長楽寺扇祈願会・紅葉祭り/11/(日程時間・・・)

長楽寺

長楽寺扇祈願会・紅葉祭り

長楽寺扇祈願会・紅葉祭り(日程・時間・・・)を紹介しています。扇祈願会・紅葉祭りは例年11月23日に行われています。扇祈願会は平敦盛の妻・玉織姫に因んだ仏事です。扇祈願会では扇・久寿扇を復元し、病魔退散・無病息災を祈願します。紅葉祭りは長楽寺を訪れて詩歌を残した頼山陽・高岳相如・西行・長沢芦雪・竹本綱太夫などを偲んで行われます。(詳細下記参照)

【長楽寺扇祈願会・紅葉祭り2023 日程時間(要確認)】
長楽寺扇祈願会・紅葉祭り2023(●コロナによる実施の有無・変更要確認)は2023年(令和5年)11月日(曜日)14:00・15:00から行われます。(現在確認中・要注意)

【長楽寺扇祈願会・紅葉祭り アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市東山区円山町626番地
最寄り駅・バス停・・・祇園(徒歩約10分)

アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅から長楽寺は100系統(D1乗り場)、110系統(D1乗り場)、206系統(D2乗り場)
*四条河原町・四条烏丸・四条堀川・四条大宮からは46系統、201系統、203系統、207系統
*河原町丸太町・烏丸丸太町・堀川丸太町からは202系統
路線・時刻表・運賃チェック

*京阪電鉄本線の場合、最寄り駅は祇園四条駅(徒歩約20分)
*阪急電鉄京都線の場合、最寄り駅は京都河原町駅(徒歩約23分)

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【長楽寺扇祈願会・紅葉祭り 歴史・簡単概要】
長楽寺扇祈願会(おうぎきがんえ)は平敦盛(たいらのあつもり)の妻・玉織姫に因んだ仏事です。玉織姫は夫・平敦盛が一の谷の合戦で亡くなると五条大橋近くにあった新善光寺の御影堂で出家し、夫の霊を弔いました。また後鳥羽上皇の病気回復を祈願し、阿古女扇(あこめおうぎ)に呪文を封じて献上したところ病気はたちまち平癒し、後鳥羽上皇から扇に「久寿扇(くすおうぎ)」の名称を賜ったそうです。なお玉織姫は京扇の祖とされているそうです。
扇祈願会では扇・久寿扇(くすおうぎ)を復元し、病魔退散・無病息災を祈願します。扇祈願会では祈願済みの扇が授与されます。(要確認)なお紅葉祭り(もみじまつり)は長楽寺を訪れて詩歌を残した頼山陽・高岳相如・西行・長沢芦雪・竹本綱太夫などを偲んで行われます。
玉織姫と平敦盛は玉織姫が琴・平敦盛が笛を奏でた仁和寺御所の管弦の催しで知り合ったとも言われているそうです。なお平敦盛は1184年(元暦元年)の一の谷の合戦で、熊谷直実(くまがいなおざね)に16歳で討たれました。なお平敦盛は能の演目「敦盛」のモチーフにもなっています。「敦盛」はいつ誰が作ったかは明確ではありません。「敦盛」の中段は「人間五十年、化天のうちを比ぶれば、夢幻の如くなり 一度生を享け、滅せぬもののあるべきか これを菩提の種と思ひ定めざらんは、口惜しかりき次第ぞ」で、織田信長は「人間50年、下天のうちをくらぶれば夢幻の如くなり ひとたび生を得て滅せぬもののあるべきか(現代語訳)」という一節を好んだと言われています。

【長楽寺 歴史・簡単概要】
長楽寺(ちょうらくじ)は平安時代初期の805年(延暦24年)に天台宗(てんだいしゅう)の開祖である伝教大師(でんぎょうだいし)・最澄(さいちょう)が第50代・桓武天皇の勅命により、自ら刻んだ観世音菩薩(かんぜおんぼさつ・観音菩薩)を本尊として安置したのが起源と言われています。長楽寺は当初天台宗総本山・比叡山延暦寺(ひえいざんえんりゃくじ)の別院として創建されました。その後鎌倉時代に浄土宗(じょうどしゅう)の開祖・法然上人(ほうねんしょうにん)の弟子・隆寛(りゅうかん)が入寺し、浄土宗に改めました。隆寛の系譜は長楽寺流・長楽寺派と言われるようになりました。室町時代初期の1385年(至徳2年)に時宗(じしゅう)の僧・国阿上人(こくあしょうにん)が入寺し、浄土宗から時宗に改めました。その後応仁の乱(1467年(応仁元年)~1477年(文明9年))の兵火によって焼失したり、浄土宗総本山・知恩院(ちおんいん)や東本願寺(ひがしほんがんじ)の大谷祖廟(おおたにそびょう・東大谷)の拡張によって境内が縮小されたりしました。1871年(明治4年)の上知令(じょうちれい・あげちれい)によって境内の大半が没収され、1886年(明治19年)に円山公園(まるやまこうえん)が整備されました。1906年(明治39年)に時宗の総本山格であった名刹・七条道場金光寺が合寺されました。
長楽寺は時宗の寺院です。
*参考・・・長楽寺(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)ホームページ

【長楽寺扇祈願会・紅葉祭り 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
長楽寺(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)情報
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