妙心寺見どころ

妙心寺

妙心寺見どころ・豆知識(★簡潔に徹底解説●)を紹介しています。先ずは妙心寺見どころ前に概略を確認、妙心寺は花園上皇の花園御所(離宮・萩原殿)があった場所です。妙心寺は1335年(建武2年)花園上皇は円観によって落飾して法皇になり、花園御所を禅寺に改めることを発願したのが起源です。

【妙心寺見どころ(見所) ポイント】
妙心寺見どころのポイントはいずれも重要文化財である仏殿・法堂です。また妙心寺山内には玉鳳院などの山内塔頭寺院がたくさんあり、時間があれば、ゆっくり回るのもいいかもしれません。

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【妙心寺見どころ(見所) 梵鐘】
梵鐘(ぼんしょう)は国宝です。梵鐘は高さ約1.5メートルです。梵鐘は698年(文武天皇2年)に鋳造され、紀年銘文のある梵鐘としては日本最古と言われています。梵鐘は九州・筑紫で鋳造され、大宰府・観世音寺の梵鐘と兄弟鐘とも言われています。
(妙心寺見どころ 銘豆知識)
●梵鐘には「戊戌年四月十三日壬寅収 筑前糠屋評造春米連広国鋳鐘」と刻まれています。
(妙心寺見どころ 梵鐘豆知識)
●梵鐘はかつて1696年(元禄9年)に建立された鐘楼(旧重要文化財)に釣られていたが、鐘楼は1962年(昭和37年)の放火によって焼失しました。現在は法堂(重要文化財)に移されています。
(妙心寺見どころ 音色豆知識)
●梵鐘は音色が雅楽の黄鐘調(おうじきちょう)に合う為、古来から黄鐘調の鐘として有名です。なお梵鐘は吉田兼好の「徒然草」にも記されています。

【妙心寺見どころ(見所) 仏殿】
仏殿は重要文化財です。仏殿の正面には「祈祷」と書かれた扁額が掲げられます。仏殿には須弥檀があり、その背後には祖師堂・土地堂・祠堂があります。仏殿は1583年(天正13年)に建立され、1827年(文政10年)に改築されたとも言われています。なお仏殿は本瓦葺の入母屋造です。
(妙心寺見どころ 仏殿豆知識)
●仏殿の須弥檀には本尊・釈迦如来像(拈華の釈迦像)を安置しています。
(妙心寺見どころ 仏殿大梁豆知識)
●仏殿の4本の大梁は仁和寺から2本・宇治から1本・江州から1本が運ばれたと言われています。

【妙心寺見どころ(見所) 法堂】
法堂は重要文化財です。法堂は中央に須弥壇があり、住職が法を説いたり、法要を行ったりします。法堂の鏡天井には絵師・狩野探幽が描いた雲龍図があります。法堂は1656年(明暦2年)に建立されました。なお法堂は本瓦葺の入母屋造です。
(妙心寺見どころ 法堂豆知識)
●法堂は山内の最大の建物です。ケヤキの柱は高さ約8メートル・周囲約2メートルあります。ケヤキは富士山麓から海路で運ばれてきたとも言われています。

【妙心寺見どころ(見所) 雲龍図】
雲龍図・八方にらみの龍は法堂の鏡天井にあります。雲龍図は絵師・狩野探幽(かのうたんゆう)が55歳の時に8年の歳月を掛けて描いたと言われています。なお雲龍図は直径約12メートルあります。
(妙心寺見どころ 雲龍図豆知識)
●雲龍図は見る角度により、表情や動きに変化が現れることから「八方にらみの龍」とも言われています。

【妙心寺見どころ(見所) 大方丈】
大方丈は重要文化財です。大方丈には北側3室と南側3室の6室があります。北側3室には絵師・狩野洞雲が描いた障壁画、南側3室には絵師・狩野探幽が描いた障壁画があります。大方丈は1592年(文禄元年)に建立され、1654年(承応3年)に改築されました。なお大方丈は檜皮葺の入母屋造です。
(妙心寺見どころ 大方丈豆知識)
●大方丈は桁行約29.5メートル・梁行約21.7メートルです。
●大方丈には石清水八幡宮・奥の院から勧請された阿弥陀如来・観音菩薩・勢至菩薩を安置しています。

【妙心寺見どころ(見所) 小方丈】
小方丈は重要文化財です。小方丈は1603年(年慶長8年)に建立された塔頭・玉鳳院(ぎょくほういん)を1656年(明暦2年)に移して改築しました。なお小方丈はこけら葺の入母屋造です。
(妙心寺見どころ 小方丈豆知識)
●小方丈は桁行約15.9メートル・梁行約10メートルです。
(妙心寺見どころ 名称豆知識)
●小方丈は麒麟閣(きりんかく)とも言われています。

