金閣寺見どころ

金閣寺

金閣寺見どころ・豆知識(★簡潔に徹底解説●)を紹介しています。金閣寺の見どころである金閣は1950年(昭和25年)の放火によって焼失し、1955年(昭和30年)に再建されました。再建時に10センチ角の金箔が10万枚(2キロ)使用され、その後の修復では20万枚(20キロ)使用されました。

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【金閣寺見どころ(見所) 金閣】
金閣(舎利殿)は木造三階建(二重三階)の楼閣建築です。一階は素木仕上げ、二階は外面が金箔張り、三階は外面・内部(床除く)が金箔張りです。かつては三階だけに金箔が残っていました。一階は法水院(ほうすいいん)・鏡堂、二階は潮音洞(ちょうおんどう)、三階は究竟頂(くっきょうちょう)と言われています。金閣は1398年(応永5年)に建立されたが、放火によって焼失し、1955年(昭和30年)に再建されました。明治時代の解体・修理の際に作成された図面・写真などに基づいて再建されました。なお一階は寝殿造、二階は武家造、三階は禅宗仏殿造、屋根はこけら葺の宝形造です。
(金閣寺見どころ 金の量豆知識)
●再建時に10センチ角の金箔が10万枚(2キロ)使用され、その後の修復では20万枚(20キロ)使用され、総額約7億4千万円掛かりました。
(金閣寺見どころ 金閣豆知識)
●一階と二階は同じ大きさだが、三階は一回り小さくなっています。
●一階に宝冠釈迦如来像・足利義満像、二階に岩屋観音像・四天王像を安置しています。
●金閣は銀閣・西本願寺飛雲閣と合わせて、京の三閣と言われています。
(金閣寺見どころ 名称豆知識)
●かつては舎利殿(しゃりでん)・重々殿閣・三重殿閣などと言われ、1484年(文明16年)以降に金閣の名称が見られるようになりました。
(金閣寺見どころ 放火豆知識)
●1950年(昭和25年)7月2日未明、21歳の学僧が放火し、足利義満坐像(国宝)などとともに焼失しました。
金閣・金閣寺見どころ

【金閣寺見どころ(見所) 鳳凰】
鳳凰(ほうおう)は京都市指定文化財です。鳳凰は南向きに取り付けられていたが、明治時代の解体・修理の際に尾が破損して取り外されました。その為後小松天皇筆の「究竟頂」の額とともに放火による焼失を免れました。鳳凰は室町時代に造られ、金閣寺創建当時のもので唯一残されたものと言われています。
(金閣寺見どころ 鳳凰豆知識)
●鳳凰は銅製で金箔が施されていました。鳳凰は高さ3.22尺(約1メートル)です。
●現在の鳳凰は現在2代目で、1987年(昭和62年)から取り付けられています。

【金閣寺見どころ(見所) 不動堂】
不動堂は天正年間に豊臣政権の五大老の一人だった宇喜多秀家(うきたひでいえ)が再建しました。不動堂は金閣寺山内で最古の建物とも言われています。なお不動堂は本瓦葺の入母屋造です。
(金閣寺見どころ 不動堂豆知識)
●不動堂は弘法大師・空海作とも言われている本尊(秘仏)・石不動明王、鎌倉時代に造仏された不動明王立像(重要文化財)を安置しています。
(金閣寺見どころ 不動堂法要豆知識)
●不動堂は節分の日と五山送り火の日にだけ開扉法要が行われます。
不動堂・金閣寺見どころ

【金閣寺見どころ(見所) 方丈】
方丈(客殿)は本堂に相当する建物です。方丈には檀那の間・室中・礼の間・上間後室・仏間・下間後室があります。方丈は1602年(慶長7年)に建立されたが、1678年(延宝6年)後水尾天皇の寄進によって再建されました。なお方丈は桟瓦葺の入母屋造です。
(金閣寺見どころ 方丈豆知識)
●方丈の仏間には本尊である聖観世音菩薩坐像・夢窓国師像・足利義満像などを安置しています。
●方丈には日本画家・石踊達哉(いしおどりたつや)が描いた杉戸絵があります。

【金閣寺見どころ(見所) 大書院】
大書院には一の間・二の間・三の間・四の間・狭屋の間(さやのま)があります。大書院には日本画家・加藤東一(かとうとういち)が描いた淡墨桜図などがあります。大書院は貞享年間(1684年~1687年)に建立されたと言われています。
(金閣寺見どころ 大書院豆知識)
●大書院にはかつて絵師・伊藤若冲(いとうじゃくちゅう)が描いた障壁画(重要文化財)があったが、現在承天閣美術館に移されています。

【金閣寺見どころ(見所) 庫裏】
庫裏(くり)は本来台所です。庫裏は吹き抜けで、屋根には煙出しがあります。庫裏には土間と板の間があります。庫裏は1835年(天保6年)頃に再建されたとも言われています。なお庫裏は桟瓦葺の切妻造です。
(金閣寺見どころ 庫裏豆知識)
●庫裏は1987年(昭和62年)まで金閣寺の宿坊として使われていました。現在は写経に使われています。

