三十三間堂見どころ

三十三間堂

三十三間堂見どころ・豆知識(簡潔に徹底解説)を紹介しています。三十三間堂の見どころである通称・三十三間堂は南北約120メートルあり、本堂の内陣の柱間が「33」あることから名称の由来になっています。ちなみに外部から見ると両側一間の庇(ひさし)を加え、柱間が35になります。

【三十三間堂見どころ(見所)以外の情報】
三十三間堂見どころ以外の基本情報
三十三間堂見どころ以外の情報(歴史)
三十三間堂見どころ(七不思議+α)
三十三間堂見どころ以外の情報(行事)

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【三十三間堂見どころ(見所) 三十三間堂】
三十三間堂(蓮華王院本堂・れんげおういんほんどう)は国宝です。三十三間堂は内陣の柱間が「33」あることから名称の由来になっています。「33」は観音菩薩に縁のある数字で、「法華経」などでは観音菩薩が33の姿に変じ、衆生を救うと説かれています。三十三間堂は1249年(建長元年)の火災によって焼失し、1266年(文永3年)に再建されました。なお三十三間堂は本瓦葺の入母屋造です。
(三十三間堂見どころ 豆知識)
●三十三間堂の名称は間面記法で、三十三間四面となることに由来しています。内陣の柱間が33、外部から見ると柱間が35になります。
●三十三間堂は南北約120メートル・奥行き約22メートル・高さ約16メートルです。
●三十三間堂は本尊・千手観音坐像(国宝)、その左右に1,000体の千手観音立像(重要文化財)と本尊の背後に1,001体目の千手観音立像(重要文化財)を安置しています。
●三十三間堂は砂と粘土を層状に堆積した版築(はんちく〉の地盤の上に建てられ、地震の震動を吸収するそうです。
●三十三間堂は1930年(昭和5年)の修理の際、かつて花や雲文様の極彩色だったたことが分かりました。
三十三間堂・三十三間堂見どころ

【三十三間堂見どころ(見所) 千手観音】
本尊・千手観音坐像は国宝です。千手観音坐像は1254年(建長6年)に仏師・湛慶(たんけい)が82歳の時に造仏しました。本尊は中尊(ちゅうそん)と言われています。本尊の左右10段(1段に50体)の階段に安置される1,000体の千体仏と本尊の背後に安置される1,001体目の千手観音立像は重要文化財です。千手観音立像は平安時代から室町時代に造仏されました。
(三十三間堂見どころ 千手観音坐像豆知識)
●本尊は高さ約3・3メートルだが、台座などを含めると高さは7メートルを超えます。本尊はヒノキの寄木造りです。なお本尊は42手です。
●本尊の台座心棒には湛慶以外にも法眼康円(ほうげんこうえん)・法眼康清(ほうげんこうせい)の名前が墨書で書かれています。
(三十三間堂見どころ 千手観音立像豆知識)
●千手観音立像は高さ1.6メートル前後です。千手観音立像は寄木造、または割矧ぎ造です。
●千手観音立像の内、124体は平安時代に造仏されました。鎌倉時代以降の約500体には仏師名が残されています。
(三十三間堂見どころ 1,001体目の千手観音立像豆知識)
●1,001体目の千手観音立像は「行像尊」と言われ、三十三間堂への寄進の為に各地を回ったと言われています。
千手観音・三十三間堂見どころ

【三十三間堂見どころ(見所) 南大門】
南大門(なんだいもん)は重要文化財です。南大門は八脚門です。南大門はかつて豊臣秀吉が建立したと言われていたが、虹梁の刻銘から1600年(慶長5年)豊臣秀頼が再建したと言われています。なお南大門は本瓦葺の切妻造です。
(三十三間堂見どころ 大門豆知識)
●三十三間堂には南大門以外に西大門もあったが、1895年(明治28年)の京都国立博物館の建設の際、東寺の南大門(重要文化財)として移されました。

【三十三間堂見どころ(見所) 太閤塀】
太閤塀(たいこうべい)は重要文化財です。太閤塀は関白・豊臣秀吉が方広寺(ほうこうじ)の大仏殿を建立した際に築造しました。太閤塀の修理の際に「天正十六年(1588年)・・・大ふつ殿瓦」と刻まれた豊臣家の桐紋がある瓦が発見されました。
(三十三間堂見どころ 太閤塀豆知識)
●太閤塀は長さ約92メートル・高さ約5.3メートルです。
●太閤塀はかつて三十三間堂の南だけでなく、西にもありました。

【三十三間堂見どころ(見所) 風神・雷神】
風神・雷神は国宝です。風神・雷神は堂内の左右端に安置されています。風神は風袋、雷神は連鼓を負っています。風神・雷神は鎌倉時代に造仏され、日本最古の風神・雷神と言われています。なお風神は像高約111センチ・雷神は像高約100センチです。
(三十三間堂見どころ 風神・雷神豆知識)
●風神・雷神は絵師・俵屋宗達が描いた風神雷神図屏風(建仁寺)のモデルと言われています。

