南禅寺見所ランキング-修学旅行・観光必見

南禅寺見どころ

南禅寺見所ランキング

南禅寺見所ランキングを紹介しています。南禅寺への修学旅行・観光で見逃せない見所をランキングしました。1位が大方丈と小方丈から構成される方丈(国宝)、2位が高さ約22メートルの三門(重文)、3位が疏水の一部である水路閣と別院塔頭です。(南禅寺見所下記参照)

南禅寺見どころ一覧

【南禅寺 歴史・簡単概要】
南禅寺(なんぜんじ)とは1264年(文永元年)に第88代・後嵯峨天皇が営んだ上の御所・下の御所からなる離宮・禅林寺殿(ぜんりんじどの)があった場所です。ちなみに禅林寺殿は永観堂とも言われる禅林寺に由来しています。南禅寺は1291年(正応4年)に亀山法皇(第90代・亀山天皇)が東福寺第3世住持であった大明国師(だいみょうこくし)・無関普門(むかんふもん)を開山として離宮を寺院に改め、龍安山禅林禅寺と名付けたのが起源です。南禅寺は皇室発願の最初の禅寺になりました。なお南禅寺は室町時代に隆盛を極め、1334年(建武元年)に南朝初代で、第96代・後醍醐天皇が五山(大徳寺・東福寺・建仁寺)の第一、1385年(至徳3年)には室町幕府3代将軍・足利義満が京都五山(天龍寺・相国寺・建仁寺・東福寺・万寿寺)、及び鎌倉五山(建長寺・円覚寺・寿福寺・浄智寺・浄妙寺)の上の別格扱いの「五山之上」に列しました。
南禅寺歴史年表

スポンサーリンク

【南禅寺1位 方丈・見所解説】
ランキング1位は方丈(国宝)です。方丈は大方丈と小方丈から構成されています。大方丈は三后(太皇太后・皇太后・皇后)の女院御所(にょいごしょ)の対面御殿を移して再建されたとも、平安時代に天皇が居住していた御所の清涼殿(せいりょうでん)を移して再建されたとも言われています。小方丈は桃山時代に関白・豊臣秀吉(とよとみひでよしが)が築城した伏見城の遺構とも言われています。大方丈・小方丈を拝観するだけで、約400年の歴史を感じることができます。桃山時代から江戸時代初期の慶長年間(1596年~1615年)に造営された内裏よりも古い建物はあまり多くありません。また方丈庭園は虎の子渡しの庭とも言われ、江戸時代初期に茶人・建築家・作庭家で、備中松山藩第2代藩主・小堀遠州(こぼりえんしゅう)が作庭したとも言われる枯山水庭園として知られています。庭園も約400年の歴史を感じることができます。
(方丈・ポイント)
●大方丈は慶長年間(1596年~1615年)の御所建て替えの際に天正年間(1573年~1593年)に建てられた女院御所の対面御殿を移し、1611年(慶長16年)に再建されました。小方丈は寛永年間(1624年~1645年)に建立されました。
●大方丈は内陣(仏間)・御昼の間・鳴滝の間・麝香の間・鶴の間・西の間・柳の間・六畳・狭屋の間・広縁から構成され、内陣以外に桃山時代に狩野派の絵師が描いた障壁画(重要文化財)があります。御昼の間は清涼殿時代に昼の御座であった御帳の間の別称に由来しています。小方丈は虎の間・三室(九畳・六畳・二十畳)・広縁からなり、虎の間に絵師・狩野探幽(かのうたんゆう)が描いたと言われている群虎図(重要文化財)があり、部屋の名称の由来になっています。
方丈見所(歴史概略・・・)

【南禅寺2位 三門・見所解説】
ランキング2位は三門(重要文化財)です。三門は高さ約22メートルの五間三戸(ごけんさんこ)の二階二重門(二階建て)で、両側に山廊(さんろう)があり、近づいて見上げるとその高さ・大きさを実感することができます。三門は上層が五鳳楼(ごほうろう)と言われています。ちなみに三門は水路閣とともにテレビドラマなどの撮影に使われています。見た覚えがある方もいるかもしれません。三門は登って拝観することもでき、登るとその高さを実感することもできます。桜や紅葉のシーズンには普段と違った光景を見ることができます。三門は知恩院(ちおんいん)の三門(国宝)・東本願寺(ひがしほんがんじ)の御影堂門(ごえいどうもん)とともに京都三大門と言われ、日本三大門に数えられています。なお三門は歌舞伎「楼門五三桐(さんもんごさんのきり)」で、安土桃山時代に天下を狙う大盗賊・石川五右衛門(いしかわごえもん)が「絶景かな、絶景かな。・・・」と見得を切る「南禅寺山門の場」とされているが、三門は桃山時代の1594年(文禄3年)に三条河原で煎り殺された石川五右衛門の死後30年以上経ってから建立されました。
(三門・ポイント)
●三門は江戸時代前期の1615(元和元年)の大坂夏の陣で戦死した一門の武士の冥福を祈る為、1628年(寛永5年)に伊勢津藩初代藩主・藤堂高虎(とうどうたかとら)が寄進しました。なお三門はかつて鎌倉時代後期の1295年(永仁3年)に太政大臣・西園寺実兼(さいおんじさねかね)の寄進によって創建され、南北朝時代の応安年間(1368年~1375年)に改築されたが、室町時代中期の1447年(文安4年)に焼失しました。
●三門は宝冠釈迦(ほうかんしゃか)座像・月蓋長者(がっかいちょうじゃ)・善財童士(ぜんざいどうじ)・十六羅漢(じゅうろくらかん)像、そして藤堂家歴代の位牌や大坂の陣の戦死者の位牌などを安置しています。天井に絵師・狩野探幽(かのうたんゆう)が描いた極彩色の鳳凰(ほうおう)・天人(てんにん)図があります。
●三門は天下竜門とも言われ、二階が五鳳楼(ごほうろう)とも言われています。ちなみに三門は悟りに至る三つの関門(空門(くうもん)・無相門(むそうもん)・無願門(むがんもん))を表しています。
三門見所(歴史概略・・・)

