知恩院七不思議

知恩院

知恩院七不思議には次のようなものがあります。なお知恩院は法然上人(ほうねんしょうにん)が東山・吉水(よしみず)に草庵を結んだのが起源です。その後法然の弟子・勢観房源智が再興し、四条天皇から「華頂山知恩教院大谷寺」の寺号を賜りました。

【知恩院七不思議以外の情報】
知恩院七不思議以外の基本情報
知恩院見どころ(見所)詳細

【知恩院 歴史・簡単概要】
知恩院(ちおんいん)は浄土宗の開祖・法然上人(ほうねんしょうにん)が東山・吉水(よしみず)に草庵を結んだのが起源です。当初吉水御坊・大谷禅坊などと称されていました。その後1227年(嘉禄3年)延暦寺の衆徒によって破壊されたが、1234年(文暦元年)法然の弟子・勢観房源智が再興し、四条天皇から寺号「華頂山知恩教院大谷寺」を賜りました。しかし火災や応仁の乱の兵火などによって焼失しました。1608年(慶長13年)徳川家康が諸堂を建立し、江戸幕府2代将軍・徳川秀忠、3代将軍・徳川家光が引き継ぎました。

【知恩院七不思議 鴬張りの廊下】
鴬張りの廊下は御影堂・集会堂・大方丈・小方丈に至る約550メートルの廊下です。廊下は歩くと鶯の鳴き声のような音が出ます。鶯の鳴き声である「ホーケキョ」が「(仏様の)法聞けよ」とも聞こえると言われています。
(知恩院七不思議 鴬張りの廊下豆知識)
●鴬張りの廊下は静かに歩こうとすれば、するほど音が出ることから曲者の侵入を知る「忍び返しの廊下」とも言われています。
●鴬張りの廊下で結ばれた御影堂は国宝で、1639年(寛永16年)江戸幕府3代将軍・徳川家光の寄進によって再建されました。集会堂は重要文化財で、1635年(寛永12年)に再建されました。大方丈は重要文化財で、1641年(寛永18年)に建立されました。小方丈は重要文化財で、1641年(寛永18年)に建立されました。 

スポンサーリンク


【知恩院七不思議 白木の棺】
白木の棺二つは三門の楼上に安置され、棺の中には三門の建立の命を受けた普請奉行・五味金右衛門夫婦の自作の木像が納められています。五味金右衛門は三門の造営に成功したが、工事の予算が超過した為、その責任をとって夫妻で自刃したと言われています。なお三門は国宝で、1621年(元和7年)江戸幕府2代将軍・徳川秀忠の寄進によって建立されました。
(知恩院七不思議 白木の棺豆知識)
●白木の棺が安置されている三門は三門(山門)の中で日本最大で、南禅寺の山門・東本願寺の御影堂門と合わせて、京都三大門とも言われています。また日本三大門のひとつにとも言われています。

【知恩院七不思議 忘れ傘】
忘れ傘は御影堂正面の軒裏にあり、骨だけになっています。忘れ傘は左甚五郎が魔除けの為に置いたとも、白狐が御影堂を建立される際に棲居がなくことから知恩院32世・雄誉霊巌上人に新しい棲居を造って欲しいと依頼し、新しい棲居が出来たお礼に傘を置いて知恩院を守ることを約束したとも言われています。
(知恩院七不思議 忘れ傘豆知識)
●忘れ傘の由来のひとつである白狐は祭神として、濡髪大明神に祀られています。なお濡髪大明神は1633年(寛永10年)江戸幕府3代将軍・德川家光が焼失した知恩院を再興した際に造営されたと言われています
知恩院七不思議・濡髪大明神

【知恩院七不思議 抜け雀】
抜け雀は大方丈の菊の間の襖絵のことです。襖にはかつて紅白の菊の上に数羽の雀が描かれていたが、雀があまり上手に描かれていた為、生命を持って飛び去ったとも言われています。
(知恩院七不思議 抜け雀豆知識)
●抜け雀などの菊の間の襖絵は絵師・狩野信政が描きました。

【知恩院七不思議 三方正面真向の猫】
三方正面真向の猫は大方丈の廊下にある杉戸に描かれ、子猫を守っている親猫はどこから見ても正面から睨んでいるように見えます。親猫が子猫を愛む姿はいつどこでも見守っている仏様の慈悲を表しているとも言われています。
(知恩院七不思議 三方正面真向の猫豆知識)
●三方正面真向の猫は絵師・狩野信政が描きました。

【知恩院七不思議 大杓子】
大杓子は大方丈の入口の廊下の梁に置かれ、長さが約2.5メートル・重さが約30キロもある珍しいものです。大坂夏の陣の際、三好清海入道が大杓子を持って暴れ回ったとも、兵士の御飯をすくい振る舞ったとも言われています。
(知恩院七不思議 大杓子豆知識)
●大杓子は「すくい」が「救い」に通じ、阿弥陀様の慈悲の深さを表しているとも言われています。

【知恩院七不思議 瓜生石】
瓜生石(うりゅうせき)は黒門の登り口に向かう路上にあり、周囲には石柵を巡らされています。瓜生石は誰も植えた覚えがないのに瓜が花を咲かせて青々と実ったとも、八坂神社の牛頭天王(ごずてんのう)が瓜生山に降臨し、その後瓜生石に来現して一夜の内に瓜が実ったとも言われています。また瓜生石を掘ると二条城までつづく抜け道があるとも、隕石が落ちた場所とも言われています。
(知恩院七不思議 瓜生石豆知識)
●瓜生石は知恩院が建立される前からあったと言われています。
知恩院七不思議・二条城

関連記事

京都観光 イベント・行事

  1. 大文字

    2018年8月のイベント

    京都市内などで2018年8月に行われる寺社などのイベント・行事です。イベント・行事を見たり、参加した…

スポンサーリンク

スポンサーリンク

京都観光おすすめ

  1. 中秋の名月
    お月見は京都の秋の風物詩です。お月見は毎年中秋の名月の日(9月・10月)を中心に行われています。ただ…
  2. 時代祭
    時代祭2018は京都の秋の風物詩です。時代祭2018・時代行列進発は10月22日に行われます。時代祭…
  3. 千灯供養
    千灯供養2018は京都の夏の風物詩です。千灯供養は毎年8月23日・24日に行われています。千灯供養で…
  4. 六地蔵めぐり
    六地蔵めぐり2018は京都の夏の風物詩です。六地蔵めぐりは毎年8月22日・23日に行われます。六地蔵…
  5. 宵弘法
    宵弘法2018は京都の夏の風物詩です。宵弘法は毎年真言宗の開祖である弘法大師・空海の月命日である21…

スポンサーリンク

ピックアップ記事

  1. 錦市場

    錦市場

    錦市場アクセスでは四条通が目印です。錦市場がある錦小路通は四条通の北側約100メートルを四条通と並行…
  2. 竹林の道

    竹林の道

    竹林の道アクセスでは渡月橋から北に伸び、天龍寺前を通る府道29号線を天龍寺方面から北側の清凉寺(嵯峨…
ページ上部へ戻る