【妙心寺見どころ(見所) 寝堂】
寝堂(しんどう)は重要文化財です。寝堂は法堂と廊下で繋がり、法堂の控室になっています。寝堂は1656年(明暦2年)に建立されたと言われています。なお寝堂は本瓦葺の入母屋造です。
(妙心寺見どころ 寝堂豆知識)
●寝堂はかつて住持が接客に使ったそうです。

【妙心寺見どころ(見所) 経蔵】
経蔵は重要文化財です。経蔵の内部には八角輪蔵があります。八角輪蔵には一切蔵経6527巻の経巻が納められています。経蔵は1673年(寛文13年)大坂・淀屋辰五郎の寄進によって建立されました。なお経蔵は本瓦葺の宝形造です。
(妙心寺見どころ 経蔵豆知識)
●経蔵の八角輪蔵の上には八天推輪の像が置かれています。

【妙心寺見どころ(見所) 庫裏】
庫裏(庫裡)は重要文化財です。庫裏は本来台所です。庫裏は白壁に垂直・水平の木組みによる格子模様になっています。庫裏は土間・大庫裏・小庫裏に分かれています。庫裏は1653年(承応2年)に建立されたとも言われています。なお庫裏は桟瓦葺の切妻です。
(妙心寺見どころ 庫裏豆知識)
●大庫裏は桁行約25.8メートル・梁行約18メートルです。
●大庫裏には櫓煙出しがあります。

【妙心寺見どころ(見所) 玄関】
玄関は重要文化財です。玄関は大方丈に繋がっています。玄関は1654年(承応3年)に建立されました。なお玄関は檜皮葺の唐破風造です。
(妙心寺見どころ 玄関豆知識)
●玄関は桁行五間・梁間一間です。

【妙心寺見どころ(見所) 浴室】
浴室は重要文化財です。浴室は蒸風呂と洗い場になっています。浴室は1656年(明暦2年)明智光秀の叔父・密宗和尚が光秀の追善菩提の為に再建したと言われています。なお浴室には江戸幕府3代将軍・徳川家光の乳母・春日局が造った合図の鐘があったが、焼失しました。現在は信行寺の鐘楼を譲り受けて付けています。
(妙心寺見どころ 浴室豆知識)
●浴室は明智風呂とも言われています。

【妙心寺見どころ(見所) 三門】
三門(山門)は重要文化財です。三門は五間三戸の二重門(二階建て)です。三門の柱などには飛天・鳳凰などが描かれています。三門は1599年(慶長4年)に建立されました。三門は京都では東福寺の三門・大徳寺の山門に次いで古い山門建築とも言われています。なお三門は本瓦葺の入母屋造です。
(妙心寺見どころ 三門豆知識)
●三門は高さ約16メートルです。
●三門の上層には円通大士坐像(観音菩薩)・十六羅漢像を安置しています。

【妙心寺見どころ(見所) 勅使門】
勅使門は重要文化財です。勅使門は四脚門です。勅使門は現在住持の入山などに限って使われます。勅使門は1610年(慶長15年)に建立されました。なお勅使門は檜皮葺の切妻造です。
(妙心寺見どころ 勅使門豆知識)
●勅使門はかつての総門で、南大門・南四足門とも言われました。

【妙心寺見どころ(見所) 北門】
北門(北総門)は重要文化財です。北門は薬医門です。北門の右手に潜り通用門があります。北門は1610年(慶長15年)に建立されました。なお北門は本瓦葺の切妻造です。
(妙心寺見どころ 北門豆知識)
●北門は大工・宗知と吉次が建てたとも言われています。

【妙心寺見どころ(見所) 南門】
南門は重要文化財です。南門は勅使門の東にあります。南門は1610年(慶長15年)に建立されました。なお南門は本瓦葺の切妻造です。
(妙心寺見どころ 南門豆知識)
●南門には右手に片開きの通用門があります。

【妙心寺見どころ(見所) 開山堂】
開山堂(微笑庵)は塔頭・玉鳳院(ぎょくほういん)の境内にあります。開山堂は妙心寺の中で最も神聖な場所とされています。開山堂は常に常夜灯が灯され、常に常香盤でお香が焚かれているそうです。開山堂は1537年(天文6年)に東福寺から移されたと言われています。開山堂は妙心寺最古の建物と言われています。なお開山堂は本瓦葺の入母屋造です。
(妙心寺見どころ 開山堂豆知識)
●開山堂には妙心寺を開山した関山慧玄・無相大師の木造が安置されています。

