穴太寺の紅葉見ごろ2025(時期:11月中旬~11月下旬頃)
穴太寺の紅葉見ごろ(時期・アクセス・概要)
穴太寺の紅葉見ごろ(時期・ライトアップ・・・)情報を紹介しています。穴太寺では亀岡の名木に選ばれている樹齢約400年の大イチョウ・モミジなどが植えられ、紅葉と本堂・多宝塔・鐘楼・手水舎などの光景が美しいと言われています。大イチョウは樹高約19メートル・幹周約4.9メートルです。(詳細下記参照)
【穴太寺の紅葉見ごろ(例年時期)・2025年予測】
穴太寺の紅葉見ごろは例年11月中旬頃から11月下旬頃です。ただ紅葉の時期や見ごろはその年の気候などによって多少前後することがあります。なお2025年9月上旬頃から京都の紅葉見ごろ情報を情報発信します。
京都紅葉見ごろ2025(清水寺・東福寺・永観堂・・・)
【穴太寺紅葉 アクセス・マップ】
場所・・・京都府亀岡市曽我部町穴太東辻46
最寄り駅・バス停・・・穴太口(徒歩約10分)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京阪京都交通バス・穴太寺循環(59・34系統)または京都学園大学行(60系統)
【穴太寺の紅葉見ごろ(例年時期)・見どころ 概要】
穴太寺は紅葉の名所です。穴太寺の紅葉見ごろは例年11月中旬頃から11月下旬頃です。穴太寺は標高約108メートルです。
穴太寺では亀岡の名木に選ばれている樹齢約400年の大イチョウ・モミジなどが植えられ、紅葉と本堂(京都府指定有形文化財)・多宝塔(京都府指定有形文化財)・鐘楼(亀岡市指定有形文化財)・手水舎などの光景が美しいと言われています。大イチョウは樹高約19メートル・幹周約4.9メートルで、乳(気根)も見ることができます。大イチョウは仁王門(亀岡市指定有形文化財)を入ると本堂脇に植えられています。ちなみに穴太寺には外部の背景を取り入れた借景庭園や池を中心に園路を巡らされた池泉回遊式庭園があります。なお穴太寺には樹高約15メートル・幹周約4.9メートルのムクノキも植えられています。
本堂は江戸時代中期の1735年(享保20年)に再建されました。本堂は内陣に鎌倉時代に造仏されたとも言われる木造釈迦涅槃像(亀岡市指定有形文化財)が安置され、布団が掛けられています。釈迦涅槃像はなで仏、体の病がある部分と同じ部分を触ると病気がよくなるご利益があるとも言われています。本堂は入母屋造の本瓦葺です。
多宝塔は江戸時代後期の1804年(文化元年)に再建されました。多宝塔は須弥壇に多宝如来・釈迦如来を安置しています。多宝塔は高さ約13メートルの桟瓦葺です。
仁王門は江戸時代前期(17世紀中期)に再建されました。
紅葉狩りは平安時代に貴族から盛んになり、邸宅にモミジを植えたり、紅葉の名所に出掛けたりしたそうです。室町時代に徐々に庶民にも広がり、江戸時代中期に庶民の行楽として人気になったと言われています。なお奈良時代末期成立の日本最古の和歌集「万葉集(まんようしゅう)・萬葉集」にはモミジを詠んだ和歌が残されています。
●京都で人気の紅葉名所・見ごろを紹介しています。由緒なども確認できます。(下記リンク参照)
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【穴太寺 歴史・簡単概要】
穴太寺(あなおじ)は「穴太寺観音縁起(えんぎ)・1450年(宝徳2年)成立」によると飛鳥時代後期の705年(慶雲2年)に左大弁(さだいべん)・大伴古麻呂(おおとものこまろ)が第42代・文武天皇(もんむてんのう)の勅願によって創建したとも言われています。穴太寺は説話集「今昔物語集(こんじゃくものがたりしゅう)・平安時代末期成立」に聖観音(しょうかんのん)像が「身代わり観音」として取り上げられ、穴太寺が平安時代末期に観音霊場として知られていたとも言われています。「今昔物語集」では丹波国桑田郡の郡司が都の仏師に聖観音像の造仏を依頼し、褒美に名馬を与えたが、その後名馬を惜しくなって家来に命じて仏師を矢で射たが、仏師は無事で、聖観音像の胸に矢が刺さっていました。ちなみに本尊・聖観音立像は平安時代中期に造仏されとも、鎌倉時代に造仏されとも言われているが、1968年(昭和43年)に盗難の被害に遭いました。その後江戸時代中期の1735年(享保20年)に本堂、江戸時代後期の1804年(文化元年)に多宝塔、江戸時代中期に仁王門が建立されました。また江戸時代中期に庭園が作庭されました。穴太寺は本尊・薬師如来(やくしにょらい)を安置し、聖観音像が西国三十三所の第21番札所です。なお穴太寺は「穴穂寺」・「穴生寺」とも表記され、「あなおおじ」・「あのうじ」・「あなおうじ」とも読まれます。
穴太寺は天台宗の寺院です。
*参考・・・穴太寺(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)ホームページ
【穴太寺紅葉 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
穴太寺(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)情報
★京都の紅葉名所では紅葉の見ごろに合わせ、ライトアップを行なっているところがあります。(下記リンク参照)
京都紅葉ライトアップ2025(清水寺・永観堂・東寺・・・)