久多の松上げ2023/8/23(日程時間・・・)

久多の松上げ

久多の松上げ(日程・時間・・・)を紹介しています。久多の松上げは例年8月下旬頃に行われています。久多の松上げでは高さ約10メートルの松の柱松(はしらまつ・燈籠木(とろぎ))に取り付けられた逆円錐形の傘に向かって手松明を投げ上げます。ちなみに傘には杉の葉などが詰められています。(詳細下記参照)

【久多の松上げ2023 日程時間(要確認)】
久多の松上げ2023(●コロナによる実施の有無・内容要確認)は2023年(令和5年)8月23日(水曜日)20:00~21:00に行われます。(現在確認中・要注意)

【久多の松上げ・久多 アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市左京区久多宮の町
最寄り駅・バス停・・・能見口(徒歩約3時間)

アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都バス・花背線
●公共交通機関でのアクセスはかなり困難なようです。また会場も変更になっている場合があります。

【久多の松上げ 歴史・簡単概要】
久多の松上げ(くたのまつあげ)・久多宮の町松上げ・チャチャンコは洛北に伝わる精霊送りと火伏せ・五穀豊穣を祈願する愛宕神事です。なお久多の松上げ(久多宮の町松上げ)は1984年(昭和59年)6月1日に京都市の無形民俗文化財に登録されました。
久多の松上げでは高さ約10メートルの松の柱松(はしらまつ・燈籠木(とろぎ))に取り付けられた逆円錐形の傘に向かって手松明を投げ上げます。ちなみに傘には杉の葉などが詰められています。
松上げは京都と若狭を結ぶ若狭街道周辺の山村でお盆(地蔵盆)の時期に行われる火祭りです。松上げは山火事を恐れ、火伏(防火)に霊験があるとされる愛宕神社(あたごじんじゃ)を崇拝する愛宕信仰が起源とも言われています。ちなみに京都の家庭の台所や飲食店の厨房などには愛宕神社の「火迺要慎(ひのようじん)」と書かれた火伏札がよく貼られています。なお松上げは松上げ祭り・松上げ神事・上げ松などとも言われているそうです。
地蔵盆は毎月24日に行われる地蔵菩薩(お地蔵さん)の縁日のことだが、お盆(盂蘭盆会)に近い旧暦7月24日に行われる地蔵盆を言うことが多いそうです。ちなみに地蔵菩薩は子供の守り神とされています。
愛宕神社は大宝年間(701年~704年)に修験道の祖である役行者(えんのぎょうじゃ)・役小角(えんのおづの)と白山の開祖である泰澄が朝廷の許しを得て、愛宕山(朝日峰)に神廟を造営したのが起源と言われています。

【左京区 歴史・簡単概要】
左京区(さきょうく)は京都市を構成する11区のひとつで、京都市の北東部に位置しています。左京区は南北に長く、北部は南丹市・滋賀県高島市、南部は東山区・山科区、東部は滋賀県大津市、西部は右京区・上京区・北区に接しています。左京区は北部・中部北・中部南・南部に区分され、久多の松上げが行われる久多地区は鞍馬・静市・花脊・広河原とともに北部になります。ちなみに花脊・広河原では久多の松上げと同じように8月に花脊の松上げ・広河原松上げが行われています。左京区にはいずれも世界遺産である銀閣寺(慈照寺)・下鴨神社や京都三大祭りのひとつである時代祭を行う平安神宮、そして南禅寺・鞍馬寺・貴船神社・三千院などの寺院・神社などもあります。なお左京区は1929年(昭和4年)に上京区から分区して成立しました。
*参考・・・松上げwikipedi左京区(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)wikipedia

【久多の松上げ 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。

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