【金閣寺見どころ(見所) 夕佳亭】
茶室・夕佳亭(せっかてい)は後水尾天皇を迎える為に造られたと言われています。夕佳亭は宗和流茶道の祖・金森宗和好みと言われています。夕佳亭は1868年(明治元年)に焼失し、1874年(明治7年)に再建されました。なお夕佳亭は茅葺の寄棟造です。
(金閣寺見どころ 夕佳亭豆知識)
●夕佳亭の床柱には茶室には珍しい南天が使われ、「南天の床柱」と言われています。
●夕佳亭の前には室町幕府8代将軍・足利義政が愛用したと言われる石燈籠と富士形の手水鉢があります。
(金閣寺見どころ 夕佳亭の名称豆知識)
●かつての夕佳亭は眼下の金閣が夕日に映える景色がことに佳(よ)いことから名付けられたそうです。

【金閣寺見どころ(見所) 陸舟の松】
陸舟の松(りくしゅうのまつ)は京都市指定天然記念物です。陸舟の松は足利義満の盆栽を帆掛け舟に見立てて仕立てられたそうです。陸舟の松は義満お手植えとも言われています。なお陸舟の松は樹齢約600年とも言われています。
(金閣寺見どころ 陸舟の松豆知識)
●陸舟の松は舟先が西に向けられ、浄土思想を表しているとも言われています。
●金閣寺の陸舟の松は善峯寺の游竜の松(ゆうりゅうのまつ)・宝泉院の五葉の松と合わせて、京都三松と言われています。

【金閣寺見どころ(見所) 庭園】
庭園は特別名勝・特別史跡です。庭園は衣笠山(きぬがさやま)を借景に鏡湖池(きょうこち)を中心とした池泉回遊式庭園です。庭園は約2万8千坪あり、鏡湖池だけでも約2千坪もあります。鏡湖池には鶴島・亀島などの島や畠山石・赤松石などの奇岩名石があります。なお庭園は江戸時代後期に造営当初の池泉に戻されたが、その後現在のように改修されたと言われています。
(金閣寺見どころ 庭園豆知識)
●庭園(鏡湖池)の奇岩名石は足利義満に取り入ろうとした諸大名が贈ったと言われています。
(金閣寺見どころ 鏡湖池豆知識)
●庭園の鏡湖池は鏡のように金閣を映し出すことから名付けられ、鏡湖池に映る金閣は「逆さ金閣」と言われています。

【金閣寺見どころ(見所) 奇岩名石】
奇岩名石は鏡湖池などにあります。葦原島から突き出た細川石は管領・細川頼之、2つの岩を重ねて富士山を象った畠山石は管領・畠山氏、赤松石は管領に次ぐ侍所長官だった播州・赤松義則が贈りました。また釈迦と両脇侍の三尊を表した3組の三尊石(さんぞんせき)・須弥山を囲む九つの山と八つの海を表した九山八海石(くせんはっかいせき)・4つの石が一直線上に並ぶ夜泊石(よどまりいし)もあります。
(金閣寺見どころ 九山八海石豆知識)
●九山八海石は義満が遣明船で、明(中国)の太湖から運ばせたとも言われています。
●九山八海石は関白・豊臣秀吉が聚楽第を造営した際の「石狩り」を免れたとも言われています。
(金閣寺見どころ 夜泊石豆知識)
●夜泊石は舟を繋ぎ止める為に使われたとも言われています。

【金閣寺見どころ(見所) 島】
島は鏡湖池に10島あります。島には最大の中島である葦原島(蓬莱島)・淡路島、そして5つの亀島と3つの鶴島があります。なお葦原島には釈迦と両脇侍の三尊を表した3組の三尊石が組まれています。
(金閣寺見どころ 島豆知識)
●鶴島と亀島は対峙する配置は最古の例とも言われています。

【金閣寺見どころ(見所) 龍門滝】
龍門滝(りゅうもんたき)は鏡湖池近くにあります。龍門滝の滝の下には鯉魚石(りぎょせき)が置かれています。鯉魚石は鯉が滝を登ると龍になるという中国の故事・登竜門に因んで置かれているそうです。なお龍門滝は龍門瀑(りゅうもんばく)とも言われています。
(金閣寺見どころ 龍門滝豆知識)
●龍門滝は高さ約2.3メートルです。

【金閣寺見どころ(見所) 銀河泉・厳下水】
銀河泉(ぎんがせん)・厳下水(がんかすい)は龍門滝近くにあります。銀河泉は足利義満がお茶の水に使ったと言われています。厳下水は義満が手洗いに使ったと言われています。なお銀河泉は現在もこんこんと湧き出しています。
(金閣寺見どころ 銀河泉・厳下水豆知識)
●銀河泉・厳下水近くには坐禅石もあります。

