聴竹居(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)

聴竹居

聴竹居(アクセス・見どころ・拝観料金・・・)情報を紹介しています。聴竹居を建てた藤井厚二は1888年(明治21年)に広島県福山市で生まれ、1913年(大正2年)に東京帝国大学工科大学建築学科を卒業すると神戸にあった竹中工務店に就職し、6年弱で退職すると欧米諸国を巡遊し、その際に環境工学への関心を高めたと言われています。

【聴竹居 アクセス・マップ】
場所・・・京都府乙訓郡大山崎町字大山崎谷田31
最寄り駅・バス停・・・山崎駅(徒歩約15分)

アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*JR京都線

*阪急京都線の場合、最寄り駅は大山崎駅(徒歩約20分)
路線・時刻表・運賃チェック

【聴竹居 拝観時間・時間(要確認)】
ネットから要予約

【聴竹居 拝観料金・料金(要確認)】
大人1,000円、学生・児童(小学4年生以上)500円

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【聴竹居 歴史・簡単概要】
聴竹居(ちょうちくきょ)は1928年(昭和3年)に建築環境工学の先駆者の一人で、建築家・建築学者である藤井厚二(ふじいこうじ)が京都大学で研究した環境工学の成果を生かし、5回目の自邸として建設しました。藤井厚二は1920年(大正9年)に欧米諸国の巡遊から帰国すると同郷の京都帝国大学建築学科教授・武田五一(たけだごいち)が創設した京都帝国大学工学部建築学科に招かれ、赴任すると標高約270メートルの天王山(てんのうざん)山麓・京都府乙訓郡大山崎町に面積約4万平方メートルの山林を購入しました。その後道路・上下水道・電気等などのインフラを整備し、第3回の自邸・第4回の自邸など様々な施設を建設し、聴竹居が唯一現存している建物です。聴竹居には家族と暮らしたメインの建物である本屋(ほんや)、藤井厚二が和敬清寂を愉しむ私的な空間である閑室(かんしつ)、お客を迎い入れた茶室(下閑室)の3つの建物から構成されています。ちなみに聴竹居は日本の気候風土と日本人の感性やライフスタイルに適合させた普遍的な日本の住宅の理想形を提示しているそうです。ちなみに聴竹居では床下と天井裏を結ぶ通風孔が設けられたり、床下に埋めた土管に庭の快適な外気を送り込んだりする環境工学に配慮した設計がなされています。藤井厚二は約10年間、聴竹居で暮らし、1938年(昭和13年)7月17日に49歳の若さでなくなりました。なお聴竹居は2017年(平成29年)7月31日に聴竹居(旧藤井厚二自邸)として、建築物3棟と土地が重要文化財に指定されました。
*参考・・・聴竹居(アクセス・歴史・・・)

【聴竹居 見どころ・文化財(非公開の場合あり)】
聴竹居の見どころは重要文化財に指定されている本屋・閑室・茶室です。本屋は1928年(昭和3年)に建てられました。本屋は建築面積173.20平方メートルの木造で、鉄板葺(てついたぶき)一部桟瓦葺(さんがわらぶき)です。本屋は導気口(どうきこう)付きです。閑室は1928年(昭和3年)に建てられました。閑室は建築面積45.90平方メートルの木造で、鉄板葺一部桟瓦葺です。茶室は1928年(昭和3年)に建てられました。茶室は建築面積32.68平方メートルの木造で、鉄板葺一部桟瓦葺です。茶室は導気口付きです。

【聴竹居 連絡先(要確認)】
電話番号・・・075-956-0030(聴竹居倶楽部)

【聴竹居 備考(アクセス・御朱印・駐車場・・・)】

【聴竹居 おすすめ散策ルート】
聴竹居からのおすすめ散策ルートは北側の宝積寺・アサヒビール大山崎山荘美術館を散策することです。10分ほど散策すると宝積寺・アサヒビール大山崎山荘美術館に行くことができ、京都観光・旅行を楽しむことができます。なお南側には千利休が建てたと言われる待庵がある妙喜庵があり、妙喜庵周辺を散策するのもいいかもしれません。

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