平等院-修学旅行・観光見所ランキング(鳳凰堂

平等院見どころ

平等院見所ランキング

平等院見所ランキングの簡単まとめ。見所ランキングは1位が阿字池の中島に建立された鳳凰堂(国宝)、2位が浄土式庭園(国の名勝・史跡)、3位がミュージアム鳳翔館とライトアップです。番外は草木です。(平等院見所ランキング下記参照)

平等院見どころ一覧

【平等院 歴史・簡単概要】
平等院(びょうどういん)は859年(貞観元年)に第52代・嵯峨天皇の皇子である左大臣・源融(みなもとのとおる)が造営した別荘があった場所です。その後別荘は第59代・宇多天皇、宇多天皇の孫、源重信を経て、関白・藤原道長が源重信の婦人から譲り受けました。平等院は1052年(永承7年)に藤原道長の子である関白・藤原頼通が別荘・宇治殿の寝殿を本堂に改め、藤原氏の氏寺として創建しました。その後1053年(天喜元年)に西方極楽浄土を出現させたような鳳凰堂(阿弥陀堂)が建立され、定朝作の阿弥陀如来坐像が安置されました。
平等院歴史

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【1位 鳳凰堂・簡単紹介 平等院】
ランキング1位は鳳凰堂(国宝)です。鳳凰堂は大乗仏教の経典「観無量寿経(かんむりょうじゅきょう)」に基づき、十億万仏土先の西方にあると言われる西方極楽浄土(さいほうごくらくじょうど)とその教主・阿弥陀如来(あみだにょらい)を観想(かんそう)する為に建立された阿弥陀堂です。鳳凰堂は阿字池(あじいけ)の中島に建立され、中堂・北翼廊・南翼廊・尾廊に分かれています。鳳凰堂は東方に面して建立され、阿字池の西方に極楽浄土があることを示しているとも言われています。ちなみに鳳凰堂は中堂の南北に北翼廊・南翼廊があり、中堂の西に尾廊があります。中堂は一見二階建てのように見える一重裳階付き(いちじゅうもこしつき)で、中堂大棟の南北両端には鳳凰(国宝)一対が設置されていました。ただ鳳凰(国宝)は現在ミュージアム鳳翔館に収蔵され、複製(レプリカ)が設置されています。鳳凰堂は極楽浄土の宝池(ほうち)に浮かぶ宮殿のように見えるとも言われ、眺めるとその美しさが実感できます。阿字池の水鏡に映し出された鳳凰堂を眺めるのもおすすめです。鳳凰堂では2012年(平成24年)9月から2014年(平成26年9月)9月に外観を酸化鉄と黄土を混ぜた丹土塗り(につちぬり)に塗り替えたり、鳳凰の金箔張り(きんぱくばり)が行われたりする平成の大修理が行われました。
(1位 鳳凰堂・ポイント 平等院)
●鳳凰堂は平安時代後期の1053年(天喜元年)に創建されました。鳳凰堂創建には貴族社会に広がった末法思想(まっぽうしそう)・浄土信仰(じょうどしんこう)の影響があったと言われています。その後江戸時代前期の1670年(寛文10年)に大修理が行われ、この頃から鳳凰堂と言われるようになりました。須弥壇(しゅみだん)の格狭間に嵌め込まれた金銅板に「平等院鳳凰堂」と刻銘されています。なお鳳凰堂はかつて御堂・大堂とも言われていました。
●鳳凰堂はかつて屋根瓦が木製の木瓦葺(こがわらぶき)だったが、1101年(康和3年)に藤原頼通の曾孫・藤原忠実(ふじわらのただざね)が修理を行った際、平等院の荘園であった河内向山(大阪府八尾市)の窯で焼かれた粘土瓦を使った総瓦葺(そうかわらぶき)に変えられたと言われています。この時に焼かれた粘土瓦約1,500枚は中堂の屋根に現在も葺かれています。なお中堂の龍頭瓦は藤原頼通が死後に龍神になり、平等院を守護したという伝承により、室町時代に飾られていると言われています。
●鳳凰堂は中堂に寄木造(よせぎづくり)技法の完成者である仏師・定朝(じょうちょう)作と唯一確証がある阿弥陀如来坐像(国宝)を安置しています。阿弥陀如来坐像は鳳凰堂正面にある格子戸(こうしど)の円窓から眺めることができます。なお平等院ではかつて阿弥陀如来坐像を拝する小御所(こごしょ)が阿字池対岸(東岸)に建てられていました。
●鳳凰は平等院が創建された同時期の平安時代後期(11世紀頃)に製作されたと言われています。鳳凰は北方像が総高235.0センチ・像高98.8センチ、南方像が総高228.8センチ・像高95.0センチでした。鳳凰は1968年(昭和43年)に複製(レプリカ)に取り替えられました。
平等院鳳凰堂(歴史概略・・・)

