永観堂見どころ

永観堂

永観堂見どころを分かりやすく簡単にまとめて紹介しています。(修学旅行から一人旅まで)永観堂見どころ・紅葉は例年11月中旬頃から下旬頃に見頃を迎え、例年ライトアップが行われています。永観堂には岩垣もみじなど約3,000本の楓が植えられ、「秋はもみじの永観堂」と言われる「もみじの寺」として知られています。紅葉が最大の永観堂見どころです。

【永観堂見どころ以外の情報】
永観堂基本情報
永観堂七不思議(見どころ)
永観堂歴史

【永観堂見どころ 歴史・簡単概要】
永観堂(えいかんどう・ようかんどう)・禅林寺(ぜんりんじ)は平安時代に歌人・藤原関雄(ふじわらのせきお)の別荘・東山山荘があった場所です。永観堂は853年(仁寿3年)に弘法大師・空海の高弟である河内観心寺・真紹僧都(しんじょうそうず)が京都における真言宗密教の実践道場の創建を志し、藤原関雄から寄進された別荘に五智如来を安置したのが起源です。その後863年(貞観5年)に第56代・清和天皇から寺号「禅林寺」を賜わり、定額寺になりました。しかし承暦年間(1077年~1080年)に永観律師(ようかんりっし)が浄土念仏道場に改め、阿弥陀如来を本尊にしました。

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【永観堂見どころ 紅葉】
紅葉の名所です。古くから「秋はもみじの永観堂」と言われる「もみじの寺」として知られています。山内には約3,000本の楓が植えられ、急傾斜の岩壁には岩垣もみじ(カエデ科のタカオカエデ)もあります。なお紅葉は例年11月中旬頃から11月下旬頃に見頃を迎え、ライトアップも行われています。
(永観堂見どころ 紅葉豆知識)
●岩垣もみじは藤原関雄の歌(古今集)「おく山の 岩がき紅葉 散りぬべし 照る日の光 見る時なくて」に由来しています。
紅葉・永観堂見どころ紅葉ライトアップ・永観堂見どころ

【永観堂見どころ 阿弥陀堂】
阿弥陀堂は京都府指定文化財です。阿弥陀堂の天井には極彩色で描かれた百花図などがあります。阿弥陀堂は1607年(慶長12年)に関白・豊臣秀吉の子・豊臣秀頼が1597年(慶長2年)に建立された大坂・四天王寺(してんのうじ)の曼荼羅堂(まんだらどう)を移し、江戸時代に改修されたとも言われています。なお弥陀堂は本瓦葺の入母屋造です。
(永観堂見どころ 阿弥陀堂豆知識)
●阿弥陀堂は桁行7間・梁間6間です。
●阿弥陀堂は平安時代後期から鎌倉時代に造仏された本尊・阿弥陀如来立像(重要文化財)を安置しています。阿弥陀如来立像は顔を左に曲げた特異な姿で、「みかえり阿弥陀」と言われています。1082年(永保2年)に第7世法主・永観律師が念仏を唱えながら阿弥陀如来の周りを行道していた際、阿弥陀如来が須弥壇から下りて一緒に行道を始め、驚いた永観律師が歩みを止めると阿弥陀如来は振り返って、「永観遅し」と言ったと言われ、それ以来阿弥陀如来像の首は元に戻らなくなったそうです。

【永観堂見どころ 方丈】
方丈(釈迦堂)は京都府指定文化財です。松の間には松水禽図・仙人の間には高士乗舟図などの襖絵があります。方丈は禅宗寺院の方丈と同形式の六間取りです。方丈は永正年間(1504年~1521年)に第104代・後柏原天皇が建立したとも言われています。また1627年(寛永4年)に建立されたとも言われています。なお方丈は桟瓦葺の入母屋造です。

【永観堂見どころ 唐門】
唐門(勅使門)は京都府指定文化財です。唐門は四脚門です。唐門は木鼻(きばな)に獏(ばく)の意匠があり、雲龍・唐草の彫刻が施されています。唐門は1830年(天保元年)に建立されました。なお唐門は檜皮葺の入母屋造です。
(永観堂見どころ 唐門豆知識)
●唐門は現在住職が亡くなった時だけに使用されているそうです。

【永観堂見どころ 御影堂】
御影堂(祖師堂・大殿)は本尊・阿弥陀如来立像を安置している阿弥陀堂よりも大きく、山内最大の建物です。御影堂は「仏説無量寿経(むりょうじゅきょう)」に説かれている阿弥陀四十八本願(しじゅうはちがん)に因んで、48本の丸柱が使われています。御影堂は1912年(大正元年)に建立されました。なお御影堂は総欅造です。
(永観堂見どころ 御影堂豆知識)
●御影堂は間口8間5分・奥行7間です。
●御影堂は内陣の須弥壇に浄土宗の宗祖・法然上人を祀っています。

【永観堂見どころ 瑞紫殿】
瑞紫殿(ずいしでん)はかつて5体の仏像を安置していたが、応仁の乱(1467年(応仁元年)~1477年(文明9年))によって4体の仏像とともに焼失しました。瑞紫殿は1895年(明治28年)に再建されました。なお瑞紫殿はかつて伝法堂(でんぽうどう)と言われていました。
(永観堂見どころ 瑞紫殿豆知識)
●瑞紫殿には本尊・阿弥陀如来坐像を安置しています。阿弥陀如来坐像は応仁の乱で焼失しなかったことから「火除けの阿弥陀」とも言われています。

