高山寺見どころ

高山寺

高山寺見どころを分かりやすく簡単にまとめて紹介しています。(修学旅行から一人旅まで)高山寺見どころ・石水院(国宝)は鎌倉時代前期に建立されました。石水院は後鳥羽上皇(第82代・後鳥羽天皇)の学問所(賀茂の別院)を賜り、高山寺中興の祖・明恵(みょうえ)の住房跡とも、経蔵として建立された建物を改めたとも言われています。

【高山寺見どころ以外の情報】
高山寺基本情報
高山寺歴史

【高山寺見どころ 歴史・簡単概要】
高山寺(こうざんじ・こうさんじ)は774年(宝亀5年)に第49代・光仁天皇の勅願によって創建され、神願寺都賀尾坊(じんがんじとがのおぼう)と称したのが起源とも言われています。814年(弘仁5年)に神願寺都賀尾坊から都賀尾十無尽院(とがのじゅうむじんいん)に名称を改めました。平安時代後期に神護寺(じんごじ)の別院になり、神護寺十無尽院(じんごじじゅうむじんいん)と称されました。ちなみに神護寺は824年(天長元年)に和気清麻呂(わけのきよまろ)の五男・真綱(まつな)と六男・仲世(なかよ)の要請により、いずれも和気氏の私寺であった神願寺と高雄山寺が合寺し、神護国祚真言寺(じんごこくそしんごんじ)に名称を改めたのが起源です。

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【高山寺見どころ 石水院】
石水院(せきすいいん)は国宝です。石水院は後鳥羽上皇(第82代・後鳥羽天皇)の学問所(賀茂の別院)を賜り、高山寺中興の祖・明恵(みょうえ)の住房跡とも言われています。また経蔵として建立された建物を改めたとも言われています。石水院は鎌倉時代前期(1185年~1274年)に建立されました。石水院はかつては金堂の右後方にあったが、1889年(明治22年)に現在の場所に移されました。なお石水院はこけら葺の入母屋造です。
(高山寺見どころ 石水院豆知識)
●石水院は春日明神(かすがみょうじん)・住吉明神(すみよしみょうじん)を祀っています。
●石水院は床の間に明恵の遺訓「阿留辺畿幾夜宇和(あるべきようわ)」の掛板があります。「阿留辺畿幾夜宇和」は浄土教の来世救済ではなく、現世救済を説いたとも言われています。
●石水院は五所堂(ごしょどう)とも言われています。

【高山寺見どころ 鳥獣人物戯画】
紙本墨画鳥獣人物戯画(しほんぼくがちょうじゅうじんぶつぎが)は国宝です。鳥獣人物戯画は甲巻・乙巻・丙巻・丁巻の4巻からなる墨画の絵巻です。鳥獣人物戯画は詞(ことば)はなく、兎・蛙・猿などの動物を擬人化した絵のみで構成されています。甲巻・乙巻は平安時代後期(12世紀後半)、丙巻は鎌倉時代(12世紀~13世紀)、丁巻は鎌倉時代(13世紀)に製作されたとも言われています。高山寺には16世紀以降に伝わったと言われています。なお甲巻・乙巻は東京国立博物館、丙巻・丁巻は京都国立博物館に寄託され、見られるのは模本です。
(高山寺見どころ 鳥獣人物戯画豆知識)
●甲巻は縦30.4センチ・全長1,148.4センチで、擬人化された動物が描かれています。甲巻はユーモラスで、漫画文化のルーツとも言われています。
●乙巻は縦30.6センチ・全長1,189.0センチで、実在・空想上を合わせた動物図譜になっています。
●丙巻は縦30.9センチ・全長933.3センチで、前半が人間風俗画、後半が動物戯画になっています。
●丁巻は縦31.2センチ・全長1,130.3センチで、勝負事を中心に人物が描かれています。
●作者は明確ではありません。天台宗の僧で、戯画の名手・鳥羽僧正覚猷(とばそうじょうかくゆう)とも言われているそうです。また絵仏師・定智(じょうち)とも、義清阿闍梨(ぎせいあじゃり)とも言われています。

