久世駒形稚児

久世駒形稚児社参

久世駒形稚児は祇園祭の本来の主役である中御座神輿を先導します。久世駒形稚児は素戔嗚尊の荒御魂の鎮まる馬の頭を象った御神体・駒形を胸に掛け、神の化身とされています。なお久世駒形稚児は長刀鉾稚児と異なり、八坂神社で下馬することなく、馬に乗ったまま本殿に乗り付けることができます。

【祇園祭 概要・日程・ルート】
祇園祭2017(日程・宵山・山鉾巡行・・・)
祇園祭日程2017
祇園祭2017日程詳細

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【祇園祭 久世駒形稚児】
久世駒形稚児(くぜこまがたちご)は毎年綾戸国中神社(あやとくなかじんじゃ)の氏子関係者から2名が選ばれるそうです。久世駒形稚児(久世稚児・駒形稚児)2名はそれぞれ1人ずつ7月17日に行われる祇園祭神幸祭(しんこうさい)と7月24日に行われる祇園祭還幸祭(かんこうさい)で、素戔嗚尊(すさのおのみこと)=牛頭天王(ごずてんのう)がのる中御座神輿(なかござみこし)を先導します。

【久世駒形稚児 神の化身】
久世駒形稚児は祇園祭で素戔嗚尊の荒御魂(あらみたま)の鎮まる馬の頭を象った御神体・駒形を胸に掛け、神の化身とされています。その為神のお使いとされる長刀鉾稚児や皇族でも八坂神社の境内では馬などの乗り物から降りなければならないが、久世駒形稚児は下馬することなく、馬に乗ったまま本殿に乗り付けることができます。なお古文書には「国中社は素盞鳴尊の荒御魂なり。八坂郷祗園社は素盞鳴尊の和御魂なり。依って一体にして二神、二神にして一体で神秘の極みなり。」と記され、祇園祭では綾戸国中神社が祀る素戔嗚尊の荒御魂と八坂神社が祀る和御魂(にきみたま)が一体になることが重要とも言われています。また「御神幸の七月十七日に訓世の駒形稚児の到着なくば、御神輿は八坂神社から一歩も動かすことならぬ。若し此の駒故なくしてお滞りあるときは、必ず疫病流行し人々大いに悩む。」とも記され、古来から久世駒形稚児が祇園祭神幸祭で巡行する神輿の先導役とされ、久世駒形稚児が八坂神社に到着しなければ、神輿は境内から一歩も動かすことができなかったそうです。

【久世駒形稚児 久世駒形稚児社参】
久世駒形稚児社参・久世稚児社参は祇園祭神幸祭(おいで)と祇園祭還幸祭(おかえり)に先立って、毎年7月13日に行われています。久世駒形稚児社参では金色の烏帽子・狩衣姿の久世駒形稚児2人が八坂神社を訪れ、稚児の証しである杉守りを受け取り、神事(祇園祭)の無事を祈願します。

【久世駒形稚児 素戔嗚尊】
素戔嗚尊は父・伊奘諾尊(いざなぎのみこと)と母・伊奘冉尊(いざなみのみこと)の子で、天照大神(あまてらすおおみかみ)の弟です。素戔嗚尊は8つの頭と8本の尾を持つ八岐大蛇(やまたのおろち)を退治し、救った櫛稲田姫命と結婚したとされています。なお素戔嗚尊は神代の昔、山城西の岡訓世の郷が一面湖水の時に天から降り、水を切り流し国を作り、その後新羅に渡海し、形見に手彫りの愛馬・天幸駒の頭の彫刻し、それを御神体・駒形として祀ったのが綾戸国中神社とされています。ちなみに八坂神社は656年(斉明天皇2年)高麗から来日した調進副使・伊利之使主(いりしおみ)が新羅・牛頭山に座した素戔嗚尊を山城八坂郷に奉斎したのが起源とも言われています。

【久世駒形稚児 中御座神輿】
中御座神輿(なかござみこし)は祇園祭で八坂神社の主祭神・素戔嗚尊の神霊をのせます。中御座神輿は六角形の屋根の上に鳳凰が飾られ、男神を表す紫色の袈裟懸けが掛けられます。ちなみに祇園祭では中御座神輿以外にも素戔嗚尊の妻・櫛稲田姫命(くしいなだひめのみこと)の神霊をのせる東御座神輿、素戔嗚尊の8人の子供・八柱御子神(やはしらみこがみ)の神霊をのせる西御座神輿が神幸祭・還幸祭で氏子地区を巡行します。

【久世駒形稚児 綾戸国中神社】
綾戸国中神社はかつて綾戸神社と国中神社に分かれていたが、国中神社が綾戸神社内に移され、社殿が並んでいました。しかし1934年(昭和9年)の室戸台風によって社殿が倒壊し、1936年(昭和11年)にひとつの社殿として再建されました。その後1964年(昭和39年)東海道新幹線の建設に伴って現在の場所に移りました。なお綾戸神社は521年(継体天皇15年)に造営され、桂川(大井川)の祓神として大井社と称していたが、955年(天暦9年)に名称を綾戸社に改めました。他方国中神社は素盞嗚尊(すさのおのみこと)の愛馬・天幸駒の頭を彫刻したものを素盞嗚尊の形見として祀ったことから牛頭天皇社とも言われ、久世の郷社だったと言われています。

【久世駒形稚児 備考】
綾戸国中神社(アクセス・見どころ・・・)情報
祇園祭見どころ(前祭)
祇園祭見どころ(後祭)

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