知恩院見どころ

知恩院

知恩院見どころを分かりやすく簡単にまとめて紹介しています。(修学旅行から一人旅まで)知恩院見どころ・御影堂(国宝)は1639年(寛永16年)に江戸幕府3代将軍・徳川家光の寄進によって再建されました。2枚の「葺き残しの瓦」は未完成を表しています。「葺き残しの瓦」は完成すれると後は壊れていくという「満つれば欠くる世の習い」に由来しています。

【知恩院見どころ以外の情報】
知恩院基本情報
知恩院七不思議(見どころ)
知恩院歴史

【知恩院見どころ 歴史・簡単概要】
知恩院(ちおんいん)は浄土宗の開祖・法然上人(ほうねんしょうにん)が東山・吉水(よしみず)に草庵を結んだのが起源です。当初吉水御坊・大谷禅坊などと称されていました。その後1227年(嘉禄3年)に延暦寺の衆徒によって破壊されたが、1234年(文暦元年)に法然上人の弟子・勢観房源智が再興し、四条天皇から寺号「華頂山知恩教院大谷寺」を賜りました。しかし火災や応仁の乱の兵火などによって焼失しました。1608年(慶長13年)に江戸幕府初代将軍・徳川家康が諸堂を建立し、江戸幕府2代将軍・徳川秀忠、3代将軍・徳川家光が引き継ぎました。

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【知恩院見どころ 御影堂】●修学旅行必見
御影堂(本堂)は国宝です。御影堂は内内陣・内陣・外陣に分かれています。御影堂の屋根の中央には完璧ではないことを示す為に意図的に2枚の「葺き残しの瓦」が積まれています。御影堂は1639年(寛永16年)に江戸幕府3代将軍・徳川家光の寄進によって再建されました。なお御影堂は本瓦葺の入母屋造です。
(知恩院見どころ 御影堂豆知識)
●御影堂は間口約45メートル・奥行約35メートルです。
●御影堂は内内陣に宗祖・法然の御影(みえい)を祀り、御影堂と言われています。御影堂は山内最大の建物の為、大殿(だいでん)とも言われています。
●「葺き残しの瓦」は完成すれると後は壊れていくという「満つれば欠くる世の習い」に由来し、未完成を表しています。
●御影堂は軒下に七不思議に数えられる「忘れ傘」があります。

【知恩院見どころ 三門】●修学旅行必見
三門(山門)は国宝です。三門は五間三戸の二重門(二階建て)です。三門には畳二畳以上の大きさがある額「華頂山」が掛かっています。三門は天井に飛龍が描かれた禅宗寺院形式です。三門は1621年(元和7年)に江戸幕府2代将軍・徳川秀忠の寄進によって建立されました。なお三門は本瓦葺の入母屋造です。
(知恩院見どころ 三門豆知識)
●三門は高さ約24メートル・幅約50メートルです。三門(山門)の中で日本最大と言われています。屋根には瓦約7万枚が使われています。
●三門は上層に宝冠釈迦牟尼仏像(重要文化財)・十六羅漢像(重要文化財)を安置しています。
●三門は南禅寺(なんぜんじ)の山門・東本願寺(ひがしほんがんじ)の御影堂門とともに京都三大門とも言われています。また南禅寺の山門・山梨の久遠寺(くおんじ)の三門とともに日本三大門とも言われています。

【知恩院見どころ 大方丈】
大方丈は重要文化財です。大方丈には上段の間・鶴の間・菊の間・鷺の間・柳の間・梅の間・仏間などがあります。上段の間には武者隠しがあり、鶴の間などには狩野派の絵師が描いた豪華な襖絵があります。大方丈は1641年(寛永18年)に建立されました。なお大方丈は檜皮葺の入母屋造です。
(知恩院見どころ 大方丈豆知識)
●仏間は快慶作と言われている本尊・阿弥陀如来像(重要文化財)を安置しています。
●大方丈は洛中随一の名書院と言われているそうです。
●菊の間には七不思議に数えられる抜け雀の襖絵があります。

【知恩院見どころ 小方丈】
小方丈は重要文化財です。小方丈は大方丈の後にあります。小方丈には蘭亭の間・雪中山水の間・下段の間・花鳥の間・羅漢の間・上段の間などがあります。小方丈は1641年(寛永18年)に建立されました。なお小方丈は檜皮葺の入母屋造です。
(知恩院見どころ 小方丈豆知識)
●小方丈の東には阿弥陀如来が西方極楽浄土から25名の菩薩を従えて来迎するのを表現した「二十五菩薩の庭」があります。
●小方丈は大方丈と同じく、洛中随一の名書院と言われているそうです。

【知恩院見どころ 勢至堂】
勢至堂(せいしどう)は重要文化財です。勢至堂はかつて法然上人の住房・大谷禅房があった場所で、知恩院発祥の地とされています。勢至堂は山内最古の建物で、かつて本堂でした。勢至堂は1530年(享禄3年)に再建されました。なお勢至堂は本瓦葺の入母屋造です。
(知恩院見どころ 勢至堂豆知識)
●勢至堂は桁行約21メートル・約梁行20メートルです。
●勢至堂は内陣に鎌倉時代に造られた本尊・勢至菩薩坐像(重要文化財)を安置しています。

