智恩寺(拝観料・見どころ・アクセス・歴史概要・・・)
智恩寺
智恩寺(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。智恩寺が本尊として安置している秘仏・文殊菩薩(重要文化財)は智恵を象徴する菩薩の一尊です。文殊菩薩は普賢菩薩(ふげんぼさつ)とともに釈迦如来の脇侍です。なお文殊菩薩は般若波羅蜜(はんにゃはらみった)を説き、般若経(はんにゃ)を編集したとも言われています。
【智恩寺 アクセス・マップ】
場所・・・京都府宮津市天橋立文珠小字切戸
最寄り駅・バス停・・・天橋立駅(徒歩約5分)
アクセス路線は次の通りです。
*京都丹後鉄道宮津線
【智恩寺 拝観時間・時間(要確認)】
8:00~17:00
年中無休
【智恩寺 拝観料金・料金(要確認)】
自由参拝
【智恩寺 歴史・簡単概要】
智恩寺(ちおんじ)・切戸の文殊・知恵の文殊・九世戸(くせど)の文殊は起源が明確ではありません。智恩寺は寺伝によると808年(大同3年)に第51代・平城天皇の勅願寺として創建されたとも言われています。延喜年間(901年~923年)には第60代・醍醐天皇から勅額を賜ったとも言われています。智恩寺は室町時代の水墨画家で、禅僧・雪舟が描いた天橋立図(国宝)に描かれました。その後南北朝時代以降に真言宗から禅宗に改められたとも言われています。1655年(明暦元年)に宮津藩第3代藩主・京極高国(きょうごくたかくに)が文殊堂を修理し、1657年(明暦3年)には屋根が葺き替えられました。その後1997年(平成9年)~1999年(平成11年)に平成の改修が行われました。なお智恩寺は本尊・文殊菩薩(秘仏・重要文化財)を安置し、奈良桜井の安倍文殊院(あべもんじゅいん・安倍文殊)・山形高畠町の大聖寺(だいしょうじ・亀岡文殊)とともに日本三文殊に数えられています。(諸説あり)
智恩寺は臨済宗妙心寺派の寺院です。
*参考・・・智恩寺(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)ホームページ
【智恩寺 見どころ・文化財(非公開の場合あり)】
智恩寺の見どころは本尊で、秘仏とされている文殊菩薩(重要文化財)です。文殊菩薩は正月三箇日・1月10日・7月24日の1年に5日だけご開帳されます。また重要文化財で、1501年(明応10年)に丹後国守護代・延永春信(のぶながはるのぶ)によって建立された多宝塔も見どころです。
重要文化財・・・多宝塔、木造文殊菩薩・脇侍(善財童子・優填王像)、金鼓、鉄湯船
【智恩寺 行事・イベント(要確認)】
●文殊堂出船祭は例年7月24日に行われています。文殊堂出船祭では天橋立運河に万灯が灯され、紅白の燈籠が海上に流されます。船舞台の上では幻想的なドラや太鼓に合わせ、金銀2頭の龍が乱舞します。
智恩寺文殊堂出船祭
【智恩寺 連絡先】
電話番号・・・0772-22-2553
【智恩寺 備考(アクセス・御朱印・駐車場・・・)】
【智恩寺 おすすめ散策ルート】
智恩寺からのおすすめ散策ルートは天橋立を南北に散策するルートです。天橋立は歩くと片道約50分、自転車に乗ると約20分で渡ることができ、京都観光・旅行を楽しむことができます。なお天橋立には東西南北にビュースポット(傘松公園・天橋立ビューランド・大内峠一字観公園・天橋立雪舟観展望休憩所)があることからそれらまで散策するのもいいかもしれません。