苔寺見どころ

苔寺

苔寺見どころ(苔寺見所)には苔の庭園など次のようなものがあります。なお苔寺(西芳寺)は聖徳太子の別荘に聖徳太子作の阿弥陀如来像を安置したのが起源とも、奈良時代に行基が聖武天皇の勅願より、別荘を寺院に改め、行基作の弥陀三尊を安置したのが起源とも言われています。
苔寺の拝観には往復ハガキによる事前申込が必要です。

【苔寺見どころ以外の情報】
苔寺見どころ以外の情報
苔寺見どころ以外の情報(歴史)

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【苔寺見どころ 庭園】
庭園は特別名勝・史跡です。庭園は上段の枯山水式庭園と下段の池泉回遊式庭園から構成されています。枯山水式庭園は石組みだけだが、作庭当初の面影が残っていると言われています。枯山水式庭園は日本最古の禅宗庭園とも言われています。一方池泉回遊式庭園は「心」の字を象った黄金池(おうごんち)を中心に朝日ヶ島・夕日ヶ島・長島(霞島)などがあり、現在約120種の苔が覆って緑の絨毯を敷きつめたように見えます。庭園は天龍寺開山・夢窓疎石(むそうそせき)が作庭しました。
(苔寺見どころ 庭園豆知識)
●庭園が苔の庭になったのは江戸時代以降と言われています。洪水などで荒廃し、地下水位が高い湿潤な土地だった為、苔が生えるままに放置され、苔の庭になったと言われています。
(苔寺見どころ 黄金池豆知識)
●庭園の黄金池では真言宗の開祖である弘法大師・空海が殺生を戒める放生会(ほうじょうえ)を行ったとも言われています。
(苔寺見どころ かつての庭園知識)
●夢窓疎石の作庭前は浄土式池泉だったとも言われています。
(苔寺見どころ 庭園伝承豆知識)
●庭園の作庭には伝承が残されています。一人の大男が動かせずに困っていた大石を錫杖で動かしました。夢窓疎石が感謝し、礼を与えようとしたところ錫杖と袈裟を取り換えて欲しいと頼んだ為、取り換えました。寺男が大男の後をつけると四条染殿の地蔵堂に消え、袈裟を着た地蔵が座り、手に錫杖がなかったと言うものです。

【苔寺見どころ 湘南亭】
茶室・湘南亭(しょうなんてい)は重要文化財です。湘南亭は西から待合・廊下の間・次の間、次の間の北に茶室・広縁が配置されたL字形をしています。湘南亭は夢窓疎石が建て、千利休の次男・千少庵宗淳が利休自決後に遁世し、その際に再建したとも言われています。なお湘南亭はこけら葺の入母屋造です。
(苔寺見どころ 湘南亭豆知識)
●湘南亭は1591年(天正19年)関白・豊臣秀吉から切腹を命じられた千利休は一時移ったとも言われています。
●湘南亭は幕末に公家・岩倉具視が隠れ住んでいたとも言われています。

【苔寺見どころ 開山堂】
開山堂(指東庵)は枯山水式庭園にあります。開山堂近くには夢窓疎石が坐禅したと言われている3尺の「坐禅石」があります。開山堂は1878年(明治11年)に再建されました。なお開山堂は桟瓦葺の宝形造です。
(苔寺見どころ 開山堂豆知識)
●開山堂は行基・真如法親王の位牌や夢窓疎石・藤原親秀夫妻の木像・位牌を安置しています。
(苔寺見どころ 開山堂逸話豆知識)
●開山堂は東の空を指し、視線を戻すと忽然と消えていたという亮座主(りょうざす)と熊秀才(ゆうしゅうさい)の逸話から指東庵(しとうあん)とも言われています。

【苔寺見どころ 本堂】
本堂(西来堂)は黄金池の東にあります。本堂は寝殿造風です。本堂には日本画家・堂本印象(どうもといんしょう)が描いた襖絵があります。本堂は1969年(昭和44年)に再建されました。なお屋根は銅板葺の入母屋造です。
(苔寺見どころ 本堂豆知識)
●本堂は本尊・阿弥陀如来を安置しています。
●本堂は西来堂(さいらいどう)とも言われています。

【苔寺見どころ 観音堂】
観音堂は本堂(西来堂)が再建までは本堂として使われていました。観音堂は明治時代に再建されました。なお観音堂は桟瓦葺です。
(苔寺見どころ 観音堂豆知識)
●観音堂がある場所にはかつて西来堂がありました。

【苔寺見どころ 三重納経塔】
三重納経塔は三重塔です。三重納経塔は信者の写経を納めています。三重納経塔は1978年(昭和53年)に建立されました。
(苔寺見どころ 三重納経塔豆知識)
●三重納経塔は薬師如来を安置しています。

【苔寺見どころ 潭北亭】
茶室・潭北亭(たんほくてい)は立礼式の茶室です。潭北亭には丸窓があります。潭北亭は1928年(昭和3年)に建てられました。
(苔寺見どころ 潭北亭豆知識)
●潭北亭は阿弥陀如来像を安置しています。(阿弥陀如来像は2015年4月に盗難の被害に遭いました。)

【苔寺見どころ 少庵堂】
茶室・少庵堂(しょうあんどう)は1920年(大正9年)に建てられました。なお少庵堂由来の千少庵宗淳は利休の養子で、利休の娘・お亀(おちょうとも)の夫です。また千宗旦の父でもあります。
(苔寺見どころ 少庵堂豆知識)
●少庵堂は千利休の次男・千少庵宗淳の木像を安置しています。

【苔寺見どころ 山門】
山門は1間1戸の薬医門(やくいもん)です。山門は明治時代に建立されました。山門は本瓦葺です。
(苔寺見どころ 山門豆知識)
●山門には春斎(しゅんさい)筆による扁額「西芳精舎」が掛かっています。

【苔寺見どころ 影向石】
影向石(ようごうせき・えいこうせき)は黄金池の西にあります。影向石は注連縄(しめなわ)が張られています。なお注連縄は正月に張り替えられています。
(苔寺見どころ 影向石豆知識)
●影向石は苔に覆われていません。
(苔寺見どころ 影向石伝承豆知識)
●影向石には伝承が残されています。室町時代に松尾明神が影向石に安座し、「我れ、素より此の処に跡を垂る。我が社殿を営むことなかれ」と松尾大社の社司・藤原親秀に告げたとも、松尾明神が夢窓疎石の説法を聞く為に影向石に現れたとも言われています。

【苔寺見どころ 天龍寺】
苔寺は天龍寺の境外塔頭です。なお天龍寺には境外塔頭以外にも毎年節分の日に天龍寺七福神めぐりが行われる妙智院などの山内塔頭もあります。
(苔寺見どころ 天龍寺豆知識)
●天龍寺は1339年(暦応2年)足利尊氏が後醍醐天皇を弔う為に夢窓疎石を開山として、離宮・亀山殿の地に創建しました。なお天龍寺は苔寺と同じく、世界遺産です。
苔寺見どころ・天龍寺
苔寺見どころ・天龍寺見どころ

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