葵祭見どころ

葵祭

葵祭見どころ(葵祭見所)を紹介しています。葵祭は関連行事を含めると5月1日頃から20日頃まで行われ、5月15日に行われる路頭の儀(京都御所→下鴨神社→上賀茂神社)が葵祭の見どころになっています。路頭の儀の行列は勅使(ちょくし)を中心にした本列と斎王代(さいおうだい)を中心にした斎王代列に大別されます。

【葵祭見どころ 葵祭2017日程(要確認)】
葵祭2017は2017年(平成29年)5月15日(月曜日)10:30から行われます。ただ悪天候の場合、翌16日(火曜日)に順延されます。
葵祭2018(斎王代・ルート・行事・・・)
葵祭2018日程

【葵祭見どころ 葵祭基礎知識】
葵祭(あおいまつり)は正式には賀茂祭(かもまつり)と言います。葵祭は古墳時代後期の欽明天皇(540年~571年)の時代に京都をはじめ全国が風水害に見舞われて飢餓・疫病が流行し、賀茂大神(上賀茂神社・下鴨神社)の崇敬者・卜部伊吉若日子(うらべのいきわかひこ)に占わせられたところ賀茂大神の祟りであると奏した為、4月吉日を選んで、馬に鈴を懸け、人は猪頭(いのがしら)を被り、駆競(くち・かけくらべ)して盛大に祭りを行ったことが起源です。
葵祭歴史・葵祭見どころ

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【葵祭見どころ 概要】
葵祭の本来の主役は天皇の使者で、行列の最高位者である勅使です。しかし現在十二単(じゅうにひとえ)などの煌びやかな衣装を身に着けた斎王代が主役とも言われ、葵祭の見どころになっています。斎王代は十二単、おすべらかしの髪に金属製の飾りである心葉(こころば)を付け、額の両側には日陰糸(ひかげのいと)を下げ、手に桧扇(ひおうぎ)を持ち、帖紙(たとう)を十二単の懐に入れています。

【葵祭見どころ 本列】
葵祭の本列は乗尻・検非違使志・検非違使尉・山城使・御幣櫃・内蔵寮史生・馬寮使・牛車・御馬・和琴・舞人・陪従・内蔵使・勅使・牽馬・風流傘などで構成されています。
(葵祭見どころ 乗尻豆知識)
●乗尻(のりじり)は行列を先導する騎馬隊です。乗尻はかつて六衛府(りくえふ・ろくえふ)の衛士(えじ)が務めました。なお衛士は御所の警備する兵士です。
(葵祭見どころ 検非違使志豆知識)
●検非違使志(けびいしのさかん)は看督長(かどのおさ)・火長(かちょう)・如木(にょぼく)・白丁(はくちょう)を率いて行列を警備する検非違使庁の武官です。検非違使志は舎人(とねり)の引く馬に騎乗し、弓矢を持つ調度掛(ちょうどがけ)と鉾を持つ鉾持(ほこもち)を従えています。なお看督長は現在の警官です。
(葵祭見どころ 検非違使尉豆知識)
●検非違使尉(けびいしのじょう)は行列を警備をする検非違使志の上官で、警備責任者の判官です。検非違使尉は舎人の引く馬に騎乗し、弓矢を持つ調度掛(ちょうどがけ)と鉾を持つ鉾持(ほこもち)を従えています。
(葵祭見どころ 山城使豆知識)
●山城使(やましろつかい)は前後に馬副(うまぞい)従えて警備する山城国司の次官・山城介(やましろのすけ)です。山城使は舎人が馬の口を取り、後に手振(てふり)・童(わらわ)・雑色(ぞうしき)・取物舎人(とりものとねり)・白丁(はくちょう)などを従えています。なお山城国司は上賀茂神社・下鴨神社などがある山城国を管轄していました。
(葵祭見どころ 御幣櫃豆知識)
●御幣櫃(ごへいびつ)は上賀茂神社・下鴨神社に供える御幣物を納めています。御幣櫃は注連縄が掛けられて白丁が担ぎ、衛士(えじ)が先導します。
(葵祭見どころ 内蔵寮史生豆知識)
●内蔵寮史生(くらりょうのししょう)は御幣物を管理する内蔵寮の文官です。内蔵寮史生は雑色・白丁を従えています。
(葵祭見どころ 馬寮使豆知識)
●馬寮使(めりょうつかい)は走馬(そうま)を管理する武官・左馬允(さまのじょう)です。馬寮使は騎乗し、弓矢を持つ調度掛を従えています。
(葵祭見どころ 牛車豆知識)
●牛車(ぎっしゃ)は勅使が乗る御所車です。牛車は藤・杜若などで飾り付けられ、牛童(うしわらわ)・車方・車役・替え牛が付いています。なお牛車は第112代・霊元天皇(1654年~1732年)から賜ったものです。
(葵祭見どころ 御馬豆知識)
●御馬(おうま)は上賀茂神社・下鴨神社で走らせて神々に見せる馬です。御馬は頭・尾に葵・桂・紙垂れを付け、馬部(めぶ)が引きます。
(葵祭見どころ 和琴豆知識)
●和琴(わごん)は神前の奏楽用で、舞人の前を運ばれます。和琴には河霧の銘があります。
(葵祭見どころ 舞人豆知識)
●舞人(まいびど)は歌舞の堪能者な近衛府の武官です。舞人は騎乗し、雑色・舎人・白丁を従えています。なお舞人は東遊(あずまあそび)などを舞いました。
(葵祭見どころ 陪従豆知識)
●陪従(べいじゅう)は上賀茂神社・下鴨神社で歌を歌って楽器を奏でる近衛府の武官です。陪従は騎乗し、楽器を携えて、雑色・舎人・白丁を従えています。
(葵祭見どころ 内蔵使豆知識)
●内蔵使(くらづかい)は勅使が神前で奏上する御祭文を奉持する内蔵寮の次官です。内蔵使は騎乗し、馬副・白丁を従えています。
(葵祭見どころ 勅使豆知識)
●勅使(ちょくし)は天皇の使者で、行列の最高位者です。勅使は飾太刀を差し、朧(くとり)が口を取る飾馬に騎乗し、舎人・居飼(いかい)・手振を従えています。なお朧は内蔵寮の役人です。
(葵祭見どころ 牽馬豆知識)
●牽馬(ひきうま)は勅使の替え馬です。牽馬は舎人が引きます。
(葵祭見どころ 風流傘豆知識)
●風流傘(ふりゅうがさ)は本列の殿になります。風流傘には牡丹・杜若などの造花が飾り付けられ、取物舎人(とりものとねり)が持ちます。

