嵯峨釈迦堂見どころ

嵯峨釈迦堂清涼寺

嵯峨釈迦堂見どころ・豆知識(清凉寺見どころ)を紹介しています。嵯峨釈迦堂見どころ・本堂(京都府指定文化財)は1637年(寛永14年)の嵯峨大火によって消失し、1701年(元禄14年)に江戸幕府五代将軍・徳川綱吉の生母・桂昌院の発願と大坂の豪商・住友吉左衛門の援助によって再建されました。

【嵯峨釈迦堂見どころ以外の情報】
嵯峨釈迦堂基本情報

【嵯峨釈迦堂見どころ 歴史・簡単概要】
嵯峨釈迦堂(さがしゃかどう)・清涼寺(せいりょうじ)は嵯峨天皇の皇子である左大臣・源融(みなもとのとおる)の山荘・棲霞観(せいかかん)があった場所です。清涼寺は源融の没後に弥陀三尊像を造立して安置し、棲霞寺(せいかじ)と号したのが起源とも、945年(天慶8年)重明親王妃が新堂を建てて等身大の釈迦像を安置したのが起源とも言われています。987年(永延元年)奝然上人(ちょうねんしょうにん)が愛宕山を中国の五台山に模し、「三国伝来の釈迦像」を安置する大清涼寺を建立しようとしたが亡くなり、弟子・盛算(じょうさん)が師の遺志を継いぎ、棲霞寺内に釈迦堂を建立しました。

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【嵯峨釈迦堂見どころ 本堂】
本堂(釈迦堂)は京都府指定文化財です。本堂は和様と禅宗様の折衷の建物です。本堂には隠元禅師筆による額「栴檀瑞像(せんだんずいぞう)」が掛かっています。内内陣の宮殿厨子は江戸幕府五代将軍・徳川綱吉と生母・桂昌院が寄進しました。本堂は1637年(寛永14年)の嵯峨大火によって消失し、1701年(元禄14年)に桂昌院の発願と大坂の豪商・住友吉左衛門の援助によって再建されました。なお本堂は本瓦葺の入母屋造です。
(嵯峨釈迦堂見どころ 本堂豆知識)
●本堂には三国伝来の本尊・釈迦如来像(国宝)を安置し、釈迦堂とも言われています。
●本堂には本尊・釈迦如来像以外にも鎌倉時代に造られた地蔵菩薩立像(重要文化財)も安置しています。

【嵯峨釈迦堂見どころ 仁王門】
仁王門(山門)は京都府指定文化財です。仁王門は総ケヤキ造です。仁王門は和様と禅宗様の折衷の二重門(二階建て)です。仁王門は1784年(天明4年)に建立されました。なお仁王門は本瓦葺の入母屋造です。
●仁王門の初層(一階)には室町時代の阿吽の仁王像、上層(二階)には十六羅漢像を安置しています。

【嵯峨釈迦堂見どころ 多宝塔】
多宝塔は京都府指定文化財です。多宝塔は1700年(元禄13年)に護国寺・釈迦如来像の出開帳の際に寄進によって江戸で建立され、その後1703年(元禄16年)に船で部材が運ばれて嵯峨釈迦堂内に建立されました。なお多宝塔は下層が本瓦葺、上層が本瓦型の銅瓦葺です。
(嵯峨釈迦堂見どころ 多宝塔豆知識)
●多宝塔は尾垂木を竜頭にした江戸風になっています。

【嵯峨釈迦堂見どころ 阿弥陀堂】
阿弥陀堂は本堂の東にあります。阿弥陀堂が旧棲霞寺(せいかじ)の起源とも言われています。また阿弥陀堂にはかつて阿弥陀三尊坐像を安置していました。阿弥陀堂は1863年(文久3年)に再建されたとも言われています。なお阿弥陀堂は本瓦葺の入母屋造です。
(嵯峨釈迦堂見どころ 阿弥陀堂豆知識)
●阿弥陀堂の前には雪のような八重の白梅があります。
●阿弥陀如来像は「光源氏移し顔」とも言われています。

【嵯峨釈迦堂見どころ 大方丈】
大方丈は1637(寛永14年)に焼失し、享保年間に再建されたと言われています。
(嵯峨釈迦堂見どころ 大方丈豆知識)
●嵯峨釈迦堂見どころだったかつての大方丈は江戸幕府初代将軍・徳川家康の娘・一照院の位牌所として、家康と生母・おちかが寄進して建立されたと言われています。

【嵯峨釈迦堂見どころ 弁天堂】
弁天堂(摩尼殿)は本堂の後にある池に面しています。弁天堂は江戸時代後期に建立されたとも言われています。なお弁天堂は軒唐破風付の宝形造です。