【2位 庭園・簡単紹介 平等院】
ランキング2位は庭園(国の名勝・国の史跡)です。庭園も鳳凰堂と同様に「観無量寿経」に基づき、西方極楽浄土とその教主である阿弥陀如来を観想する為に作庭されたと言われています。庭園は阿字池の中島に鳳凰堂(国宝)が建立され、宇治川(うじがわ)や対岸の山々と一体として作庭された浄土式庭園です。阿字池は「観無量寿経」の極楽浄土・宝池を表しています。ちなみに阿字池は梵字(ぼんじ)の「阿」字を象った池です。庭園は鳳凰堂前に白砂と拳大の石を敷き詰めた洲浜が広がり、仏の供養の為の平等院型と言われる石灯籠(重美)1基や石組などが配されています。庭園は平安時代の歌人・橘俊綱(たちばなのとしつな)が「今鏡(いまかがみ)・平安時代末期成立」の中で当代きってのものと謳いました。また私撰歴史書「扶桑略記(ふそうりゃくき)・平安時代編纂」には「極楽いぶかしくば宇治の御寺をうやまえ」とも謳われました。
(2位 庭園・ポイント 平等院)
●庭園は平安時代に作庭され、平安時代に完成した最古の浄土式庭園とも言われています。なお庭園では1990年(平成2年)から発掘調査が行われ、平安時代の州浜が検出されたことから作庭当初の姿に戻されました。また鳳凰堂に渡る2つの小橋も当初の形式に戻されました。
平等院庭園(歴史概略・・・)

【3位 ミュージアム鳳翔館・簡単紹介 平等院】
ランキング3位はミュージアム鳳翔館(ほうしょうかん)です。ミュージアム鳳翔館は鳳凰(国宝)・雲中供養菩薩像(国宝)・梵鐘(国宝)などを収蔵・公開しています。鳳凰は平等院が創建された同時期(11世紀頃)に製作されたとも言われています。梵鐘も平等院が創建された同時期(11世紀頃)に鋳造されたと言われています。梵鐘は「姿・形の平等院」と言われ、「音の三井寺(みでら・園城寺(おんじょうじ))」・「銘の神護寺(じんごじ)」とともに「天下の三名鐘」に数えられました。鳳凰・梵鐘は眺めるとその歴史を実感することができます。なお鳳翔館は国の名勝・国の史跡に指定されている庭園などの調和を図る為に大半が地下構造になっており、日本芸術院賞・日本建築学会作品選奨を受賞しています。
(3位 ミュージアム鳳翔館・ポイント 平等院)
●鳳翔館は2001年(平成13年)に開館しました。鳳翔館は1965年(昭和40年)に建設された旧宝物館が老朽化したことにより、鳳翔館が建設されました。

【3位 ライトアップ・簡単紹介 平等院】
ランキング3位はライトアップです。ライトアップは平成の大修理後、桜・紅葉が見ごろを迎える時期に行われています。(要確認)紅葉ライトアップは「瑞光照歓‐錦秋のあかり‐」として行われ、モミジと鳳凰堂(国宝)などがライトアップされます。阿字池の水鏡に映し出されたライトアップの光景も幻想的と言われています。
(3位 ライトアップ・ポイント 平等院)
●平等院には枝垂桜・染井吉野などの桜の木が植えられ、例年3月下旬頃から4月上旬頃に見ごろを迎えます。
平等院桜ライトアップ
●平等院にはモミジ約200本が植えられ、例年11月中旬頃から下旬頃に見ごろを迎えます。
平等院紅葉ライトアップ

【番外 草木・簡単紹介 平等院】
ランキング番外は草木です。平等院では桜(3月下旬頃~4月上旬頃)・紅葉(11月中旬頃~下旬頃)以外にもサザンカ(12月頃~2月頃)・室町椿(2月頃~3月頃)・ボケ(3月上旬頃~下旬頃)・藤(4月下旬頃~5月上旬頃)・ツツジ(4月下旬頃~5月中旬頃)・睡蓮(5月下旬頃~9月頃)・蓮(6月下旬頃~8月上旬頃)・サルスベリ(8月頃~9月上旬頃)などを楽しむことができます。ちなみに平等院蓮は平等院独自の品種で、つぼみの先は少し赤いが、花びらは透き通るほど薄く、純白の大輪の花を咲かせます。
(番外 草木・ポイント 平等院)
●藤は樹齢約250年で、高さ約3メートル・幹回り2.4メートルあります。なお藤の花は宇治市の名木百選に選ばれています。
●平等院蓮は1999年(平成11年)に阿字池を発掘調査した際、江戸時代後期(約200年前)の地層から1粒出土しました。平等院蓮は2001年(平成13年)に初めて開花しました。
●室町椿は1997年(平成9年)に鳳凰堂の南背後の庭園を発掘した際、室町時代の地層から土器・瓦などとともに発見された。室町椿は2003年(平成15年)に初めて開花しました。

【平等院見所ランキング 備考】
*参考・・・平等院(拝観料・アクセス・歴史概要・見どころ・・・)ホームページ

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