天龍寺見どころ・簡単まとめ(修学旅行)

天龍寺

天龍寺見どころ

天龍寺見どころ・簡単まとめ。天龍寺曹源池庭園(特別名勝・史跡)は大方丈・小方丈に面した曹源池を中心とした広さ約1,200坪の池泉回遊式庭園です。天龍寺は1815年(文化12年)の火災や1864年(元治元年)の禁門の変によって伽藍(建物)を焼失しました。(天龍寺見どころ下記参照)

【天龍寺見どころ 基礎知識】
天龍寺(てんりゅうじ)・天竜寺は承和年間(834年~848年)に第52代・嵯峨天皇(さがてんのう)の檀林皇后(だんりんこうごう)が創建した日本最初の禅寺・壇林寺(だんりんじ)があった場所です。その後第60代・醍醐天皇(だいごてんのう)の皇子・前中書王兼明親王(さきのちゅうしょおうかねあきらしんのう)の亀山の山荘、後嵯峨上皇(第88代・後嵯峨天皇(ごさがてんのう))の仙洞御所(せんとうごしょ)、亀山上皇(第90代・亀山天皇(かめやまてんのう))の離宮・亀山殿(かめやまどの)が造営されました。1335年(建武2年)に南朝初代で、第96代・後醍醐天皇(ごだいごてんのう)が亀山殿内に臨川寺(りんせんじ)を創建しました。天龍寺は1339年(暦応2年)に室町幕府初代将軍・足利尊氏(あしかがたかうじ)が後醍醐天皇を弔う為、夢窓国師(むそうこくし)・夢窓疎石(むそうそせき)を開山として創建しました。
天龍寺歴史(起源・見どころ・・・)

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【天龍寺 庭園】★★★修学旅行
庭園は特別名勝・史跡です。庭園には前庭・曹源池庭園(そうげんちていえん・方丈裏庭)があります。前庭は勅使門(ちょくしもん)から法堂(はっとう)に至る境内の中央にあり、放生池(ほうじょうち)を中心とした庭園です。曹源池庭園は大方丈(ほうじょう)・小方丈に面した曹源池(心字池(しんじいけ))を中心とした池泉回遊式(ちせんかいゆうしき)庭園です。また大堰川(おおいがわ・桂川)を隔てた標高約381.5メートルの嵐山や庭園西に位置する亀山を借景(しゃっけい)にした借景式庭園でもあります。曹源池庭園は開山である夢窓国師(むそうこくし)・夢窓疎石(むそうそせき)が最晩年に作庭したと言われています。夢窓国師・夢窓疎石は作庭を修行だった考えていたそうです。
(天龍寺 庭園・ポイント)
●曹源池庭園(曹源池)の名称は夢窓国師・夢窓疎石が池の泥をあげた時、池の中から「曹源一滴(そうげんのいってき)」と記した石碑が現れたとこに由来しています。「曹源一滴水」は正しい源から流れ出る真実の禅を意味しています。
●曹源池庭園は広さ約1,200坪あります。中央に登龍門(とうりゅうもん)の故事になぞらた龍門の滝(りゅうもんのたき)に見立てた2枚の巨岩があり、鯉魚石(りぎょせき)が通常の滝の下ではなく、横に置かれています。
●曹源池庭園は1799年(寛政11年)の「都林泉名勝図会(みやこりんせんめいしょうずえ)」に描かれています。
●庭園は第60代・醍醐天皇の皇子・前中書王兼明親王の山荘の池泉を改修したとも言われています。
天龍寺庭園・見どころ

【天龍寺 法堂】★修学旅行
法堂には日本画家・加山又造(かやままたぞう)が描いた雲龍図(うんりゅうず)があります。法堂は1864年(元治元年)の禁門の変(きんもんのへん・蛤御門の変(はまぐりごもんのへん))によって焼失し、明治時代に江戸時代後期に建立された雲居庵禅堂(うんごあんぜんどう・選佛場(せんぶつじょう))を移して再建されました。なお法堂は桟瓦葺(さんがわらぶき)の寄棟造(よせむねづくり)です。
(天龍寺 法堂・ポイント)
●法堂は須弥壇に釈迦三尊(しゃかさんぞん)像、後の壇に光厳上皇(北朝初代・光厳天皇(こうごんてんのう))の位牌・夢窓疎石像・足利尊氏像を安置しています。
●法堂にはかつては日本画家・鈴木松年(すずきしょうねん)が描いた雲龍図がありました。
天龍寺法堂・見どころ

