祇園祭山鉾マップ(後祭)

祇園祭(後祭)

祇園祭山鉾マップ(後祭)を紹介しています。祇園祭山鉾マップではGoogle マップで7月24日に山鉾巡行(後祭)する橋弁慶山・鯉山・浄妙山・黒主山・役行者山・鈴鹿山・八幡山・北観音山・南観音山・大船鉾の10基の配置場所・通りを紹介しています。祇園祭山鉾マップでは四条通・烏丸通も基準として表示しています。

【祇園祭山鉾 場所位置】

●祇園祭山鉾(後祭)では新町通に大型の山鉾(北観音山・南観音山・大船鉾)が立ち並んでいます。
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【祇園祭山鉾 基礎知識】
祇園祭(ぎおんまつり)は869年(貞観11年)に京都をはじめ全国に疫病が流行し、牛頭天王(ごずてんのう)・素戔嗚尊(すさのおのみこと)の祟りであるとし、卜部日良麿(うらべのひらまろ)が禁苑(宮中の庭)である神泉苑に国の数と同じ66本の鉾を立て、悪霊を移して穢れを祓い、薬師如来の化身とされる牛頭天王(素戔嗚尊)を祀り、更に牛頭天王(素戔嗚尊)を主祭神とする八坂神社(祇園社)から3基の神輿を送り、病魔退散を祈願した祇園御霊会(ぎおんごりょうえ)が起源と言われています。山鉾巡行は999年(長保元年)に雑芸者・無骨(むこつ)が天皇の即位の礼の直後に行う新嘗祭・大嘗祭(だいじょうさい)の標山(しめやま)に似た作山を造り、山鉾巡行に参加したのが起源とも言われています。標山は神を祀る為の山型の造形物で、縁起のよい祥瑞(しようずい)を表す意匠が施されたそうです。また山鉾は粟田神社(あわたじんじゃ)の剣鉾が原型とも言われています。その後鎌倉時代に鉾・長刀などで装飾したものが山鉾巡行に加わり、室町時代には町ごとに趣向を凝らした山鉾が造られたと言われています。15世紀中頃には山鉾が58基もあったと言われています。応仁の乱(1467年(応仁元年)~1477年(文明9年))後、祇園祭は町衆主体の山鉾と山鉾巡行を中心とした祭りに変化したと言われています。

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【祇園祭山鉾 北観音山】
北観音山(きたかんのんやま)は曳山(大型)です。北観音山は山の上には楊柳観音像(ようりゅうかんのんぞう)と韋駄天立像(いだてんりつぞう)を祀っていることに由来しています。北観音山は応仁の乱の頃から南観音山と一年交代で山鉾巡行していたが、明治時代から毎年巡行するようになりました。
●囃子方あり(祇園囃子・コンチキチン)
●山鉾場所・・・蛸薬師通・新町通交差点の北約50メートルの新町通
北観音山・祇園祭山鉾マップ北観音山曳き初め

【祇園祭山鉾 南観音山】
南観音山(みなみかんのんやま)は曳山(大型)です。南観音山は楊柳観音像(ようりゅうかんのんぞう)と善財童子像(ぜんざいどうし)を祀っていることに由来しています。南観音山は応仁の乱の頃から北観音山と一年交代で巡行していたが、明治時代から毎年巡行するようになりました。
●囃子方あり(祇園囃子・コンチキチン)
●山鉾場所・・・蛸薬師通・新町通交差点の南約50メートルの新町通
南観音山・祇園祭山鉾マップ南観音山曳き初め南観音山あばれ観音

【祇園祭山鉾 大船鉾】
大船鉾(おおふねほこ)は船鉾(大型)です。大船鉾は1864年(元治元年)の元治の大火で焼失したが、2014年に150年振りに巡行に復帰しました。大船鉾は船鉾とほぼ同型だが、船鉾よりも一回り大きく、船鉾が出陣の船鉾と言われるのに対し、凱旋の船と言われています。
●囃子方あり(祇園囃子・コンチキチン)
●山鉾場所・・・四条通・新町通交差点の南約50メートルの新町通
大船鉾・祇園祭山鉾マップ大船鉾曳き初め

【祇園祭山鉾 橋弁慶山】
橋弁慶山(はしべんけいやま)は舁山です。橋弁慶山は五条橋で牛若丸(源義経)と弁慶の出会った謡曲・橋弁慶に由来しています。橋弁慶山は舁山の中で唯一のくじ取らずで、山鉾巡行の先頭を巡行します。またくじ改めの際には奉行の前で山を回す必要がない特別扱いにもなっています。
●山鉾場所・・・蛸薬師通・烏丸通交差点の西約30メートルの蛸薬師通
橋弁慶山・祇園祭山鉾マップ橋弁慶山舁き初め

【祇園祭山鉾 鯉山】
鯉山(こいやま)は舁山です。鯉山は中国黄河の難所である龍門の滝を登った鯉は龍になるという故事・登龍門に由来しています。なお鯉山のご神体の鯉は全長1.5メートルで、左甚五郎作と言われているそうです。
●山鉾場所・・・蛸薬師通・室町通交差点の北約30メートルの室町通
鯉山・祇園祭山鉾マップ