【三十三間堂見どころ(見所) 二十八部衆】
二十八部衆(にじゅうはちぶしゅう)は国宝です。二十八部衆は千手観音の眷属(けんぞく)とされ、千手観音を信仰する者を守護するとされています。二十八部衆は鎌倉時代に造仏されたと言われています。なお二十八部衆は像高153.6センチ(最小)から約169.7センチ(最大)です。
(三十三間堂見どころ 二十八部衆豆知識)
●二十八部衆立像はかつて本尊・千手観音坐像の周りに安置されていたそうです。

【三十三間堂見どころ(見所) 久勢稲荷大明神】
三十三間堂の鎮守社である久勢稲荷大明神は境内の南西にあります。久勢稲荷大明神にはお稲荷さんのお使いであるきつね(狐)が置かれています。
(三十三間堂見どころ 久勢稲荷大明神豆知識)
●久勢稲荷大明神では毎年秋に山伏によるお火焚きが行われます。
久勢稲荷大明神お火焚き・三十三間堂見どころ

【三十三間堂見どころ(見所) 夜泣せん】
夜泣せん(夜泣泉)は1165年(長寛2年)に僧が夢告によって発見しました。湧き出す音がすすり泣きに似ていたことから名付けられました。なお夜泣せん近くに地蔵尊が祀られ、子どもの夜泣き封じにご利益があると言われています。
(三十三間堂見どころ 夜泣せん豆知識)
●地蔵尊によだれかけを奉納祈願し、1週間後によだれかけを子どもの枕の下に敷くと夜泣きが治ると言われています。

【三十三間堂見どころ(見所) 太閤椿】
太閤椿は普通の椿の倍ほどの大きさの花が咲く、大盃(おおさかずき)という品種です。太閤椿は加藤清正が関白・豊臣秀吉に献上したとも言われています。なお太閤椿は例年4月頃に見ごろを迎えます。
(三十三間堂見どころ 太閤椿豆知識)
●加藤清正は秀吉の子飼いの家臣で、賤ヶ岳の七本槍の一人に数えられました。

【三十三間堂見どころ(見所) 法然塔】
法然塔には6字の名号「南無阿弥陀仏」が刻まれています。「南無阿弥陀仏」は1204年(元久元年)に法然上人が三十三間堂で後白河法皇の13回忌法要を行った際、人々に書写して分け与えたと言われています。
(三十三間堂見どころ 法然塔豆知識)
●法然塔は名号石とも言われています。

【三十三間堂見どころ(見所) 通し矢】
三十三間堂では毎年1月中旬に通し矢(大的全国大会)を行っています。通し矢は本堂西側の特設射場で行われます。通し矢では新成人の男女が60メートル先の直径約1メートルの的を狙います。なお通し矢の名称は軒下を通すことに由来しています。
(三十三間堂見どころ 通し矢豆知識)
●通し矢の起源は明確ではありません。通し矢は鎌倉時代に正月に行っていた射礼(じゃらい)が起源とも、室町時代末期に始まったとも言われています。
通し矢・三十三間堂見どころ

【三十三間堂見どころ(見所) 春桃会】
三十三間堂では「三」に因み、「三」が重なる3月3日の桃の節句に春桃会(しゅんとうえ)を行っています。3月3日は陽数(奇数)が重なり、陰陽道では縁起がよいとされているそうです。春桃会では無事息災を祈願します。
(三十三間堂見どころ 春桃会豆知識)
●春桃会では女性専用の桃のお守りが授与されます。
春桃会・三十三間堂見どころ

【三十三間堂見どころ(見所) 楊枝のお加持】
三十三間堂では毎年1月中旬に楊枝のお加持(やなぎのおかじ)を行っています。楊枝のお加持は後白河法皇の頭痛平癒にあやかる法要です。本尊前で7日間祈祷した浄水を人間の煩悩を除くとされる霊木・楊枝の枝で降り注ぎ、無病息災・厄除開運のご利益を授けます。
(三十三間堂見どころ 楊枝のお加持豆知識)
●楊枝のお加持はインド伝来の修法と言われているそうです。
楊枝のお加持・三十三間堂見どころ

【三十三間堂見どころ(見所) 妙法院】
三十三間堂は天台宗の門跡寺院・妙法院(みょうほういん)の境外仏堂です。三十三間堂は現在妙法院が所有・管理しています。なお東山区妙法院前側町447にあります。
(三十三間堂見どころ 妙法院豆知識)
●妙法院は比叡山三千坊と言われる比叡山上にあった坊が起源と言われ、初代門主は伝教大師(でんぎょうだいし)・最澄とされています。
妙法院・三十三間堂見どころ

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