祇園祭稚児

久世駒形稚児社参

稚児は祇園祭で重要な存在です。稚児には神のお使いとされ、長刀鉾に搭乗する長刀鉾稚児(なぎなたほこちご)・神の化身とされ、中御座神輿(なかござみこし)を先導する久世駒形稚児(くぜこまがたちご)・綾傘鉾を先導する綾傘鉾稚児(あやがさほこちご)がいます。

【祇園祭 概要・日程・ルート】
祇園祭2017(日程・宵山・山鉾巡行・・・)
祇園祭日程2017
祇園祭2017日程詳細

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【祇園祭稚児 概要】
稚児には神のお使いとされ、長刀鉾に搭乗する長刀鉾稚児(なぎなたほこちご)・神の化身とされ、中御座神輿(なかござみこし)を先導する久世駒形稚児(くぜこまがたちご)・綾傘鉾を先導する綾傘鉾稚児(あやがさほこちご)がいます。

【祇園祭稚児 長刀鉾稚児】
長刀鉾稚児は祇園祭で一番注目される稚児かもしれません。長刀鉾稚児は現在唯一の生稚児(いきちご)です。長刀鉾稚児は毎年7月13日に行われる長刀鉾稚児社参(お位もらい)で、正五位少将・十万石大名の位を授かると神のお使いとされ、公の場では地面に足をつけず、男性強力(ごうりき)の肩に担がれて移動します。ちなみに正五位少将・十万石大名の位は高い長刀鉾の上から貴人などを見下ろしても不遜にならないようにという意味があります。なお長刀鉾稚児は祇園祭前祭山鉾巡行の際、神域との結界を開放し、山鉾巡行をスタートさせる注連縄切りや山鉾巡行のコースを清め祓う稚児舞(太平の舞)を行う役割があります。
長刀鉾稚児は祇園祭に先立って、毎年6月上旬頃に10歳前後の男子が禿(かむろ)の男子2名とともに選ばれます。長刀鉾稚児はかつて長刀鉾町から選ばれていたが、最近は京都市内から選ばれているそうです。
祇園祭ではかつて船鉾・大船鉾以外の鉾には生身の子供である生稚児が搭乗していました。しかし1788年(天明8年)の天明の大火で被災した函谷鉾が1839年(天保10年)に再興した際、生稚児に代わって稚児人形を使うようになってからは他の鉾も徐々に人形に代わり、1929年(昭和4年)に放下鉾が人形に代わって以来、生稚児を乗せる鉾は長刀鉾だけになりました。

【祇園祭稚児 久世駒形稚児】
久世駒形稚児(久世稚児・駒形稚児)は祇園祭で一番重要な稚児かもしれません。久世駒形稚児は祇園祭の起源とされる素戔嗚尊(すさのおのみこと)=牛頭天王(ごずてんのう)の荒御魂(あらみたま)の鎮まる馬の頭を象った御神体・駒形を胸に掛け、神の化身とされています。ちなみに神のお使いとされる長刀鉾稚児は八坂神社の境内では馬などの乗り物から降りなければならないが、久世駒形稚児は下馬することなく、馬に乗ったまま本殿に乗り付けることができます。なお久世駒形稚児は7月17日の祇園祭神幸祭(しんこうさい・おいで)と7月24日の祇園祭還幸祭(かんこうさい・おかえり)で、祇園祭の本来の主役である神輿、素戔嗚尊(牛頭天王)の神霊をのせた中御座神輿を馬に乗って先導する役割があります。
久世駒形稚児は綾戸国中神社(あやとくなかじんじゃ)の氏子関係者から2名が選ばれ、それぞれ神幸祭と還幸祭で先導役を勤めます。綾戸国中神社(国中神社)は素盞嗚尊の愛馬(天幸駒)の頭を彫刻したものを素盞嗚尊の形見として祀ったことから牛頭天皇社とも言われました。
久世駒形稚児は古来から祇園祭神幸祭の先導役とされ、古文書には「御神幸の七月十七日に訓世の駒形稚児の到着なくば、御神輿は八坂神社から一歩も動かすことならぬ。若し此の駒故なくしてお滞りあるときは、必ず疫病流行し人々大いに悩む。」と記されているそうです。

【祇園祭稚児 綾傘鉾稚児】
綾傘鉾稚児は祇園祭ではあまり知られていない存在かもしれません。綾傘鉾稚児は鉾稚児と言われています。綾傘鉾稚児6人は地上を歩き、綾傘鉾の先導役を勤めます。
綾傘鉾稚児が6人の理由は綾傘鉾を復興させる際、古文書に描かれた絵を参考にしたことに由来するそうです。ただ綾傘鉾稚児はかつて綾傘鉾に搭乗していたそうです。

【祇園祭稚児 備考】
長刀鉾稚児は7月1日に八坂神社を訪れ、選ばれたことを報告し、神事(祇園祭)の無事を祈願します。
久世駒形稚児は7月13日に八坂神社を訪れ、神事(祇園祭)の無事を祈願します。
綾傘鉾稚児は7月7日に八坂神社を訪れ、選ばれたことを報告し、神事(祇園祭)の無事を祈願します。
祇園祭見どころ(前祭)
祇園祭見どころ(後祭)
長刀鉾(アクセス・見どころ・・・)情報
綾戸国中神社(アクセス・見どころ・・・)情報
綾傘鉾(アクセス・見どころ・・・)情報

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