【妙心寺見どころ(見所) 玉鳳院】
玉鳳院(ぎょくほういん)は妙心寺の塔頭で、山内最古の塔頭です。玉鳳院は1337年(建武4年)に妙心寺が開創されると1342年(興国3年)に花園法皇が起居する禅宮御殿として建てられ、1348年(正平3年)の法皇の没後には塔所になりました。
(妙心寺見どころ 玉鳳院豆知識)
●玉鳳院は妙心寺発祥の地で、山内で最も神聖な場所とされ、玉鳳禅宮とも言われています。
玉鳳院・妙心寺見どころ

【妙心寺見どころ(見所) 庭園】
庭園は名勝・史跡です。庭園は前庭・大方丈庭園・小方丈庭園に分かれています。前庭は勅使門と三門の間にある放生池(ほうじょういけ)を中心とした庭園です。大方丈庭園は白砂のみで構成された庭園です。小方丈庭園は枯山水式庭園です。
(妙心寺見どころ 庭園豆知識)
●小方丈庭園には樹齢200年の馬酔木が植えられています。

【妙心寺見どころ(見所) 四派の松】
四派の松は仏殿と三門の間にある4本の松です。四派の松は室町時代に妙心寺を運営した四派四本庵(しはしほんあん)を表しています。
(妙心寺見どころ 四派の松豆知識)
●四派の松が表す四派四本庵には龍泉派(龍泉庵)・東海派(東海庵)・霊雲派(霊雲院)・聖澤派(聖澤院)があります。

【妙心寺見どころ(見所) 山門懺法会】
山門懺法会(さんもんざんほうえ)は毎年6月18日に行われます。山門懺法会では日頃知らず知らずの内に犯している自らの過ちを懺悔します。なお山門懺法会では妙心寺山内の全僧侶が山門の楼上に集まって法要を行います。
(妙心寺見どころ 山門懺法会豆知識)
●山門懺法会では普段非公開の山門内部が特別拝観できます。
山門懺法会・妙心寺見どころ

【妙心寺見どころ(見所) お精霊会】
お精霊会(おしょうらいえ)はお精霊迎えが8月9日・10日の2日間、お精霊送りが8月16日に行われます。お精霊会では妙心寺派管長などが参加し、先祖の供養や新亡の供養が行われます。
(妙心寺見どころ お精霊会豆知識)
●お精霊会では山門がライトアップされ、仏殿・法堂周りの提灯約1,000個に火が灯ります。また露店も並びます。

【妙心寺見どころ(見所) 龍安寺】
龍安寺(りょうあんじ)は妙心寺の山外塔頭で、世界遺産です。龍安寺の石庭(方丈庭園)は特別名勝・史跡です。なお塔頭(たっちゅう)は祖師や高僧の死後、その弟子が祖師・高僧を慕って寄り沿うように創建した小さな寺院です。
(妙心寺見どころ 龍安寺豆知識)
●龍安寺は1450年(宝徳2年)細川勝元が徳大寺公有から山荘を譲り受け、妙心寺5世・義天玄詔を開山、妙心寺4世・日峰宗舜を勧請開山として創建しました。
龍安寺・妙心寺見どころ
龍安寺見どころ・妙心寺見どころ

【妙心寺見どころ(見所) 塔頭】
妙心寺には龍泉庵(りゅうせんあん)・東海庵(とうかいあん)・霊雲院(れいうんいん)・聖澤院(しょうたくいん)などの38の山内塔頭と龍安寺などの10の山外塔頭を合わせた合計48もの塔頭があります。
(妙心寺見どころ 龍泉庵豆知識)
●龍泉庵は1481年(文明13年)景川宗隆が雪江宗深から土地を与えられ、小庵・龍泉庵を結んだのが起源です。
龍泉庵・妙心寺見どころ
(妙心寺見どころ 東海庵豆知識)
●東海庵は1484年(文明16年)妙心寺11世・悟渓宗頓が雪江宗深から土地を与えられて建立しました。
東海庵・妙心寺見どころ
(妙心寺見どころ 霊雲院豆知識)
●霊雲院は1526年(大永6年)妙心寺25世・大休宗休が模堂清範尼の帰依により、特芳禅傑を勧請開祖として創建しました。
東海庵・妙心寺見どころ
(妙心寺見どころ 聖澤院豆知識)
●聖澤院は1523年(大永3年)妙心寺18世・天蔭徳樹が細川氏などの援助により、妙心寺13世・東陽英朝を開山として創建しました。
聖澤院・妙心寺見どころ

【妙心寺見どころ(見所) 備考】
妙心寺見どころ以外の情報
妙心寺見どころ以外の情報(歴史)

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