【南禅寺3位 水路閣・見所解説】
ランキング3位は水路閣(すいろかく)です。水路閣は延長約93メートルで、最も高い場所は約13メートルあります。水路閣は近づいて見上げるとその高さを実感することができます。水路閣は三門とともテレビドラマなどの撮影に使われています。見た覚えがある方もいるかもしれません。水路閣は見上げるだけでなく、南禅院側から登ることもでき、琵琶湖疏水の流れを見ることもできます。水路閣は写真撮影のスポットしても人気があり、写真撮影もおすすめです。
(水路閣・ポイント)
●水路閣は明治時代に建設されました。水路閣は花崗岩(かこうがん)と煉瓦造(れんがづくり)です。なお水水路閣を流れる水は琵琶湖疎水分線として、哲学の道を北上していきます。
水路閣見所(歴史概略・・・)

【南禅寺3位 別院塔頭・見所解説】
ランキング3位は南禅寺の別院塔頭(たっちゅう)です。南禅寺は山内に別院である南禅院(なんぜんいん)や金地院(こんちいん)・天授庵(てんじゅあん)・真乗院(しんじょういん)・大寧軒(だいねいけん)・聴松院(ちょうしょういん)・慈氏院(じしいん)・牧護庵(ぼくごあん)・南陽院(なんよういん)などの塔頭が建立されています。南禅寺は南禅寺発祥の地と言われ、国の史跡・名勝になっている庭園が見所です。金地院は茶人・建築家・作庭家で、備中松山藩第2代藩主・小堀遠州(こぼりえんしゅう)が作庭した資料が唯一残っている枯山水庭園・鶴亀の庭が見所です。天授庵は紅葉が見ごろを迎える時期に行われる紅葉ライトアップがが見所です。
(別院塔頭・ポイント)
●南禅院は鎌倉時代に亀山上皇(第90代・亀山天皇)が母・大宮院(おおみやいん・西園寺きつ子(さいおんじきつし))の為に造営した離宮・禅林寺殿の上の御所(上の宮)があった場所です。南禅院は鎌倉時代後期の1287年(弘安10年)に上の御所に持仏堂が建立されたのが起源と言われています。
●金地院は室町時代前期の応永年間(1394年~1427年)に室町幕府4代将軍・足利義持(あしかがよしもち)が南禅寺68世・大業徳基(だいごうとくき)を開山として洛北鷹ケ峯に創建したのが起源と言われています。
●天授庵は南北朝時代の1339年(延元4年・暦応2年)に虎関師錬(こかんしれん)が北朝初代・光厳天皇の勅許により、南禅寺開山・無関普門(むかんふもん)の塔所として建立したのが起源です。

【南禅寺番外 法堂・見所解説】
ランキング番外は法堂です。法堂は三門(重要文化財)と方丈(国宝)・方丈庭園(国の名勝)の間に建立されています。法堂は近付くとその大きさを感じることができます。法堂には天井に明治時代から大正時代に活躍した京都画壇・四条派の日本画家・今尾景年(いまおけいねん)が描いた雲龍図・幡龍(ばんりゅう)があります。法堂は通常入堂できないが、近付くと雲龍図の一部は外側から見ることができます。ちなみに龍は仏法を守護する八部衆(はちぶしゅう)に数えられ、釈迦如来の眷属(けんぞく)ともされ、仏法を大衆に説く法堂の天井に描かれ、法の雨(仏法の教え)を降らすとも言われています。また龍神が水を司る神とされ、火災から護る意味もあると言われています。
(法堂・ポイント)
●法堂は1893年(明治26年)の火災で焼失し、1909年(明治42年)に再建されました。法堂はかつて鎌倉時代の1291年(正応4年)の南禅寺創建時に建立されたが、室町時代中期の応仁の乱(1467年(応仁元年)~1477年(文明9年))で焼失しました。その後1479年(文明11年)頃に再建され、江戸時代初期の1606年(慶長11年)に関白・豊臣秀吉の子・豊臣秀頼の寄進によって大改築されたと言われています。
●法堂は本尊・釈迦如来(しゃかにょらい)、右に文殊菩薩(もんじゅぼさつ)、左に普賢菩薩(ふげんぼさつ)を安置しています。
法堂見所(歴史概略・・・)

【南禅寺見所ランキング 備考】
*参考・・・京都・南禅寺(アクセス・歴史・見どころ・・・)ホームページ

関連記事

京都観光おすすめ

  1. 錦市場
  2. 竹林の道
  3. 嵐山
ページ上部へ戻る