【葵祭見どころ 斎王代列】
葵祭の斎王代列は命婦・女嬬・斎王代・騎女・蔵人所陪従・牛車などで構成されています。
(葵祭見どころ 命婦豆知識)
●命婦(みょうぶ)は小袿(こうちき)を着る高級女官です。命婦は花傘を差し掛けます。
(葵祭見どころ 女嬬豆知識)
●女嬬(にょじゅ)は食事を管理する女官です。
(葵祭見どころ 采女豆知識)
●采女(うねめ)は地方豪族から天皇に贈られた女性です。采女は天皇・皇后の日常の雑役を行います。
(葵祭見どころ 斎王代豆知識)
●斎王代(さいおうだい)は十二単(じゅうにひとえ)を着て、供奉者が担ぐ腰輿(およよ)に乗っています。十二単は五衣裳唐衣(いつつぎぬものからぎぬ)とも言われ、約30キロもあるそうです。なお斎王はかつて天皇の娘である未婚の内親王(ないしんのう)から選ばれ、葵祭に奉仕していた斎王の代理です。
斎王代・葵祭見どころ
(葵祭見どころ 騎女豆知識)
●騎女(むなのりおんな)は斎王付きで、神事を司る巫女(みかんこ)です。騎女は騎馬しています。
(葵祭見どころ 蔵人所陪従豆知識)
●蔵人所陪従(くろうどどころべいじゅう)は雅楽を奏でる蔵人所の文官です。蔵人所陪従は楽器を携えています。
(葵祭見どころ 牛車豆知識)
●牛車(ぎっしゃ)は斎王が乗る女房車です。牛車は葵・桂・桜・橘で飾り付けられています。

【葵祭見どころ 斎王代以下女人列御禊神事】
斎王代以下女人列御禊神事(さいおうだいいかにょにんれつみそぎしんじ)では十二単を着た斎王代がならの小川(上賀茂神社)または御手洗池(下鴨神社)に手を差し入れて身を清めます。
(葵祭見どころ 斎王代以下女人列御禊神事豆知識)
●御禊神事は上賀茂神社と下鴨神社の交代制で行われています。
斎王代以下女人列御禊神事・葵祭見どころ

【葵祭見どころ 流鏑馬神事】
流鏑馬神事(やぶさめしんじ)では葵祭の安全・平穏無事に行われるように沿道を祓い清めます。流鏑馬神事では糺の森(ただしのもり)にある馬場に3つの的を設置して行われます。
(葵祭見どころ 流鏑馬神事豆知識)
●流鏑馬神事は平安時代初期に編纂された続日本紀にも記されています。
流鏑馬神事・葵祭見どころ

【葵祭見どころ 賀茂競馬】
賀茂競馬(かもくらべうま)は12頭の馬が2頭ずつ左方の赤・右方の黒に分かれて走ります。ちなみに左方の勝ち数が多い場合には豊作とされています。
(葵祭見どころ 賀茂競馬豆知識)
●賀茂競馬は5月5日の節会に宮中武徳殿で行われていたが、1073年(寛治7年)に堀河天皇が上賀茂神社に移しました。
賀茂競馬・葵祭見どころ

【葵祭見どころ 歩射神事】
歩射神事(ぶしゃしんじ)は葵祭の沿道を弓矢を使って祓い清めます。歩射神事では楼門の屋根を越えるように鏑矢(かぶらや)を放つ屋越式(やごししき)が行われ、勅使が通る楼門の邪気を祓います。
(葵祭見どころ 歩射神事豆知識)
●歩射神事は平安時代に宮中で行われていた射礼の儀(じゃらいのぎ)が起源とも言われています。
歩射神事・葵祭見どころ

【葵祭見どころ 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。(画像募集中・コンタクト参照)
上賀茂神社(アクセス・見どころ・・・)情報
下鴨神社(アクセス・見どころ・・・)情報

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