青蓮院見どころ

青蓮院

青蓮院見どころ・豆知識(★簡潔・簡単に徹底解説●)を紹介しています。青蓮院の見どころである将軍塚大日堂は東山にある青蓮院の飛地境内です。将軍塚大日堂には2012年(平成24年)に護摩堂・青龍殿が建立され、京都市内を一望できる舞台も整備されました。将軍塚大日堂は夜景の名所として知られています。

【青蓮院見どころまとめ以外の情報】
青蓮院見どころ以外の基本情報

【青蓮院 歴史・簡単概要】
青蓮院(しょうれんいん)は天台宗の開祖である伝教大師(でんぎょうだいし)・最澄が比叡山に延暦寺を創建した際、比叡山東塔の南谷に建てた僧侶の住坊のひとつである青蓮坊が起源と言われています。その後最澄から延暦寺の法燈を継いだ第3代天台座主である慈覚大師(じかくだいし)・円仁(えんにん)、第4代天台座主である安慧(あんえ・安恵)、建立大師(こんりゅうだいし)・相応(そうおう)などの住坊になり、比叡山東塔の主流をなす住坊になりました。1150年(久安6年)鳥羽上皇の后・美福門院の祈願所になり、後鳥羽上皇の第7皇子・覚快法親王(かくかいほっしんのう)が入寺してからは皇族や摂関家の子弟が門主を務める門跡寺院になり、名称を青蓮院に改めました。

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【青蓮院見どころ 本堂】
本堂は境内の奥(南側)にあります。本堂は西に面した三間四方の小堂です。本堂は国家鎮護・皇室安寧などを祈願する天台宗最大の秘法と言われる修法・熾盛光法(しじょうこうほう)の本尊・熾盛光如来(しじょうこうにょらい)の曼荼羅を厨子に安置しています。なお本堂は宝形造です。
(青蓮院見どころ 本堂豆知識)
●本堂に安置している熾盛光如来の曼荼羅は秘仏で、通常非公開です。
●本堂は熾盛光堂(しじょうこうどう)とも言われています。
●本堂の東裏には青不動(国宝)の複製写真を安置しています。また不動明王木像・毘沙門天像・愛染明王像なども安置しています。

【青蓮院見どころ 小御所】
小御所(こごしょ)は本堂の北側にあります。小御所はかつて天皇の仮御所として使われたが、明治時代に焼失しました。小御所は1893年(明治26年)に江戸時代中期の建物を兵庫県から移して再建されました。なお小御所は入母屋造の桟瓦葺です。
(青蓮院見どころ 小御所豆知識)
●小御所近くには関白・豊臣秀吉が寄進したとも言われている一文字手水鉢があります。
(青蓮院見どころ 小御所の庭園豆知識)
●小御所東側にある庭園は絵師・相阿弥(そうあみ)が作庭したと言われています。その北側の霧島の庭は小堀遠州が作庭したと言われています。

【青蓮院見どころ 宸殿】
宸殿(しんでん)は小御所の西にあり、山内で最大の建物です。宸殿の前には右近の橘・左近の桜があります。宸殿は江戸幕府初代将軍・徳川家康の孫で、後水尾天皇の中宮・東福門院(江戸幕府3代将軍・徳川家光の妹・和子)の御所を移したものだったが、1893年(明治26年)に焼失しました。宸殿は1895年(明治28年)に再建されました。なお宸殿は入母屋造の桟瓦葺です。
(青蓮院見どころ 宸殿豆知識)
●宸殿は青蓮院にゆかりのある天皇や歴代門主の位牌を安置しています。
●宸殿には障壁画浜松図(重要文化財)があります。
(青蓮院見どころ かつての宸殿豆知識)
●宸殿では浄土真宗の開祖・親鸞聖人(しんらんしょうにん)が得度したとされ、お得度の間とも言われています。

【青蓮院見どころ 好文亭】
茶室・好文亭(こうぶんてい)には四畳半台目の茶室・六畳の仏間・水屋などがあります。好文亭は1993年(平成5年)の放火によって焼失し、1995年(平成7年)に再建されました。なお好文亭は数寄屋造です。
(青蓮院見どころ 好文亭豆知識)
●好文亭には関白・豊臣秀吉が寄進したとも言われている六角の御輿形燈籠があります。
●好文亭には日本画家・上村淳之(うえむらあつし)が描いた障壁画・花鳥図があります。
(青蓮院見どころ かつての好文亭豆知識)
●かつての好文亭は1788年(天明8年)の天明の大火の際、後桜町上皇が仮御所の学問所として使いました。