【天龍寺 雲龍図】★修学旅行
雲龍図・八方睨みの龍(はっぽうにらみのりゅう)は法堂の天井(縦10.6メートル・横12.6メートル)にあります。雲龍図は1997年(平成9年)に法堂移築100年・夢窓国師650年遠諱記念事業として、日本画家・加山又造(かやままたぞう)が描きました。
(天龍寺 雲龍図・ポイント)
●雲龍図は天井に厚さ3センチのヒノキ板159枚を張って漆(うるし)を塗り、その上に更に白土(はくど)を塗り、直径9メートルの二重円内に八方睨みの龍が描かれています。

【天龍寺 方丈】★★★修学旅行
方丈(ほうじょう)は大方丈と小方丈(書院)に分かれています。大方丈(表3室・裏3室)は山内最大の建物です。大方丈には日本画家・物外道人(もつがいどうじん)が描いた雲龍の襖絵があります。小方丈は法要や来客の接待などに使われています。大方丈は1899年(明治32年)に建立され、小方丈は1924年(大正13年)に建立されました。
(天龍寺 方丈・ポイント)
●大方丈は正面約30メートル・奥行き約20メートルです。正面と背面に幅広い広縁が巡らせたれ、その外に落縁も巡らせたれています。
●大方丈は中央の48畳敷きの室中に平安時代後期作と言われている本尊・釈迦如来(しゃかにょらい)坐像(重要文化財)を安置しています。釈迦如来坐像は天龍寺内で最も古い仏像で、8度の火災から焼失を免れました。
天龍寺方丈・見どころ

【天龍寺 庫裏】★修学旅行
庫裏(くり)は台所と寺務所の機能を持つ建物です。庫裏には屋根に煙出し櫓があり、白壁を縦横に区切り、曲線の梁(はり)が用いられています。庫裏は方丈・客殿と棟続きです。庫裏は1899年(明治32年)に建立されました。なお庫裏は切妻造(きりづまづくり)です。
(天龍寺 庫裏・ポイント)
●庫裏の玄関には住職・平田精耕(ひらたせいこう)が描いた達磨(だるま)図の大衝立(ついたて)があります。なお達磨(菩提達磨(ぼだいだるま))はインド人仏教僧で、臨済宗(りんざいしゅう)など中国禅宗の開祖とされています。
天龍寺庫裏・見どころ

【天龍寺 多宝殿】★修学旅行
多宝殿は前方の階段付き向拝(こうはい)を持つ拝堂(はいどう)と後方の祠堂(しどう)を相の間(あいのま)で繋いだ建物です。多宝殿は南朝(吉野行宮(よしののあんぐう))にあった紫宸殿(ししんでん)を模したとも言われています。多宝殿は1934年(昭和9年)に建立されました。なお多宝殿は入母屋造です。
(天龍寺 多宝殿・ポイント)
●多宝殿は祠堂に南朝初代で、第96代・後醍醐天皇の木像を安置しています。
●多宝殿は亀山上皇(第90代・亀山天皇)の離宮が営まれ、第96代・後醍醐天皇の学問所だった場所と言われています。
天龍寺多宝殿・見どころ

