東福寺見どころ

東福寺

東福寺見どころ(東福寺見所)には通天橋・通天モミジなど次のようなものがあります。なお東福寺は藤原忠平が創建した氏寺・法性寺があった場所です。その後1236年(嘉禎2年)摂政・九条道家が高さ5丈(約15メートル)の釈迦像を安置する寺院を建立することを発願し、仏殿を建てたのが起源です。

【東福寺見どころ(見所)以外の情報】
東福寺見どころ以外の情報
東福寺見どころ以外の情報(歴史)

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【東福寺見どころ(見所) 三門】
三門は国宝です。三門は五間三戸の二重門(二階建て)です。両脇には山廊があります。二階には臨済宗の画僧・吉山明兆(きつさんみんちょう)が極彩色で描いた半人半鳥の迦陵頻伽(かりょうびんが)などの壁画があります。三門は1425年(応永32年)室町幕府4代将軍・足利義持が再建しました。三門は禅寺の三門として、日本最古と言われています。なお三門は本瓦葺の入母屋造です。
(東福寺見どころ 三門豆知識)
●三門は高さ約22メートルです。
●三門の二階には釈迦如来・十六羅漢を安置しています。また義持が書いた扁額も掛かっています。

【東福寺見どころ(見所) 禅堂】
禅堂(選仏堂・僧堂)は重要文化財です。禅堂にはかつて聖一国師(しょういちこくし)・円爾(えんに)の師である南宋の禅僧・無準師範(ぶじゅんしばん)の扁額「選仏場」が掲げられ、選仏堂(せんぶつじょう)とも言われています。禅堂は1347年(貞和3年)に再建されました。禅堂は日本最古の禅堂と言われています。なお禅堂は本瓦葺の切妻造です。
(東福寺見どころ 禅堂豆知識)
●禅堂は南北約42メートル・東西約22メートルあり、日本最大の禅堂とも言われています。
●禅堂ではかつて400人以上の僧が修業し、僧堂とも言われました。

【東福寺見どころ(見所) 常楽庵】
常楽庵(じょうらくあん)は重要文化財です。常楽庵は通天橋の先にあります。常楽庵には開山堂昭堂・客殿(普門院)・塔司寮(書院)・庫裏・楼門・鐘楼・裏門があります。また池泉鑑賞式庭園・枯山水庭園もあります。客殿は聖一国師・円爾が住したと言われています。常楽庵は1819年(文政2年)に焼失し、1823年(文政6年)公卿・一条忠良(いちじょうただよ)が再建しました。
(東福寺見どころ 常楽庵豆知識)
●常楽庵の開山堂昭堂には東福寺を開山した円爾像を安置しています。
●常楽庵の開山堂昭堂の二階は伝衣閣(でんねかく)と言われ、金閣・銀閣・飛雲閣(西本願寺)・呑湖閣(大徳寺の塔頭・芳春院)と合わせて、京の五閣と言われています。
●常楽庵の鐘楼の鐘は毎夜11:45頃から18回撞かれ、深夜の送り鐘と言われています。送り鐘は750年も続いているそうです。

【東福寺見どころ(見所) 浴室】
浴室は重要文化財です。浴室は板敷きの上に2つの蒸し風呂が並んでいます。浴室は1459年(長禄3年)に建立されました。浴室は京都最古の浴室建築とも言われています。なお浴室は本瓦葺の前面が入母屋造、後方が切妻造です。
(東福寺見どころ 浴室豆知識)
●浴室は奈良・東大寺の湯屋に次いで古いと言われています。
●浴室は私語を謹む三黙堂のひとつだったそうです。

【東福寺見どころ(見所) 東司】
東司(とうす)は重要文化財です。東司は多くの修行僧が用を足すことができ、かつては100人の僧が同時に用を足していたとも言われています。東司は室町時代前期に建立されました。東司は日本最古の東司と言われています。なお東司は本瓦葺の切妻造です。
(東福寺見どころ 東司豆知識)
●東司は一度に100人が使うことができ、百雪隠(ひゃくせっちん)・百人便所とも言われました。東司は禅宗様式の最大の東司と言われています。
●東司は私語を謹む三黙堂のひとつで、禅宗では用を足すのも行とされ、手順も事細かく定められていたそうです。

【東福寺見どころ(見所) 愛染堂】
愛染堂(あいぞめどう)は重要文化財です。愛染堂はかつては塔頭・三聖寺(廃寺)にあったが、1937年(昭和12年)に現在の場所に移されました。愛染堂は室町時代前期に建立されました。なお愛染堂はこけら葺です。
(東福寺見どころ 愛染堂豆知識)
●愛染堂は愛染明王を祀っています。