【青蓮院見どころ 植髪堂】
植髪堂(うえがみどう)は境内の北側にあります。植髪堂は親鸞聖人が天台座主・慈円(慈鎮)の元で得度した際の髪を祀っています。植髪堂は1759年(宝暦9年)に建立され、1880年(明治13年)に現在の場所に移されました。
(青蓮院見どころ 植髪堂豆知識)
●植髪堂は親鸞聖人が得度した際の髪を植えたとも言われている童形像を安置しています。

【青蓮院見どころ 華頂殿】
華頂殿(かちょうでん)は小御所の北側にあります。華頂殿は客殿(白書院)です。華頂殿には画家・木村英輝(きむらひでき)奉納の蓮の襖絵(60面)・三十六歌仙額絵があります。
(青蓮院見どころ 大玄関豆知識)
●華頂殿では抹茶を楽しむことができます。

【青蓮院見どころ 大玄関】
大玄関(車寄せ)は宸殿の先にある正式の玄関です。大玄関には孝明天皇が使った輿(こし)を陳列しています。なお大玄関はこけら葺です。
(青蓮院見どころ 大玄関豆知識)
●大玄関には日本画家・黒田正夕(くろだしょうせき)が描いた襖絵・日月松桜百鶴図があります。

【青蓮院見どころ 長屋門・四脚門】
長屋門・四脚門は明正天皇の中和門院の旧殿の門を移したと言われています。四脚門は切妻造の本瓦葺です。なお四脚門は御幸門とも言われています。
(青蓮院見どころ 四脚門豆知識)
●粟田神社の粟田祭では神輿が四脚門から青蓮院に入り、青蓮院の門主から加持を受けます。
粟田祭(粟田神社)・青蓮院見どころ

【青蓮院見どころ 日吉社】
日吉社は境内の南東の高台に祀られています。日吉社は青蓮院の鎮守社とも言われています。なお日吉社は天台宗・延暦寺の護法神として崇敬された滋賀・日吉大社(ひよしたいしゃ)を勧請したと言われています。

【青蓮院見どころ 庭園】
青蓮院には室町時代に絵師・相阿弥が作庭したと言われている相阿弥の庭や江戸時代に小堀遠州が作庭したと言われている霧島の庭などの庭園があります。相阿弥の庭は粟田山を借景に龍心池を中心とした池泉回遊式庭園です。霧島の庭は霧島つつじが一面に植え、例年5月のゴールデンウィークに見頃を迎えます
(青蓮院見どころ 庭園豆知識)
●青蓮院には好文亭の前庭に大森有斐の庭・宸殿前の苔の庭もあります。
(青蓮院見どころ 相阿弥の庭豆知識)
●相阿弥の庭は東側に築山が設けられ、築山泉水庭とも言われています。
(青蓮院見どころ 霧島の庭豆知識)
●霧島の庭には関白・豊臣秀吉が寄進したとも言われている御輿形燈籠があります。

【青蓮院見どころ クスノキ】
クスノキの巨木は樹齢数百年とも言われ、西側の築地を中心に5本植えられています。クスノキは京都市の天然記念物で、京都の自然200選にも選ばれています。なおクスノキは12世紀末頃に親鸞聖人が植えたとも言われています。

【青蓮院見どころ ライトアップ】
青蓮院では毎年春(東山花灯路・3月下旬頃~4月上旬頃・4月下旬頃~5月上旬頃)・秋(10下旬頃~12月上旬頃)にライトアップを行っています。ライトアップでは池泉廻遊式庭園や境内全域を大小1,000の照明器具によって行われます。
(青蓮院見どころ ライトアップ豆知識)
●ライトアップは本尊・熾盛光如来が光そのものであり、その化身である不動明王は炎の光を背負っていることに由来しているそうです。
ライトアップ・青蓮院見どころ

【青蓮院見どころ 将軍塚青龍殿】
将軍塚青龍殿は東山にある青蓮院の飛地境内です。将軍塚は794年(延暦13年)の桓武天皇による平安京遷都の際、王城鎮護の為に武将像を土で造り、鎧甲を着せ、鉄の弓矢を持たせ、太刀を帯させ、西向きに埋めたのが起源と言われています。
(青蓮院見どころ 将軍塚豆知識)
●将軍塚は国家に大事があると鳴動したということが「源平盛衰記」・「太平記」などに記されています。
●青龍殿は青不動とも言われている不動明王ニ童子像(国宝)を祀っています。
将軍塚青龍殿・青蓮院見どころ

【青蓮院見どころ 将軍塚青龍殿ライトアップ】
将軍塚青龍殿は桜の名所・紅葉の名所であることから毎年桜・紅葉が見頃を迎える時期などにライトアップを行っています。なお桜は例年4月上旬頃、紅葉は例年11月中旬頃~11月下旬頃に見頃を迎えます。
将軍塚青龍殿ライトアップ・青蓮院見どころ

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