【天龍寺 龍門亭】★修学旅行
龍門亭(りゅうもんてい)は1346年(貞和2年)に夢窓疎石が選んだ「天龍寺十境」のひとつである龍門亭を再現したものです。龍門亭は2000年(平成12年)に開山・夢窓国師650年遠諱記念事業として建てられました。
(天龍寺 龍門亭・ポイント)
●龍門亭では篩月(しげつ)謹製の精進料理(しょうじんりょうり)を食べることができます。(要確認)なお精進料理は平安時代・鎌倉時代に禅宗の僧が中国から修得し、日本に伝えたとも言われています。
●「天龍寺十境」は普明閣・絶唱谿・霊庇廟・曹源池・拈華嶺・渡月橋・三級巖・万松洞・龍門亭・亀頂塔です。
天龍寺龍門亭・見どころ

【天龍寺 勅使門】
勅使門は京都府指定文化財です。勅使門は四脚門(しきゃくもん)です。勅使門は慶長年間(1596年~1615年)に御所の明照院の禁門(きんもん)として建てられ、1641年(寛永18年)に移された言われています。勅使門は山内最古の建物です。なお勅使門は銅板葺(どうはんぶき)の切妻造です。
(天龍寺 勅使門・ポイント)
●勅使門は元々伏見城(ふしみじょう)の門として建てられ、その後御所に移されました。
天龍寺勅使門・見どころ

【天龍寺 中門】★修学旅行
中門は京都府指定文化財です。中門は親柱が棟木を受ける禅宗様式の門です。中門は慶長年間(1596年~1615年)に建立されたと言われています。中門は山内では古い建物のひとつです。なお中門は本瓦葺の切妻造です。

【天龍寺 祥雲閣】
祥雲閣(しょううんかく)は多宝殿に向かう廊下の右側にあります。祥雲閣は1934年(昭和9年)に多宝殿を山内に建立した際の記念事業として建てられました。
(天龍寺 祥雲閣・ポイント)
●祥雲閣は表千家の書院形式の茶室・残月亭(ざんげつてい)を写した茶室です。
天龍寺祥雲閣・甘雨亭・見どころ

【天龍寺 甘雨亭】
甘雨亭(かんうてい)は多宝殿に向かう廊下の右側にあります。甘雨亭は祥雲閣と同じく、1934年(昭和9年)に多宝殿を山内に建立した際の記念事業として建てられました。
(天龍寺 甘雨亭・ポイント)
●甘雨亭は4畳半台目の茶室です。甘雨亭の名称は裏千家14代・淡々斎が命名しました。

【天龍寺 八幡社】★修学旅行
総鎮守社・八幡社は「十境」の霊庇廟(れいひびょう)です。八幡社はかつて亀山山頂に祀られていたが、1875年(明治8年)に山内の現在の場所に移されました。八幡社は1344年(康永3年)に夢窓疎石の霊夢によって造営されたと言われています。
(天龍寺 八幡社・ポイント)
●八幡社は八万大菩薩を祀っています。
天龍寺八幡社・見どころ

【天龍寺 精耕館】
精耕館(せいこうかん)は2000年(平成12年)に夢窓国師650年遠諱記念事業として設立された天龍寺国際宗教哲学研究所です。精耕館は宗教哲学書などの古文書を収蔵し、現在天龍寺史編纂所になっています。

【天龍寺 百花苑】★修学旅行
百花苑(ひゃっかえん)は多宝殿から北門に向かう途中にあります。百花苑は1983年(昭和58年)に北門を建立した際に整備されました。百花苑では桜や紫陽花などを見ることができます。

【天龍寺 友雲庵】
友雲庵(ゆううんあん)は研究棟・精耕館近くにあります。友雲庵では毎月第2日曜日の午前9時から坐禅会と禅の講義である提唱を無料で体験することができます。友雲庵の無料体験は予約不要です。(要確認)

【天龍寺 平和観音・愛の泉】★修学旅行
平和観音・愛の泉は多宝殿の横にあります。平和観音は中国から伝来したと言われています。愛の泉は地下約80メートルから涌き出ている霊泉です。
(天龍寺 平和観音・愛の泉・ポイント)
●平和観音の前には観音様を守る三匹のカエルがあります。カエルの前のお皿にお金を投げ、見事入ると幸せになるとも言われています。
天龍寺平和観音・愛の泉・見どころ

