほこ)は鉾頭に新月型(みかづき)を付け、真木の天王座に月読尊(つきよみのみこと)を祀っていることに由来しています。なお現在の新月型は1981年(昭和56年)に田辺勇蔵から贈られた18金製のものです。
日程・・・7月12日15:00~
場所・・・四条通
重量・・・約11.8トン(2008年(平成20年)測定)
月鉾・祇園祭前祭

【祇園祭 菊水鉾曳き初め】
菊水鉾(きくすいほこ)は室町時代末期町内に千利休の師である茶人・武野紹鴎(たけのじょうおう)の大黒庵があり、その屋敷にあった名水・菊水井(きくすいい)に由来しています。
日程・・・7月12日15:00~
場所・・・室町通
重量・・・約10.3トン(2008年(平成20年)測定)
菊水鉾・祇園祭前祭

【祇園祭 長刀鉾曳き初め】
長刀鉾(なぎなたほこ)は鉾頭に疫病邪悪(えきびょうじゃあく)を祓う大長刀(おおなぎなた)を付けていることに由来しています。かつては三条小鍛冶宗近(さんじょうこかじむねちか)が造った長刀が付けられていました。
日程・・・7月12日15:30~
場所・・・四条通
重量・・・約11.1トン(2008年(平成20年)測定)
長刀鉾・祇園祭前祭

【祇園祭 蟷螂山舁き初め】
蟷螂山(とうろうやま)は車に惹かれそうなカマキリが鎌を振り上げて立ち向う「蟷螂(とうろう)の斧を以て隆車の隧(わだち)を禦(ふせ)がんと欲す」という中国の故事と公卿・四条隆資(しじょうたかすけ)に由来しています。
日程・・・7月13日12:00~
場所・・・西洞院通
重量・・・約1.2トン(2008年(平成20年)測定)
蟷螂山・祇園祭前祭

【祇園祭 放下鉾曳き初め】
放下鉾(ほうかほこ)は真木の天王座(てんのうざ)に放下僧を祀っていることに由来しています。なお放下は元々禅宗からきた言葉で、一切を放り投げ、無我の境地に至ることを意味したそうです。
日程・・・7月13日15:00~
場所・・・新町通
重量・・・約10.3トン(2008年(平成20年)測定)
放下鉾・祇園祭前祭

【祇園祭 船鉾曳き初め】
船鉾(ふねほこ)は懐妊中の神功皇后(じんぐうこうごう)による三韓征伐(さんかんせいばつ)の説話に由来しています。船鉾は新羅遠征の出船が由来の為、大船鉾が「凱旋の船鉾」と言われるのに対し、「出陣の船鉾」と言われています。
日程・・・7月13日15:00~
場所・・・新町通
重量・・・約8.4トン(2008年(平成20年)測定)
船鉾・祇園祭前祭

【祇園祭 岩戸山曳き初め】
岩戸山(いわとやま)は天照大神(あまてらすおおかみ)が天の岩戸(あまのいわと)を開いて現れる日本神話に由来しています。なお天照大神が岩戸に隠れ、世の中は暗闇になったと言われています。
日程・・・7月13日15:00~
場所・・・新町通
重量・・・約8.2トン(2008年(平成20年)測定)
岩戸山・祇園祭前祭

【祇園祭 大船鉾曳き初め】
大船鉾(おおふねほこ)は懐妊中の神功皇后(じんぐうこうごう)による三韓征伐(さんかんせいばつ)の説話に由来しています。大船鉾は船鉾が「出陣の船鉾」と言われるのに対し、新羅遠征からの帰船が由来の為に「凱旋の船鉾」と言われています。
日程・・・7月20日14:00~
場所・・・新町通
重量・・・不明(2014年(平成26年)から巡行に復帰)
大船鉾・祇園祭後祭

【祇園祭 北観音山曳き初め】
北観音山(きたかんのんやま)は山の上には楊柳観音像(ようりゅうかんのんぞう)と韋駄天立像(いだてんりつぞう)を祀っていることに由来しています。なお楊柳観音は右手に柳の枝を持っていることから楊柳観音と言われています。
日程・・・7月20日15:00~
場所・・・新町通
重量・・・約9.2トン(2008年(平成20年)測定)
北観音山・祇園祭後祭

【祇園祭 南観音山曳き初め】
南観音山(みなみかんのんやま)は楊柳観音像(ようりゅうかんのんぞう)と脇侍・善財童子像(ぜんざいどうし)を祀っていることに由来しています。なお楊柳観音は右手に柳の枝を持っていることから楊柳観音と言われています。
日程・・・7月20日15:00~
場所・・・新町通
重量・・・約9.5トン(2008年(平成20年)測定)
南観音山・祇園祭後祭

【祇園祭 八幡山舁き初め】
八幡山(はちまんやま)は町内に祀られていた八幡宮を勧請したことに由来しています。八幡山の鳥居には夫婦円満を象徴する雌雄の鳩が向かい合って止まっています。なお祇園祭以外の期間は八幡宮を町会所の庭で祀っているそうです。
日程・・・7月20日16:00~ 山鉾町の関係者によって舁かれます。
場所・・・新町通
重量・・・約0.75トン(2008年(平成20年)測定)
八幡山・祇園祭後祭

【祇園祭 橋弁慶山舁き初め】
橋弁慶山(はしべんけいやま)は五条橋で弁慶と牛若丸(源義経)の出会った謡曲・橋弁慶に由来しています。なお弁慶も牛若丸には全く歯が立たず、牛若丸に名を尋ねて降参し、主従の契りを結んだそうです。
日程・・・7月21日11:00~ 山鉾町の関係者によって舁かれます。
場所・・・蛸薬師通
重量・・・約0.8トン(2008年(平成20年)測定)
橋弁慶山・祇園祭後祭

【山鉾曳き初め・舁き初め 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。(画像募集中・コンタクト参照)
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