銀閣寺(アクセス・見どころ・拝観料・歴史・・・)銀閣

銀閣寺見どころ(Ginkaku-ji Temple)

銀閣寺・銀閣

銀閣寺(アクセス・見どころ・拝観料・歴史・・・)情報を紹介しています。銀閣寺に最も近い駅は京阪電鉄鴨東線・出町柳駅だが、銀閣寺まではかなり距離があり、また京都駅からは直結していません。その為銀閣寺へのアクセスではお急ぎの場合にタクシー、時間に余裕がある場合にバスがおすすめです。ちなみに地下鉄烏丸線・今出川駅は出町柳駅よりも更に遠くなります。(下記参照)
銀閣寺アクセス(バス・地下鉄・私鉄・・・)

【銀閣寺 アクセス・マップ】

場所・・・京都府京都市左京区銀閣寺町2

【市バス アクセス】
最寄りバス停・・・銀閣寺前(徒歩約6分)、銀閣寺道(徒歩約10分)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅から銀閣寺は5系統(A1乗り場)道、17系統(A2乗り場)道、100系統(D1乗り場)前道
*四条河原町からは5系統道、17系統道、32系統前道、203系統道
*四条烏丸からは5系統道、32系統前道、203系統道
*河原町丸太町からは17系統道、204系統道
路線・時刻表・運賃チェック

【電車 アクセス】
*京阪電鉄鴨東線の場合、最寄り駅は出町柳駅(徒歩約30分)

【タクシー アクセス】
*京都駅からの場合、渋滞などがなければ25分ほどで到着します。ちなみに距離は約7キロです。
*地下鉄烏丸線・今出川駅からの場合、渋滞などがなければ8分ほどで到着します。

【拝観時間・時間(要確認)】
9:00~16:30(12月1日~2月末日)
8:30~17:00(3月1日~11月30日)
年中無休

【拝観料金・料金(要確認)】
大人(高校生以上)500円、中学生・小学生300円
拝観料金の団体割引はありません。

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【銀閣寺 歴史・簡単概要】

銀閣寺(ぎんかくじ)・東山慈照寺(ひがしやまじしょうじ)は平安時代中期に智証大師(ちしょうだいし)・円珍(えんちん)が創建し、寛仁年間(1017年~1020年)に天台座主(てんだいざす)第25世・明求(みょうぐ)が堂宇を再建したが、室町時代中期の応仁の乱(1467年(応仁元年)~1477年(文明9年))によって焼失した浄土寺(じょうどじ)があった場所です。浄土寺では室町幕府8代将軍・足利義政(あしかがよしまさ)の弟・義尋(ぎじん)が門跡(もんぜき)になっていたが、足利義政に呼び戻され、足利義視(あしかがよしみ)に還俗して後継者とされました。しかし1465年(寛正6年)に足利義政に長子・足利義尚(あしかがよしひさ)が誕生し、後継者を巡って応仁の乱が勃発し、浄土寺が焼失しました。1473年(文明5年)に西軍総大将・山名宗全(やまなそうぜん)と東軍総大将・細川勝元(ほそかわかつもと)が相次いで亡くなると足利義政は足利義尚に将軍職を譲りました。1482年(文明14年)から浄土寺跡に東山山荘・東山殿(ひがしやまどの)の造営を始め、1483年(文明15年)に常御所(つねごしょ)が完成すると移り住み、第103代・後土御門天皇(ごつちみかどてんのう)から東山殿の名称を賜りました。1486年(文明18年)に持仏堂として東求堂(とうぐどう)が建立され、1489年(長享3年)に銀閣(観音殿)が建立されました。ただ足利義政は銀閣の完成を見ることなく亡くなったとも言われています。1490年(延徳2年)に足利義政が亡くなると遺命により、東山殿は夢窓国師・夢窓疎石(むそうそせき)を勧請開山として、臨済宗相国寺派の禅寺・慈照院(じしょういん)に改められました。慈照院の名称は足利義政の法号・慈照院殿喜山道慶に由来しています。1491年(延徳3年)に慈照院は名称を更に慈照寺と改められました。1550年(天文19年)に室町幕府15代将軍・足利義昭(あしかがよしあき)と三好長慶(みよしながよし)との兵火により、銀閣・東求堂以外の多くの伽藍が焼失しました。その後銀閣寺6世・陽山瑞暉が太政大臣・近衛前久(このえさきひさ)の弟だったことから近衛前久の別荘になりました。1612年(慶長17年)に近衛前久が亡くなると相国寺派の禅寺として再興されました。1994年(平成6年)にユネスコの世界遺産に登録されました。
銀閣寺は臨済宗相国寺派大本山・相国寺の境外塔頭です。
*参考・・・銀閣寺(アクセス・見どころ・拝観料・歴史・・・)ホームページ

