智積院万灯会(日程・時間・・・)
智積院万灯会
智積院万灯会(日程・時間・・・)を紹介しています。万灯会は智山青年連合会が発足60周年記念事業の一環として行います。万灯会では静寂で凛とした境内を美しく彩られた万の灯明で照らし、様々な災害によって犠牲者になった方々の供養と国土安穏、被災地復興を祈願します。柴燈護摩火渡り・大師堂声明法要・明王殿護摩祈祷・万灯会光明三昧法要が行われます。(詳細下記参照)
【智積院万灯会2018 日程時間(要確認)】
智積院万灯会2018は2018年4月3日(火曜日)17:00から行われます。なお17:00から柴燈護摩火渡り、18:00から大師堂声明法要・明王殿護摩祈祷19:00から万灯会光明三昧法要が行われます。
【智積院万灯会 アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市東山区東大路通七条下ル東瓦町964
最寄り駅・バス停・・・東山七条(徒歩約3分)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅からは100系統(D1乗り場)、110系統(D1乗り場)、206系統(D2乗り場)、208系統(D2乗り場)
*四条河原町からは207系統
*四条烏丸からは207系統
*河原町丸太町からは202系統
路線・時刻表・運賃チェック
*京阪電鉄本線の場合、最寄り駅は七条駅(徒歩約5分)
【智積院万灯会 歴史・簡単概要】
智積院万灯会(まんとうえ)は智山青年連合会が発足60周年記念事業の一環として行います。智山青年連合会は1958年(昭和33年)1月に結成され、研修活動や災害時の募金活動、そして有志によるボランティア活動を行ってきたそうです。なお発足60周年記念事業は2017年5月24日に行われた智積院別院・真福寺での開白法要を皮切りに全国12ブロックで各地区青年会による法要が行われたそうです。
万灯会では静寂で凛とした境内を美しく彩られた万の灯明で照らし、様々な災害によって犠牲者になった方々の供養と国土安穏、被災地復興を祈願します。万灯会では柴燈護摩火渡り(柴灯護摩道場)・大師堂声明法要(大師堂)・明王殿護摩祈祷(明王殿)・万灯会光明三昧法要(金堂)が行われます。万灯会光明三昧法要では一切の罪障を除くことができ、亡くなった方の為に唱えると極楽浄土に往生できると言われ光明真言(こうみょうしんごん)が唱えられます。なお万灯会では献灯(有料)することもできます。
光明真言は密教の真言で、正式には不空大灌頂光真言(ふくうだいかんぢょうこうしんごん)と言います。光明真言は「オン アボキャ ベイロシャノウ マカボダラ マニ ハンドマ ジンバラ ハラバリタヤ ウン」という23の梵字と休止符(ウン)を加えた24の梵字からなり、サンスクリット語のまま読誦されます。光明真言は唱えると一切の罪障が除かれ、福徳が得られたり、死者を成仏させたりするとされています。
*参考・・・智積院万灯会
【智積院 歴史・簡単概要】
智積院(ちしゃくいん)は南北朝時代に根来寺(ねごろじ)の学頭・真憲坊長盛が平安時代に興教大師(こうぎょうだいし)・覚鑁(かくばん)が創建した大伝法院(だいでんぼういん・根来寺)の学頭寺院(塔頭・たっちゅう)として根来山内に創建したのが起源と言われています。ちなみに大伝法院は興教大師・覚鑁が高野山に創建したが、教義上の対立から根本道場を根来山に移し、鎌倉時代中頃に頼瑜僧正(らいゆそうじょう)が根来山に寺籍を移しました。1585年(天正13年)に根来寺(大伝法院)が関白・豊臣秀吉(とよとみひでよし)と対立し、根来攻めによって焼失しました。1601年(慶長6年)に智積院住職・玄宥僧正(げんゆうそうじょう)が江戸幕府初代将軍・徳川家康(とくがわいえやす)から豊臣秀吉が豊国大明神として祀られていた豊国神社境内の坊舎・土地を寄進されて再興し、秀吉の子・棄丸(すてまる)の菩提を弔う為に創建された祥雲禅寺(しょううんぜんじ)も賜って境内・伽藍が拡充されました。江戸時代前期に第7世化主(けしゅ)・運敞僧正(うんしょう)が宗学を究め、智山教学を確立しました。なお智積院は本尊・金剛界大日如来を金堂に安置しています。
智積院は真言宗智山派の総本山です。
*参考・・・智積院(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)ホームページ
【智積院万灯会 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
智積院(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)情報