天橋立(アクセス・マップ・見どころ・概要・・・)日本三景
天橋立
天橋立(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。天橋立にある磯清水(いそしみず)は周囲に宮津湾・阿蘇海があるにも関わらず、塩味を感じない不思議な名水とされ、1985年(昭和60年)に環境省の名水百選に選ばれました。ちなみに平安時代に和泉式部が「橋立の 松の下なる 磯清水 都なりせば 君も汲ままし」と詠んだとも言われています。
【天橋立 アクセス・マップ】
場所・・・京都府宮津市文珠天橋立公園
最寄り駅・バス停・・・天橋立駅
アクセス路線は次の通りです。
*京都丹後鉄道宮津線
【天橋立 拝観時間・時間(要確認)】
自由
【天橋立 拝観料金・料金(要確認)】
無料
【天橋立 歴史・簡単概要】
天橋立(あまのはしだて)は京都府宮津市にあります。天橋立は若狭湾(わかさわん)西端に位置する宮津湾(みやづわん)と内海(海跡湖)である阿蘇海(あそかい)を南北に隔てる砂州で、文珠の切戸(もんじゅのきれと)と文珠水路によって宮津湾と阿蘇海が通じています。天橋立は丹後半島東岸を流れる世屋川(せやがわ)などの河川から海に流出した砂礫(されき)が南に流され、野田川(のだがわ)が阿蘇海に流入して起こる流れとぶつかって海中に砂礫が堆積し、約4千年前に海面に現れたとも言われています。天橋立は砂嘴(さし)が全長約3.6キロメートル・幅約20~170メートルで、約8,000本の松が茂っています。天橋立はその形が天に架かる橋のように見えることから名付けられました。天橋立は古くから奇勝・名勝として知られ、平安時代に和泉式部(いずみしきぶ)の娘で、女房三十六歌仙に数えられた小式部内侍(こしきぶのないし)が「大江山 いく野の道の 遠ければ まだふみもみず 天橋立」と百人一首に詠みました。なお天橋立は国の特別名勝で、宮城県宮城郡松島町の松島・広島県廿日市市にある宮島(厳島)とともに日本三景と言われています。ちなみに日本三景を雪月花に例えると雪が天橋立、月が松島、花(紅葉)が宮島になるそうです。天橋立は日本の名松百選・日本の名水百選・日本の道百選・日本の白砂青松百選・日本の渚百選・美しい日本の歴史的風土百選・日本の歴史公園百選・日本の地質百選にも選ばれています。
*参考・・・天橋立(アクセス・歴史・・・)
【天橋立 見どころ・文化財(非公開の場合あり)】
天橋立の見どころは天橋立の眺望です。なお天橋立では宮津桟橋(宮津地区)・天橋立桟橋(文殊地区)・一の宮桟橋(府中地区)を観光船・モーターボートが運航し、海の上から天橋立を見ることもできます。
●北側・傘松公園(かさまつこうえん)からの眺望は天橋立が斜め一文字に見えることから斜め一文字と言われています。
傘松公園・天橋立(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)
●南側・天橋立ビューランドからの眺望は天橋立が龍が天に登るように見えることから飛龍観と言われています。
天橋立ビューランド・天橋立(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)
●西側・大内峠一字観公園からの眺望は天橋立が横一文字に見えることから一字観と言われています。
大内峠一字観公園・天橋立(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)
●東側・天橋立雪舟観展望休憩所からの眺望は雪舟が「天橋立図(国宝)」を描いた構図が似ていることから雪舟観と言われています。
天橋立雪舟観展望休憩所・天橋立(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)
【天橋立 行事・イベント(要確認)】
●天橋立まち灯りは例年7月中旬頃から9月上旬頃に行われています。毎日天橋立の砂浜がライトアップされ、ヒカリの松のトンネルを潜り抜けると砂浜がブルーに浮かび上がり、水面が煌めく幻想的な空間が広がります。
天橋立まち灯り
【天橋立 連絡先】
電話番号・・・0772-22-8030(天橋立観光協会)
【天橋立 備考(アクセス・御朱印・駐車場・・・)】
【天橋立 おすすめ散策ルート】
天橋立からのおすすめ散策ルートは天橋立を南北に散策するルートです。天橋立は歩くと片道約50分、自転車に乗ると約20分で渡ることができ、京都観光・旅行を楽しむことができます。なお天橋立には東西南北にビュースポット(傘松公園・天橋立ビューランド・大内峠一字観公園・天橋立雪舟観展望休憩所)があることからそれらまで散策するのもいいかもしれません。