【銀閣寺 見どころ・文化財(非公開の場合あり)】

銀閣寺の見どころは銀閣(国宝)・東求堂(国宝)です。銀閣は金閣寺の金閣・西本願寺の飛雲閣(ひうんかく)とともに京の三閣と言われています。
●銀閣は1489年(長享3年)に足利義政が建てました。ただ足利義政は完成を見ることなく亡くなったと言われています。銀閣は2007年(平成19年)の科学的調査により、一度も銀箔が張られていなかったことが判明しました。
●東求堂は1486年(文明18年)に足利義政が建てました。東求堂は銀閣よりも先に建てられ、最古の住宅遺構と言われています。同仁斎は元来四畳半の茶室だが、足利義政は書斎として使いました。
銀閣寺見どころ(銀閣・東求堂など)

国宝・・・銀閣、東求堂
重要文化財・・・絹本著色春屋妙葩像

【銀閣寺 行事・イベント(要確認)】

●座禅会は8月・12月を除く、毎月第3月曜日に行われています。坐禅は禅宗で宗旨(中心教義)とされ、修行法にもなっているそうです。座禅会には往復はがきで申し込む必要があります。
●講話と坐禅は1月・4月・5月・12月が第3日曜日、それ以外の月は第1日曜日に行われています。坐禅は禅宗で宗旨(中心教義)とされ、修行法にもなっているそうです。講話と坐禅には電話・FAX・メールで申し込む必要があります。

【銀閣寺 花暦(梅・桜・紅葉・・・)】

●椿の見ごろは例年3月中旬頃から4月上旬頃です。総門から中門に通じる長さ約50メートル参道に石垣・銀閣寺垣(竹垣)・椿垣(生垣)が続いています。やぶ椿・侘助椿(わびすけつばき)などが植えられています。
●紅葉の見ごろは例年11月中旬頃から11月下旬頃です。山内にモミジなどが植えられ、紅葉に彩られた山内を高台にある展望所から一望することができます。錦鏡池(きんきょうち)の水鏡には紅葉が映し出されます。
*京都には多くの紅葉名所があり、その紅葉見ごろを下記リンクから確認できます。
京都紅葉見ごろ2024(清水寺・東福寺・永観堂・・・)

【連絡先(現在確認中)】
電話番号・・・+81-75-771-5725(銀閣寺)*電話は控えて下さい。迷惑になります。

【備考(アクセス・御朱印・駐車場・・・)】
●御朱印所は拝観受付近くにあります。御朱印所では御朱印を授与しています。ちなみに御朱印には銀閣を表す「観音殿」などがあります。かつては「東山殿」も授与されていたそうです。また御朱印所では御朱印帳・お香なども授与しています。なお御朱印所では原則拝観前に御朱印帳を預け、拝観後に受け取ります。(要確認)
*京都バスの場合、京都駅からは18系統(C3乗り場)、51系統(C6乗り場)、最寄りのバス停は銀閣寺道(徒歩約10分)

【おすすめ散策ルート】
銀閣寺からのおすすめ散策ルートは哲学の道・永観堂(禅林寺)を経由し、南禅寺に向かうルートです。哲学の道には桜の木が植えられ、桜の季節に散策すれば、疏水を流れる水だけでなく、桜も楽しむことができます。哲学の道は京都学派の哲学者・西田幾多郎などが哲学の道を散策していたことに由来しています。哲学の道は日本の道100選に選ばれ、銀閣寺に哲学の道からアクセスするのもおすすめです。

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