祇園祭・きゅうり・はも

八坂神社神紋

祇園祭・きゅうり・はもの関係を紹介しています。きゅうりは祇園祭関係者や氏子は祇園祭が行われる7月中は恐れ多いということからきゅうりを断ち、口にしないとも言われています。なおはもは祇園祭が行われる時期に瀬戸内海産のものが旬を迎え、はも料理でもてなしたことから祇園祭は鱧祭とも言われています。

【祇園祭 概要・日程・ルート】
祇園祭2018(山鉾巡行・宵山・ルート・・・)
祇園祭2018日程(山鉾巡行・・・)
祇園祭2018日程一覧(山鉾巡行・・・)

【祇園祭 歴史・簡単概要】
祇園祭(ぎおんまつり)は平安時代前期の869年(貞観11年)に京都をはじめ全国に疫病が流行し、牛頭天王(ごずてんのう)・素戔嗚尊(すさのおのみこと)の祟りであるとし、卜部日良麿(うらべのひらまろ)が禁苑(宮中の庭)である神泉苑に国の数と同じ66本の鉾を立て、悪霊を移して穢れを祓い、薬師如来の化身とされる牛頭天王(素戔嗚尊)を祀り、更に牛頭天王(素戔嗚尊)を主祭神とする八坂神社(祇園社)に3基の神輿を送り、病魔退散を祈願した祇園御霊会(ぎおんごりょうえ)が起源と言われています。

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【祇園祭 きゅうり(胡瓜)】
きゅうり(胡瓜)は輪切りにした断面が八坂神社の神紋・五瓜に唐花(ごかにからはな)に似ている為、祇園祭関係者や氏子は祇園祭が行われる7月中は恐れ多いということからきゅうりを断ち、口にしないとも言われています。ちなみに輪切りにすると神紋に似るが、細長く縦に切ると神紋に似ないことから縦に切って食べるというような笑い話のような話もあるそうです。なお「和漢三才図会」には「祇園神 胡瓜の社地に入る事を禁ず。産土(うぶすな)の人 これを食ふ事を忌む」と記され、八坂神社の境内はきゅうりの持ち込み禁止で、八坂神社の氏子は食べることを嫌がったようです。
きゅうり(キュウリ)はインドヒマラヤ山麓原産のウリ科の蔓性(つるせい)の一年草です。ちなみに日本にはインドから中国を経て古来に伝わり、平安時代中期に書かれた「倭名類聚抄(わみょうるいじゅしょう)」に記されているそうです。なおきゅうりは茎から伸びた巻きひげで絡み付き、実が熟すと緑色から黄褐色になります。ちなみにきゅうりは果菜類の中で最も生産されている野菜で、サラダ・漬物・なますなどで食べられています。きゅうりは90%以上が水分で、体を冷やす働きがあるとされ、夏場に暑気払いに食べられることも多いそうです。

【祇園祭 八坂神社の神紋】
八坂神社には神紋が2つあります。ひとつが上記に紹介した五瓜に唐花で、もうひとつが左三つ巴です。ちなみに五瓜に唐花はきゅうりだけでなく、織田信長家の家紋・織田瓜にも似ていると言われています。なお五瓜に唐花や織田瓜は木瓜紋(もっこうもん)に分類され、藤紋・片喰紋・鷹の羽紋・桐紋と合わせて、五大紋とも言われているそうです。

【祇園祭 はも(鱧)】
はも(鱧)は祇園祭が行われる時期に瀬戸内海産のものが旬を迎え、はも料理でもてなしたことから祇園祭は別名・鱧祭(はも祭り)とも言われています。ちなみに鱧は梅雨の水を飲んで大きくなり、美味しくなるとも言われているそうです。かつて京都では海で獲れた活魚を食べることが難しかったが、生命力が強い鱧だけは活きたまま京都に運ぶことができました。その為京都では鱧が重宝され、小骨が多い鱧を1センチに7、8回切り目を入れるはもの骨きりの調理法も生まれたそうです。
はもはウナギ目・ハモ科の海水魚です。はもの名称は食む(はむ)に由来するとも、歯持ちに由来するとも言われています。はもは祇園祭だけでなく、大阪・天神祭でもよく食べられる習慣があるそうです。なおはもはうなぎなどのウナギ目の魚類と同じように血液中に有毒なイクシオトキシンを含むが、加熱することで失活させることができるそうです。

【祇園祭 はも道中】
はも道中は7月上旬頃に行われています。はも道中ではかつて御食国(みけつくに)と言われた淡路島から宮中に鱧(はも)を献上していたことに因んで行われているそうです。はもの奉納は2009年(平成21年)から淡路島観光協会が主催して行われています。なおはも道中では八坂神社から四条通を木桶に入れた鱧・人形浄瑠璃の人形・クイーン淡路・島原の葵太夫などが練り歩き、その後八坂神社に鱧を奉納します。ちなみにはも道中では八坂神社ではもの骨きりの実演が行われたり、淡路島の郷土料理・はもすきが振舞われたりします。(要確認)

【祇園祭・きゅうり・はも 備考】
祇園祭期間中はきゅうりを食べないという風習は現在も一部で頑として守られているようだが、一般の観光客はあまり気にすることなく、京料理を味わった方がいいかもしれません。
祇園祭見どころ(前祭)
祇園祭見どころ(後祭)

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