【知恩院見どころ 集会堂】
集会堂(しゅうえどう)は重要文化財です。集会堂は1872年(明治5年)に行われた京都博覧会の会場になりました。集会堂は鴬張りの渡り廊下で御影堂と結ばれています。集会堂は1635年(寛永12年)に江戸幕府3代将軍・徳川家光が再建しました。なお集会堂は本瓦葺の入母屋造です。 
(知恩院見どころ 集会堂豆知識)
●集会堂は桁行42.9メートル、梁間23.7メートルあり、千畳敷とも言われています。
●集会堂はかつて衆会堂とも言われていました。
●集会堂は御影堂の修理期間中に限り、法然上人御堂(ほうねんしょうにんみどう)と称することになりました。

【知恩院見どころ 経蔵】
経蔵は重要文化財です。経蔵は御影堂の東にあります。経蔵の八角輪蔵の中央には徳川秀忠が寄進した宋版大蔵経一切経5,900帖が納められています。経蔵は1621年(元和7年)に三門とともに徳川秀忠の寄進によって建立されました。なお経蔵は本瓦葺の宝形造です。
(知恩院見どころ 経蔵豆知識)
●経蔵の天井などには狩野派の絵師が描いた絵があります。

【知恩院見どころ 大庫裏・小庫裏】
大庫裏・小庫裏は重要文化財です。大庫裏・小庫裏は本来台所です。大庫裏・小庫裏は1641年(寛永18年)頃に建立されました。大庫裏・小庫裏は本瓦葺の入母屋造です。
(知恩院見どころ 大庫裏・小庫裏豆知識)
●大庫裏は雪香殿(せっこうでん)とも言われています。

【知恩院見どころ 大鐘楼】
大鐘楼は重要文化財です。大鐘楼は境内の南にあります。大鐘楼は四方の主柱と8本の支柱で梵鐘を支えています。大鐘楼は1678年(延宝6年)に建立されました。なお大鐘楼は本瓦葺の入母屋造です。
(知恩院見どころ 大鐘楼豆知識)
●大鐘楼は1636年(寛永13年)に鋳造された日本有数の大鐘である梵鐘(重要文化財)を釣っています。

【知恩院見どころ 唐門】
唐門は重要文化財です。唐門は大方丈玄関に通ずる四脚門です。唐門は1641年(寛永18年)に建立されました。なお唐門は檜皮葺の前後唐破風造・側面入母屋です。
(知恩院見どころ 唐門豆知識)
●唐門には桃山時代に流行した故事伝説に基づく牡丹唐草・鯉魚に乗る老人などの彫刻があります。

【知恩院見どころ 梵鐘】
梵鐘は重要文化財です。梵鐘は大鐘楼に釣るされています。梵鐘は1636年(寛永13年)に鋳造されました。梵鐘は高さ約3.3メートル・口径約2.8メートル・重さ約70トンです。
(知恩院見どころ 三大梵鐘豆知識)
●梵鐘は奈良東大寺(とうだいじ)の梵鐘・京都方広寺(ほうこうじ)の梵鐘とともに日本三大梵鐘と言われています。

【知恩院見どころ 御廟】
御廟(ごびょう)は京都府有形文化財です。御廟は法然上人の遺骨を奉安しています。ただ御廟は内部が非公開で、手前にある拝殿から拝することができます。御廟は1613(慶長18年)に常陸国土浦藩主・松平伊豆守信一(まつだいらいずのかみのぶかず)の寄進によって改築されました。拝殿は1710年(宝永7年)に建てられました。御廟は方三間の宝形造の本瓦葺です。拝殿は檜皮葺
です。
(知恩院見どころ 御廟豆知識)
●廟堂は周囲に雲に龍・桐に鳳凰・梅に鶯・雲に麒麟・松に鶴・桜に鳥・牡丹に鳳凰など桃山様式の彫刻が施されています。
●拝殿では毎月25日に別時念仏会が行われます。

【知恩院見どころ 阿弥陀堂】
阿弥陀堂は御影堂の東にあります。阿弥陀堂には第105代・後奈良天皇宸筆による「大谷寺」が掛かっています。阿弥陀堂は明治時代に荒廃し、1910年(明治43年)に再建されました。なお阿弥陀堂は本瓦葺の入母屋造です。
(知恩院見どころ 阿弥陀堂豆知識)
●阿弥陀堂は本尊・阿弥陀如来坐像を安置しています。