【東福寺見どころ(見所) 偃月橋】
偃月橋(えんげつきょう)は重要文化財です。偃月橋は東福寺から塔頭・龍吟院と即宗院に通じる渓谷・洗玉澗(せんぎょくかん)に架かる木造橋廊です。偃月橋は1603年(慶長8年)に再建されました。なお偃月橋は桟瓦葺の切妻造です。
(東福寺見どころ 偃月橋豆知識)
●偃月橋は日本百名橋にも選ばれています。
●偃月橋は臥雲橋・通天橋と合わせて、東福寺三名橋と言われています。

【東福寺見どころ(見所) 六波羅門】
六波羅門(惣門)は重要文化財です。六波羅門は鎌倉幕府の執権・北条氏の六波羅探題(ろくはらたんだい)から移したことから六波羅門と言われています。六波羅門は鎌倉時代前期に建てられました。なお六波羅門は本瓦葺です。
(東福寺見どころ 六波羅門豆知識)
●六波羅門には1333年(元弘3年)室町幕府初代将軍・足利尊氏が攻撃した跡が遺されていると言われています。
●六波羅門は東福寺内の最古の建物のひとつと言われています。

【東福寺見どころ(見所) 月下門】
月下門(月華門)は重要文化財です。月下門は朱塗りの四脚門です。月下門は1268年(文永5年)一条実経が常楽庵を建立した際、亀山天皇から御所・月華門を賜って移したと言われています。月下門は鎌倉時代前期に建てられました。なお月下門は檜皮葺の切妻造です。
(東福寺見どころ 月下門豆知識)
●月下門は東福寺内では最古の建物のひとつです。
●月下門縁の亀山天皇は鎌倉時代の第90代天皇です。

【東福寺見どころ(見所) 二王門】
二王門は重要文化財です。二王門は八脚門です。二王門はかつて三聖寺、その後万寿寺に移されたが、更に東福寺に移されました。二王門は1597年(慶長2年)に建立されました。なお二王門は本瓦葺の切妻造です。
(東福寺見どころ 二王門豆知識)
●二王門にはかつては仁王像を安置していました。

【東福寺見どころ(見所) 鐘楼】
鐘楼は重要文化財です。鐘楼は現在塔頭・万寿寺(まんじゅじ)にあります。鐘楼は室町時代中期に建立されました。なお鐘楼は桟瓦葺の入母屋造です。
(東福寺見どころ 鐘楼豆知識)
●鐘楼は上層に鐘を吊り、下層は門を兼ねています。

【東福寺見どころ(見所) 十三重石塔】
十三重石塔は重要文化財です。十三重石塔は1343年(康永2年)公卿・九条道家(くじょうみちいえ)が建てました。なお十三重石塔は花崗岩製です。
(東福寺見どころ 十三重石塔豆知識)
●十三重石塔の初重軸部には金剛界四仏の梵字があります。

【東福寺見どころ(見所) 梵鐘】
梵鐘は重要文化財です。梵鐘は鐘楼(重要文化財)に釣られています。梵鐘は奈良時代に鋳造されたと言われています。
(東福寺見どころ 梵鐘豆知識)
●梵鐘は鐘楼(重要文化財)の上層に釣られています。

【東福寺見どころ(見所) 本堂】
本堂(仏殿兼法堂)には須弥壇があります。本堂の鏡天井には日本画家・堂本印象が描いた蒼龍図があります。法堂は1881年(明治14年)に焼失し、京大教授・天沼俊一(あまぬましゅんいち)の設計により、1934年(昭和9年)に再建されました。法堂は本瓦葺の入母屋造です。
(東福寺見どころ 本堂豆知識)
●本堂は間口約41.4メートル・高さ約25.5メートルです。
●本堂には本尊・釈迦三尊像を安置しています。

【東福寺見どころ(見所) 蒼龍図】
蒼龍図は法堂の鏡天井にあります。蒼龍図は日本画家・堂本印象(どうもといんしょう)が僅か17日間で描いたと言われています。なお蒼龍図は法堂の外からも見ることができます。
(東福寺見どころ 蒼龍図豆知識)
●蒼龍図は東西約22メートル・南北約11メートルの鏡天井に体長約54メートル・胴回り約6.2メートルの龍を描いたものです。

【東福寺見どころ(見所) 通天橋】
通天橋は紅葉の名所と言われています。通天橋は渓谷・洗玉澗に架かる木造橋廊で、約26メートルあります。通天橋は1959年(昭和34年)の台風で崩壊し、1961年(昭和36年)に再建されました。
(東福寺見どころ 通天橋豆知識)
●通天橋は1380年(天授6年)相国寺2世・春屋妙葩が洗玉澗を渡る労苦から僧を救う為に架けたと言われています。
●通天橋は臥雲橋・偃月橋と合わせて、東福寺三名橋と言われています。