【祇園祭山鉾 浄妙山】
浄妙山(じょうみょうやま)は舁山です。浄妙山は1180年(治承4年)の宇治川の合戦(木曽義仲と源義経の戦い)の際の三井寺の僧兵・筒井浄妙(つついじょうみょう)の先陣争いに由来しています。胴掛のビロード織からビロード山とも、先陣争いから悪しゅう候山とも言われています。
●山鉾場所・・・六角通・烏丸通交差点の西約30メートルの六角通
浄妙山・祇園祭山鉾マップ

【祇園祭山鉾 黒主山】
黒主山(くろぬしやま)は舁山です。黒主山は謡曲・志賀に歌われている平安時代の歌人で、六歌仙の一人である大伴黒主(おおとものくろぬし)に由来しています。黒主山に飾られた桜の造花は厄除けちまき(粽)と同様に悪事が家に入ってこないと言われています。
●山鉾場所・・・六角通・室町通交差点の北約40メートルの室町通
黒主山・祇園祭山鉾マップ

【祇園祭山鉾 役行者山】
役行者山(えんのぎょうじゃやま)は舁山です。役行者山は修験道(しゅげんどう)の開祖である役行者・小角(おづぬ)が一言主神(ひとことぬしのかみ)を使って葛城と大峰の間に石橋を架けたという故事に由来しています。
●山鉾場所・・・姉小路通・室町通交差点の南約10メートルの室町通
役行者山・祇園祭山鉾マップ役行者山護摩焚き

【祇園祭山鉾 鈴鹿山】
鈴鹿山(すずかやま)は舁山です。鈴鹿山は伊勢の鈴鹿山で人々を苦しめた悪鬼を退治した鈴鹿権現(すずかごんげん)・瀬織津姫命(せおりつひめのみこと)の伝説に由来しています。鈴鹿山は祇園祭山鉾巡行後、盗難除けのご利益があると言われる山の松に付けられた絵馬が授与されます。
●山鉾場所・・・姉小路通・烏丸通交差点の南約10メートルの烏丸通
鈴鹿山・祇園祭山鉾マップ

【祇園祭山鉾 八幡山】
八幡山(はちまんやま)は舁山です。八幡山は町内に祀られていた八幡宮を勧請したことに由来しています。八幡山の鳥居には夫婦円満を象徴する雌雄の鳩が向かい合って止まっています。なお祇園祭以外の期間は八幡宮を町会所の庭で祀っているそうです。
●山鉾場所・・・六角通・新町通交差点の北約30メートルの新町通
八幡山・祇園祭山鉾マップ八幡山舁き初め

【祇園祭山鉾 鷹山】
鷹山(たかやま)は休み山です。鷹山はかつてお囃子を伴う大型の曳山だったが、1826年(文政9年)の大雨や1864年(元治元年)の大火により、現在休山(休み山)になっています。なお居祭りでは鷹匠・樽負・犬飼の3体の御神体が飾られます。
鷹山・祇園祭山鉾マップ

【祇園祭山鉾 布袋山】
布袋山(ほていやま)は休み山です。布袋山は宝暦年間(1751~1764年)から巡行に不参加で、1788年(天明8年)の大火では布袋尊と童子を残して焼失し、現在休山(休み山)になっています。なお居祭りでは布袋尊と童子を公開しています。
布袋山・祇園祭山鉾マップ

【祇園祭山鉾マップ(前祭) 基礎知識】
祇園祭の山鉾はその形から鉾(ほこ)・曳山(ひきやま)・船鉾(ふねほこ)・傘鉾(かさほこ)・舁山(かきやま)に分類されます。
●鉾は疫神(えきじん(疫病神・厄病神))の依代(よりしろ)となる真木(しんぎ)を立て、その先端に鉾頭が取り付け、高さが約25メートルにもなります。鉾には稚児(生稚児・稚児人形)・囃子方などが搭乗し、重さ約10~12トンにもなる鉾を曳き手(曳き子)が曳きます。鉾には長刀鉾・函谷鉾・鶏鉾・月鉾・菊水鉾・放下鉾があります。
●曳山は舁山と同じように真松を立て、高さが約15メートルになります。曳山は鉾と同じように車輪が取り付けられ、囃子方などが搭乗し、重さ約8~10トンにもなる曳山を曳き手が曳きます。曳山には岩戸山・北観音山・南観音山があります。
●船鉾は船の形をし、鉾と違って真木がありません。船鉾は鉾と同じように車輪が取り付けられ、囃子方などが搭乗し、重さ約8~10トンにもなる船鉾を曳き手が曳きます。船鉾には船鉾・大船鉾があります。
●傘鉾は室町時代に流行した風流の拍子物(ひょうしもの)の系譜を伝え、古い形態の鉾とも言われています。傘鉾には囃子方・踊り手がいます。傘鉾には綾傘鉾・四条傘鉾があります。
●舁山は山に見立て、疫神(えきじん(疫病神・厄病神))の依代(よりしろ)となる真松(真杉)を立て、日本・中国の故事・謡曲などの一場面を表現しています。舁山は舁き手が舁きます。(舁山は現在人手不足から補助輪が付けられています。)なお山を作らず、真松も立てない橋弁慶山・浄妙山・蟷螂山は屋台に分類されることもあります。

【祇園祭山鉾マップ(前祭) 備考】
祇園祭山鉾マップ(後祭)祇園祭山鉾一覧

【祇園祭山鉾 備考】
祇園祭山鉾マップ(前祭)祇園祭山鉾一覧

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