【永観堂見どころ 弁天社】
弁天社は放生池の弁天島にあります。弁天社は1866年(慶応2年)に江戸時代後期の尼僧で、歌人・大田垣蓮月(おおたがきれんげつ)の寄進によって建立されました。なお弁天社は桟瓦葺の一間社流造です。
(永観堂見どころ 弁天社豆知識)
●弁天社には大田垣蓮月が書いた額が掛かっています。

【永観堂見どころ 鐘楼】
鐘楼は方一間吹放ちの鐘楼です。鐘楼には1743年(寛保3年)に鋳造された梵鐘を釣っています。鐘楼は1707年(宝永4年)に建立されました。なお鐘楼は本瓦葺です。

【永観堂見どころ 多宝塔】
多宝塔は御影堂近くから続いている140段の石段の上の若王子山にあり、境内の最も高い位置にある建物です。多宝塔の上部は円形、下部は方形の二重塔です。多宝塔は1928年(昭和3年)に篤志家の寄付によって建立されました。
(永観堂見どころ 多宝塔豆知識)
●多宝塔の屋根には九輪と水煙が付けられています。

【永観堂見どころ 画仙堂】
画仙堂(がせんどう)は重層の建物です。画仙堂には日本画家・鈴木松僊(すずきしょうせん)が描いた「天龍図」があります。画仙堂は1914年(大正3年)に鈴木松僊の発願によって建立されました。なお画仙堂は寄棟造です。

【永観堂見どころ 臥龍廊】
臥龍廊(がりゅうろう)は御影堂・阿弥陀堂・開山堂を繋いでいる湾曲し、急勾配の階段状の廊下です。臥龍廊は龍が体をうねらせているように見えることから名付けられました。臥龍廊は永正年間(1504年~1521年)に造られ、昭和に改修されました。
(永観堂見どころ 臥龍廊豆知識)
●臥龍廊は七不思議に数えられています。

【永観堂見どころ 南門・中門】
中門は京都府指定文化財です。南門(遊心門)は高麗門、中門は薬医門です。南門は鹿ケ谷通に面しています。南門は1840年(天保11年)、中門は1713年(正徳3年)に建立されました。

【永観堂見どころ 庭園】
庭園は方丈前にあります。庭園は放生池(ほうじょうち)を中心に東山を借景にした池泉廻遊式庭園です。なお放生池は捕らえた魚などを殺さずに放す放生会(ほうじょうえ)を行う為の池です。
(永観堂見どころ 庭園豆知識)
●庭園の放生池には弁天島があり、周囲に楓(カエデ)が植えられています。

【永観堂見どころ 悲田梅】
悲田梅(ひでんばい)は方丈前の庭園に植えられています。悲田梅は永観律師が境内に薬王寺(悲田院)という施療院(せりょういん)を置き、梅を育てて梅の実を病人や貧しい者に分け与えたことに由来しています。
(永観堂見どころ 悲田梅豆知識)
●悲田梅は七不思議に数えられています。

【永観堂見どころ 三鈷の松】
三鈷の松(さんこのまつ)は御影堂の横に植えられています。三鈷の松は松葉が三本あり、先が三つ叉になった法具の一種である三鈷杵(さんこしょ)に例えられています。三鈷の松は真心・智慧・慈悲の3つの福を授かるとも、財布に入れておくとお金が貯まるとも言われています。
(永観堂見どころ 三鈷の松豆知識)
●三鈷の松は七不思議に数えられています。

【永観堂見どころ 与謝野晶子の歌碑】
与謝野晶子の歌碑「秋を三人 椎の実なげし 鯉やいづこ 池の朝かぜ 手と手つめたき」が建てられています。晶子は1900年(明治33年)11月5日に師である鉄幹・山川登美子とともに訪れ、翌1901年(明治34年)の春にも晶子・鉄幹が訪れたそうです。晶子・登美子はともに鉄幹を慕っていたそうです。
(永観堂見どころ 与謝野晶子の歌碑豆知識)
●1901年(明治34年)に晶子と鉄幹が結婚し、登美子も別の男性と結婚しました。

【永観堂見どころ 六阿弥陀めぐり】
六阿弥陀めぐりでは月ごとに違う功徳日に真如堂(1番)・永観堂(2番)・清水寺阿弥陀堂(3番)・安祥院(4番)・安養寺(5番)・誓願寺(6番)を参り、3年3月(合計39回)続けると無病息災・家運隆盛・祈願成就のご利益があるとも言われています。
(永観堂見どころ 六阿弥陀めぐり豆知識)
●六阿弥陀めぐりは1717年(享保2年)に安祥院(あんしょういん)を再興した真言宗の僧・木食正禅養阿上人(もくじきしょうぜんようあしょうにん)の発願によって始まったと言われています。
六阿弥陀めぐり・永観堂見どころ

【永観堂見どころ 若王子神社】
若王子神社(にゃくおうじじんじゃ)はかつて守護神だった言われています。若王子神社は社伝によると1160年(永暦元年)に後白河上皇(第77代・後白河天皇)が紀州・熊野三所権現を勧請し、守護神として創建したのが起源とも言われています。
(永観堂見どころ 若王子神社豆知識)
●若王子神社の名称は祭神・天照大神(あまてらすおおみかみ)の別称・若一王子(にゃくいちおうじ)に由来しています。
若王子神社・永観堂見どころ

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