【東福寺見どころ(見所) 臥雲橋】
臥雲橋(がうんきょう)は渓谷・洗玉澗に架かる木造橋廊です。東福寺には通天橋・偃月橋があるが、臥雲橋は一番西側にあります。
(東福寺見どころ 臥雲橋豆知識)
●臥雲橋は通天橋・偃月橋と合わせて、東福寺三名橋と言われています。

【東福寺見どころ(見所) 五社成就宮】
五社成就宮(五社明神社)は京都府有形指定文化財です。五社成就宮は東福寺の鎮守社です。ただ五社成就宮はかつては藤原忠平が創建した法性寺の総社とも言われています。五社成就宮は1594年(文禄3年)に造営されました。なお五社成就宮は檜皮葺の一間社流造です。
(東福寺見どころ 五社成就宮豆知識)
●五社成就宮は石清水八幡宮・賀茂社・稲荷社・春日社・日吉社の五社を祀り、五社明神社とも言われています。
●五社成就宮には家内安全、無病息災、商売繁盛などのご利益があると言われています。

【東福寺見どころ(見所) 光明宝殿】
光明宝殿は東福寺や東福寺の塔頭が所有する文化財を収蔵・展示しています。光明宝殿は1981年(昭和56年)に建設されました。
(東福寺見どころ 光明宝殿豆知識)
●光明宝殿は通常非公開だが、春などに特別公開されています。

【東福寺見どころ(見所) 本坊庭園】
本坊庭園は名勝です。本坊庭園は1890年(明治23年)に再建された方丈の四方(北庭・東庭・西庭・南庭)にあります。本坊庭園は釈迦成道を表現した枯山水庭園です。本坊庭園は1938年(昭和13年)造園家・重森三玲(しげもりみれい)が作庭しました。
(東福寺見どころ 本坊庭園豆知識)
●本坊庭園の北庭は石と苔を市松模様に配した庭園です。東庭は北斗七星を象った庭園です。西庭は白砂と刈込の市松模様の庭園です。南庭は四仙島と五山を表現した庭園です。
●本坊庭園は2014年(平成26年)に名勝に指定されるまでは八相の庭と言われました。

【東福寺見どころ(見所) 紅葉】
東福寺は紅葉の名所です。東福寺には葉先が3つに分かれ、円爾弁円が宋から持ち帰った唐楓(通天モミジ)が2,000本あります。なお紅葉は例年だと11月中旬から11月下旬頃に見頃を迎えます。
(東福寺見どころ 紅葉豆知識)
●唐楓は桜と同じように1869年(明治2年)に東福寺288世・海州楚棟が一度すべて伐採しました。東福寺はかつて紅葉と同じように桜の名所だったが、明兆が桜見物で遊興の地となることを危惧し、桜は伐採されて現在は1本の桜もないそうです。
●通天モミジは渓谷・洗玉澗に架けられた通天橋に由来しています。
東福寺見どころ・通天モミジ
東福寺見どころ・京都紅葉名所

【東福寺見どころ(見所) 涅槃会】
涅槃会(ねはんえ)ではお釈迦様が娑羅双樹の下で横たわり、弟子などが嘆き悲しむ様子を描いた涅槃図が掲げられます。なお涅槃会はお釈迦様が入滅したとされる新暦の3月15日を中心に3月14~16日の3日間行われます。
(東福寺見どころ 涅槃会豆知識)
●涅槃会で掲げられる涅槃図は縦12メートル・横6メートルで、京都三大涅槃図のひとつです。
●涅槃会で掲げられる涅槃図は画僧・明兆(兆殿司)が猫を描いたことから「猫入り涅槃図」とも言われています。
東福寺見どころ・涅槃会

【東福寺見どころ(見所) 塔頭】
東福寺山内には芬陀院(ふんだいん)・勝林寺(しょうりんじ)・霊源院(れいげんいん)・退耕庵(たいこうあん)・龍眠庵(りゅうみんあん)などの25の塔頭があります。なお塔頭(たっちゅう)は祖師や高僧の死後、その弟子が祖師・高僧を慕って寄り沿うように創建した小さな寺院です。
(東福寺見どころ 塔頭豆知識)
●塔頭・芬陀院は元亨年間に関白・一条経通が父・内経の為に創建しました。なお芬陀院は絵師・雪舟が作庭したという庭園があることから雪舟寺と言われています。
●塔頭・霊源院は観応年間(1350頃)後醍醐天皇の皇子・龍泉冷淬が創建しました。

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