【金閣寺見どころ(見所) 安民沢】
安民沢(あんみんたく)は鏡湖池の背後の山の山腹にあり、鏡湖池の水源になっています。安民沢は鏡湖池の半分ほどの大きさがあるそうです。安民沢には白蛇を祀った五輪の石塔・白蛇の塚があります。なお白蛇は古くから水神である弁天様の使いとされています。
(金閣寺見どころ 安民沢豆知識)
●安民沢の石塔・白蛇の塚は金閣寺創建以前の西園寺家の鎮守だったと言われています。
●安民沢は雨賜沢・望雲沢とも言われ、雨乞いの場所だったそうです。

【金閣寺見どころ(見所) 方丈庭園】
方丈庭園は方丈の前にあります。方丈庭園には女龍石・布袋石・走馬石・蟠龍石・露盤石などの石が配されています。方丈庭園は絵師・相阿弥(そうあみ)が作庭したと言われています。
(金閣寺見どころ 方丈庭園豆知識)
●方丈庭園は通常非公開だが、特別公開される場合があります。

【金閣寺見どころ(見所) 胡蝶侘助】
胡蝶侘助(こちょうわびすけ)は方丈庭園に植えられています。胡蝶侘助は椿の一種です。胡蝶侘助は後水尾天皇のお手植えとも言われています。金閣寺の胡蝶侘助は大徳寺の塔頭・総見院に次ぐ大きさとも言われています。
(金閣寺見どころ 胡蝶侘助豆知識)
●胡蝶侘助は例年3月中旬から4月上旬頃に見頃を迎えます。

【金閣寺見どころ(見所) 金閣寺垣】
金閣寺垣(きんかくじがき)は茶室・夕佳亭付近にあります。金閣寺垣は縦も横も丸竹を使った四つ目垣の変形種です。なお金閣寺垣は竹垣の高さが低いのが特徴です。

【金閣寺見どころ(見所) 浄蔵貴所の墓】
金閣寺の受付の東に平安時代の呪術憎・浄蔵貴所(じょうぞうきしょ)の墓があります。浄蔵貴所は八坂の塔が傾いた際に元に戻したとも、一条戻橋では亡くなった父を一時的に生き返らせ、一条戻橋の由来になったとも言われています。
(金閣寺見どころ 浄蔵貴所の墓豆知識)
●浄蔵貴所の墓はパワースポットとも言われているそうです。

【金閣寺見どころ(見所) 紅葉】
金閣寺は紅葉の名所です。紅葉は例年だと11月中旬から11月下旬頃に見頃を迎えます。なお紅葉は鏡湖池に映えるのが美しいとも言われています。
京都紅葉名所・金閣寺見どころ

【金閣寺見どころ(見所) 櫟樫】
櫟樫(イチイガシ)は京都市指定天然記念物です。金閣寺の伽藍が整備された江戸時代初期に櫟樫が植えられたと言われています。なお櫟樫は関東南部以西の本州・四国・九州に分布しています。
(金閣寺見どころ 櫟樫豆知識)
●櫟樫は京都の自然200選にも選ばれています。

【金閣寺見どころ(見所) 不動堂開扉法要】
金閣寺では毎年2月3日の節分の日・8月16日の五山送り火の日に不動堂開扉法要(秘仏石不動明王御開帳)が行われます。不動堂に安置されている弘法大師・空海作とも言われている石不動明王がご開帳されます。
(金閣寺見どころ 不動堂開扉法要豆知識)
●不動堂開扉法要では参拝もできます。
不動堂開扉法要・金閣寺見どころ

【金閣寺見どころ(見所) 不動堂大護摩供奉修】
金閣寺では毎年11月28日に不動堂大護摩供奉修(おおごまくぼうしゅう)が行われます。大護摩供奉修では不動堂前の護摩壇で、山伏が信者などの願いが込められた護摩木を焚き上げ、祈願成就を願います。
(金閣寺見どころ 不動堂大護摩供奉修豆知識)
●大護摩供奉修では焚き上げ前に山伏による法弓の儀(ほうきゅうのぎ)などが行われます。
不動堂大護摩供奉修・金閣寺見どころ

【金閣寺見どころ(見所) 相国寺】
金閣寺は臨済宗相国寺派大本山・相国寺の山外塔頭です。塔頭(たっちゅう)は祖師や高僧の死後、その弟子が祖師・高僧を慕って寄り沿うように創建した小さな寺院です。
(金閣寺見どころ 相国寺豆知識)
●相国寺は1382年(永徳2年)足利義満が花の御所の隣接地に一大禅宗伽藍を建立することを発願したのが起源です。
相国寺・金閣寺見どころ

【金閣寺見どころ(見所) 承天閣美術館】
金閣寺が所有する鹿苑寺大書院障壁画50面・伊藤若冲作などの文化財が承天閣美術館(じょうてんかくびじゅつかん)に所蔵・展示されています。承天閣美術館は相国寺創建600年記念事業の一環として建設されました。
(金閣寺見どころ 承天閣美術館豆知識)
●承天閣美術館は上京区相国寺門前町701にあります。
承天閣美術館・金閣寺見どころ

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