【知恩院見どころ 黒門】
黒門は桁行四間・梁行一間の一重門です。黒門は慶長年間(1596年~1615年)に建立されました。なお黒門は本瓦葺の切妻造です。

【知恩院見どころ 方丈庭園】
方丈庭園は京都市指定名勝です。方丈庭園は大方丈・小方丈に面し、北庭と南庭に分かれます。方丈庭園は東山を借景にした池泉回遊式庭園です。方丈庭園は小堀遠州と縁のある僧・玉淵(ぎょくえん)が作庭したと言われています。
(知恩院見どころ 方丈庭園豆知識)
●方丈庭園は阿弥陀二十五菩薩来迎図(国宝)に因んで、二十五菩薩の庭とも言われています。

【知恩院見どころ 友禅苑】
友禅苑(ゆうぜんえん)は山門の南側にあります。友禅苑は1954年(昭和29年)に友禅染の祖・宮崎友禅斎(みやざきゆうぜんさい)の生誕300年を記念して造園されました。友禅苑は池泉式庭園と枯山水庭園で構成され、補陀落池には仏師・高村光雲(たかむらこううん)作の聖観音菩薩立像が建てられています。
(知恩院見どころ 友禅苑豆知識)
●友禅苑内には裏千家ゆかりの茶室・華麓庵(かろくあん)と第86世・中村康隆(なかむらこうりゅう)の白寿を記念して移築された茶室・白寿庵があります。

【知恩院見どころ 濡髪大明神】
濡髪大明神(ぬれがみだいみょうじん)は1633年(寛永10年)に德川家光が知恩院を再建した際に造営されたと言われています。濡髪大明神は祭神が白狐で、知恩院を火災から守る守護神とも言われています。
(知恩院見どころ 濡髪大明神豆知識)
●濡髪大明神は祇園の芸舞妓の間で、縁結びのご利益があると言われています。
濡髪大明神・知恩院見どころ

【知恩院見どころ 瓜生石】
瓜生石(うりゅうせき・かしょうせき)は黒門への登り口の路上にあります。瓜生石は幅約1.5メートルで、周囲に石柵を巡らされています。瓜生石は知恩院が創建される前からあったと言われています。瓜生石を掘ると二条城までつづく抜け道があるとも、隕石が落ちた場所とも言われています。
(知恩院見どころ 瓜生石豆知識)
●瓜生石は誰も植えた覚えがないのに瓜が花を咲かせて青々と実ったとも、八坂神社の牛頭天王(ごずてんのう)が瓜生山に降臨し、その後瓜生石に来現して一夜の内に瓜が実ったとも言われています。

【知恩院見どころ 紅葉】
紅葉の名所です。紅葉は例年11月中旬頃から11月下旬頃に見ごろを迎えます。紅葉の見ごろの時期に例年ライトアップが行われ、夜間拝観ができます。
紅葉・知恩院見どころ紅葉ライトアップ・知恩院見どころ

【知恩院見どころ 御忌大会】
毎年4月18日から25日に御忌大会(ぎょきだいえ)が行われています。御忌大会は法然上人の忌日に門弟が行った知恩講に由来する一番重要な法要です。御忌は天皇などの忌日法要を指すが、1524年(大永4年)に第104代・後柏原天皇から「大永の御忌鳳詔(ほうしょう)」が出されたことより、御忌と言うようになったそうです。
(知恩院見どころ 御忌大会豆知識)
●御忌大会はかつて1月に行われていたが、1876年(明治10年)からは4月に行われるようになりました。
御忌大会・知恩院見どころ

【知恩院見どころ 追儺式】
毎年節分の日に追儺式(ついなしき)が行われています。追儺式では年男が七不思議のひとつに数えられる長さ2.5メートル・重さ30キロの巨大な大杓子(しゃくし)を持ちながら諸堂を回り、豆まきで厄祓いを行います。
(知恩院見どころ 追儺式豆知識)
●豆まきの際には「福は内」と言うと「ごもっとも ごもっとも」と合いの手を入れられ、「鬼は外」とは言いません。大しゃくしの「すくい」が阿弥陀様の慈悲の深い「救い」に通じ、例え三悪道に堕ちた餓鬼でも救うという思いから「鬼は外」とは言わないそうです。
追儺式・知恩院見どころ

【知恩院見どころ 御身拭式】
毎年12月25日に御身拭式が行われています。御身拭式は法然上人の12月の月命日に合わせて行われます。御身拭式ではお念仏が唱和される中、厨子の中に安置されている法然上人の尊像を門跡自らが真新しい香染めの羽二重で拭います。
(知恩院見どころ 御身拭式豆知識)
●御身拭式は江戸時代前期から行われていると言われています。
御身拭式・知恩院見どころ

【知恩院見どころ 試し撞き】
毎年12月下旬に試し撞きが行われています。試し撞きは大晦日の除夜の鐘の前に本番さながらに行われます。知恩院の大鐘(梵鐘)は日本最大級の大きさを誇ることから親綱1人・子綱16人の僧侶が撞く特殊な方法で撞かれます。
(知恩院見どころ 試し撞き豆知識)
●大鐘が撞かれるのは除夜の鐘と法然上人の御忌大会の時だけだそうです。
試し撞き・知恩院見どころ

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