【嵯峨釈迦堂見どころ 一切経蔵】
一切経蔵(輪蔵)には唐紙製の明板本(みょうばんぼん)5408巻が収められています。一切経蔵は江戸時代中期に建立されたと言われています。
(嵯峨釈迦堂見どころ 一切経蔵豆知識)
●一切経蔵は傳大士(ふだいし)・笑仏を祀っています。

【嵯峨釈迦堂見どころ 鐘楼】
鐘楼には1484年に鋳造された梵鐘(京都府指定文化財)を釣っています。鐘楼は江戸時代に建立されました。
(嵯峨釈迦堂見どころ 鐘楼豆知識)
●鐘楼に釣られた梵鐘は嵯峨八景・嵯峨十景に数えられ、清凉晩鐘・五台晨鐘とも言われました。

【嵯峨釈迦堂見どころ 霊宝館】
霊宝館は嵯峨釈迦堂の文化財を収蔵・展示しています。霊宝館は4月・5月・10月・11月に特別公開されます。
●霊宝館では旧棲霞寺(せいかじ)の本尊・阿弥陀三尊像なども収蔵・展示しています。

【嵯峨釈迦堂見どころ 狂言堂】
狂言堂は境内の西にあります。狂言堂では嵯峨大念仏狂言保存会による嵯峨大念仏狂言(国の重要無形民俗文化財)が演じられます。
(嵯峨釈迦堂見どころ 狂言堂豆知識)
●狂言堂で演じられる嵯峨大念仏狂言は壬生狂言と同じく、円覚上人が始めたと言われています。

【嵯峨釈迦堂見どころ 庭園】
庭園は方丈の前にあります。庭園は枯山水式庭園です。庭園は小堀遠州が作庭したと言われています。
(嵯峨釈迦堂見どころ 庭園豆知識)
●庭園は紅葉の名所とも言われています。

【嵯峨釈迦堂見どころ 豊臣秀頼首塚】
豊臣秀頼首塚は1983年(昭和58年)に造られました。なお1980年(昭和55年)大坂城三ノ丸跡の発掘調査により、3人の頭蓋骨などが発見されました。頭蓋骨のひとつは20代の男性で、介錯された傷や左耳の障害などから秀頼と推測され、ゆかりのある嵯峨釈迦堂に移されました。
(嵯峨釈迦堂見どころ 豊臣秀頼首塚豆知識)
●豊臣秀頼首塚に関係する秀頼は母・淀殿とともに山里曲輪で自害したと言われています。

【嵯峨釈迦堂見どころ お松明式】
嵯峨釈迦堂ではお釈迦様が80歳で入滅したとされる毎年3月15日にお松明式(おたいまつしき)が行われています。お松明式はお釈迦様が荼毘に付される様子を再現した行事で、京都の最古の行事のひとつとも言われています。お松明式では高さ7メートルの3本の松明を早稲・中稲・晩稲に見立てて、その火勢の強弱によってその年の農作物の豊凶を占います。
(嵯峨釈迦堂見どころ お松明式豆知識)
●お松明式は8月16日の五山送り火・10月の由岐神社の祭礼・鞍馬の火祭と合わせて、京都三大火祭に数えられています。
お松明式・嵯峨釈迦堂見どころ

【嵯峨釈迦堂見どころ 嵯峨大念仏狂言】
嵯峨釈迦堂では毎年3月15日・4月・10月に嵯峨大念仏狂言を行っています。嵯峨大念仏狂言は国の重要無形民俗文化財です。嵯峨大念仏狂言は壬生狂言と同じく、鎌倉時代末期に円覚上人が始めたと言われています。
(嵯峨釈迦堂見どころ 嵯峨大念仏狂言豆知識)
●嵯峨大念仏狂言は千本閻魔堂(引接寺)のゑんま堂大念仏狂言と壬生寺の壬生狂言と合わせて、京の三大狂言に数えられています。
嵯峨大念仏狂言・嵯峨釈迦堂見どころ

【嵯峨釈迦堂見どころ 夕霧祭】
嵯峨釈迦堂では毎年11月の第2日曜日に夕霧祭(ゆうぎりさい)を行っています。夕霧祭(夕霧供養)は大阪の名妓・夕霧太夫(ゆうぎりたゆう)の追善法要です。なお嵯峨釈迦堂には夕霧太夫の墓があります。
(嵯峨釈迦堂見どころ 夕霧祭豆知識)
●夕霧祭では京都・島原の太夫による舞が奉納され、道中も行われます。(要確認)
夕霧祭・嵯峨釈迦堂見どころ

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