【高山寺見どころ 金堂】
金堂は1634年(寛永11年)に江戸幕府3代将軍・徳川家光が仁和寺(にんなじ)・覚深法親王(かくしんほっしんのう・覚深入道親王)の御願により、仁和寺から移したと言われています。金堂は江戸時代に建立されました。なお金堂は銅板葺の入母屋造です。
(高山寺見どころ 金堂豆知識)
●金堂は本尊・釈迦如来坐像を安置しています。

【高山寺見どころ 開山堂】
開山堂は明恵が晩年を過ごし、終焉の地とも言われています。開山堂では毎年明恵上人の生誕会・命日忌法要が行われています。開山堂は享保年間(1716年~1736年)に再建されました。なお開山堂は本瓦葺の宝形造です。
(高山寺見どころ 開山堂豆知識)
●開山堂は明恵上人坐像(重要文化財)を安置しています。
明恵上人命日忌法要・高山寺見どころ

【高山寺見どころ 遺香庵】
茶室・遺香庵(いこうあん)は1931年(昭和6年)に明恵上人700年遠忌記念として、茶道家の懇志によって建てられました。茶室の設計は3代・木村清兵衛(きむらせいべい)、茶庭の作庭は7代・小川治兵衛(おがわじへえ)です。
(高山寺見どころ 遺香庵豆知識)
●遺香庵の発起人は古美術商の土橋嘉兵衛 (ちはしかへえ)・実業家の高橋箒庵(たかはしそうあん)らです。
●遺香庵は通常非公開だが、紅葉の時期に特別公開される場合があります。

【高山寺見どころ 宝篋印塔・如法経塔】
宝篋印塔(ほうきょういんとう)・如法経塔(にょほうきょうとう)は重要文化財です。宝篋印塔・如法経塔は開山堂近くにあります。宝篋印塔は明恵に帰依した富小路盛兼が寄進したと言われています。宝篋印塔・如法経塔は鎌倉時代後期(1275年~1332年)に造られました。なお宝篋印塔は高山寺型と言われています。
(高山寺見どころ 宝篋印塔・如法経塔豆知識)
●宝篋印塔は高さ3.2メートル、如法経塔は高さ1.4メートルです。

【高山寺見どころ 茶園】
茶園はかつて中心的僧房・十無尽院(じゅうむじんいん)があった場所にあります。かつての茶園は清滝川の対岸・深瀬(ふかいぜ)三本木にあり、日本最古の茶園ともいわれていました。なおお茶の種は臨済宗の開祖・明菴栄西(みょうあんえいさい)が南宋(中国)から持ち帰り、明恵に贈ったとも言われています。
(高山寺見どころ 茶園豆知識)
●室町時代の闘茶(とうちゃ)では栂尾の茶を「本茶」、その他の茶を「非茶」と呼んでいたそうです。

【高山寺見どころ 紅葉】
紅葉の名所です。紅葉は例年11月中旬に見ごろを迎えます。なお栂尾山高山寺(栂ノ尾)はいずれも紅葉の名所である高雄山神護寺(高雄・高尾)・槇尾山西明寺(槇ノ尾)とともに三尾(さんび)の名刹と言われていす。
(高山寺見どころ 紅葉豆知識)
●紅葉の時期には入山料500円が必要になります。駐車場も11月は有料になります。(要確認)
紅葉・高山寺見どころ

【高山寺見どころ 盂蘭盆会・施餓鬼会】
毎年8月15日に盂蘭盆会(うらぼんえ)・施餓鬼会(せがきえ)が行われています。盂蘭盆会は開山堂・書院仏間、施餓鬼会は書院施餓鬼柵で行われます。盂蘭盆会は父母や祖霊を供養し、施餓鬼会は餓鬼道に堕ちた迷える霊に食べ物を布施します。

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