【天龍寺 硯石】
硯石は多宝殿の北にある庭園にあります。硯石は1899年(明治32年)に日本画家・鈴木松年(すずきしょうねん)が法堂の天井に雲龍図を描いた際に使ったと言われています。なお硯石は高さ約2メートルです。
(天龍寺 硯石・ポイント)
●硯石には書道が上達するご利益があると言われているそうです。

【天龍寺 望京の丘】★修学旅行
望京の丘(ぼうきょうのおか)は境内裏にある小高い丘です。望京の丘は曹源池庭園から登ることができ、伽藍などを見ることができます。望京の丘からは山内だけでなく、京都市内も見ることができます。

【天龍寺 放生池】
放生池(ほうじょうち)は勅使門の前から法堂の方に伸びています。放生池には蓮が植えられ、例年初夏から見ごろを迎えます。なお放生池には石橋が架けられています。
(天龍寺 放生池・ポイント)
●放生池は捕らえた魚などを殺さずに放す放生会(ほうじょうえ)を行う為の池です。

【天龍寺 後醍醐天皇菩提塚】
第96代・後醍醐天皇菩提塚は多宝殿前に植えられた枝垂桜の傍にあります。ちなみに山内北西隅には後嵯峨天皇陵・亀山天皇陵があり、それぞれ法華堂が建立されています。

【天龍寺 紅葉】
紅葉の名所です。山内にカエデなどが分布し、例年11月中旬頃から下旬頃に見ごろを迎えます。なお紅葉は曹源池庭園(曹源池)から見るのがよいと言われています。
天龍寺紅葉見ごろ

【天龍寺 桜】
紅葉だけでなく、桜の名所です。山内に染井吉野・枝垂桜・八重桜・山桜など約200本の桜の木が植えられ、例年4月上旬頃に見ごろを迎えます。なお桜の中でも多宝殿の前の枝垂桜は付近随一と言われているそうです。
天龍寺桜見ごろ

【天龍寺 塔頭】★修学旅行
山内には三秀院・弘源寺・慈済院・松厳寺・永明院・寿寧院・妙智院などの塔頭があります。塔頭(たっちゅう)は祖師や高僧の死後、その弟子が祖師・高僧を慕って寄り沿うように創建した小さな寺院です。
(天龍寺 塔頭・ポイント)
●三秀院(さんしゅういん)は1363年(正平18年)に臨済宗の僧・不遷法序(ふせんほうじょ)が創建しました。
三秀院(アクセス・・・)

【天龍寺 七福神めぐり】
毎年節分の日に山内塔頭で七福神めぐりが行われます。七福神めぐりは総門前で福笹を受け取り、三秀院(大黒天)・弘源寺(毘沙門天)・慈済院(弁財天)・松厳寺(福禄寿)・永明院(恵比寿)・寿寧院(不動明王)・妙智院(宝徳稲荷)の順に山内塔頭を巡ってお札を受け取り、1年の幸福を祈願します。
(天龍寺 七福神めぐり・ポイント)
●七福神めぐりでは布袋・寿老人の代わりが宝徳稲荷・不動明王になっています。
天龍寺七福神めぐり

【天龍寺 渡月橋・亀山公園】
渡月橋・亀山公園(嵐山公園亀山地区)はかつて天龍寺の境内だったとも言われています。1877年(明治10年)の上地令により、嵐山53町歩・亀山全山・嵯峨の平坦部(4キロ四方)などを上地し、境内は10分の1である約3万坪になりました。
(天龍寺 渡月橋・亀山公園・ポイント)
●渡月橋は承和年間(834年~848年)に真言宗の開祖である弘法大師・空海の高弟・道昌(どうしょう)が架けた橋・法輪寺橋が起源と言われています。
渡月橋(アクセス・・・)
●嵐山公園は明治時代末期に桂川左岸に整備された亀山地区・桂川中州に整備された中之島地区・昭和に整備された桂川左岸に整備された臨川寺地区の3地区から構成されています。
亀山公園(アクセス・・・)

【天龍寺見どころ 備考】
天龍寺基本情報(アクセス・見どころ・・・)

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