醍醐寺三宝院玄関・醍醐寺見どころ(修学旅行・観光)

醍醐寺三宝院玄関

●醍醐寺三宝院玄関は1897年(明治30年)12月28日に国の重要文化財に指定されました。
●醍醐寺三宝院玄関は安土桃山時代の1598年(慶長3年)に建立されました。玄関には車寄が附随しています。玄関前には高さ約13メートル・枝張り最大約15メートルのシダレザクラ(枝垂桜)や紅梅・白梅などが植えられています。なお玄関では御朱印を授かることもできます。
枝垂桜(シダレザクラ)はバラ科サクラ属の植物です。枝垂桜は彼岸(3月下旬頃)の頃に花を咲かせる江戸彼岸(エドヒガン)の枝垂れ品種・栽培品種です。ちなみに平安時代には既に「しだり桜」・「糸桜」などと文献に記されています。枝垂桜には八重紅枝垂(ヤエベニシダレ)・紅枝垂(ベニシダレ)・清澄枝垂(キヨスミシダレ)などがあります。枝垂桜は開花時期が3月下旬頃から4月上旬頃で、一般的に染井吉野(ソメイヨシノ)よりも早く咲くと言われています。
梅は中国原産のバラ科サクラ属の落葉高木です。梅は飛鳥時代前期の630年(舒明2年)から平安時代前期の838年(承和5年)に派遣された遣唐使(けんとうし)が唐(中国)から日本に伝えたと言われています。また弥生時代(紀元前3世紀から紀元3世紀)に朝鮮半島を経て伝わったとも言われています。梅には500種以上の品種があるが、野梅系(やばいけい)・紅梅系(緋梅系)・豊後系(ぶんごけい)に大きく分類されるそうです。梅は開花時期が1月頃から3月頃です。
●醍醐寺三宝院玄関は桁行約11.8メートル・梁間約16.9メートルで、切妻造(きりづまづくり)の本瓦葺(ほんがわらぶき)です。車寄は桁行約4.8メートル・梁間約5.8メートルで、唐破風造(からはふづくり)の檜皮葺(ひわだぶき)です。
切妻造は屋根の最頂部の棟(むね)から両側に葺き下ろし、その両端を棟と直角に切った屋根の形式です。切妻造は本を開いて伏せたような形で、平行な面を平(ひら)、棟と直角な面を妻(つま)と言います。切妻造は古くは真屋(まや)とも言われ、伊勢神宮(いせじんぐう)・出雲大社(いづもたいしゃ)などの社殿に採用されています。ちなみに四方向に傾斜する屋根面を持つ寄棟造(よせむねづくり)よりも格式が上とも言われています。なお切妻造は世界各地で見られる屋根の形式です。
本瓦葺は陶器製で、断面が湾曲した矩形の平瓦と断面が半円状の丸瓦とを交互に組み合わせて屋根を葺く方法です。瓦葺は飛鳥時代に中国・朝鮮半島から寺院建築の技術とともに伝来しました。瓦葺は檜皮葺(ひわだぶき)・茅葺(かやぶき)・板葺(いたぶき)などに比べ耐水性・耐火性に優れ、台風の多い日本に適していました。なお本瓦葺は本葺き(ほんぶき)とも言われています。
軒唐破風は屋根本体の軒先を丸みを帯びた造形した破風です。向唐破風は屋根本体とは別に出窓のように造形した破風です。なお破風は切妻造(きりづまづくり)・入母屋造(いりもやづくり)の屋根の妻の三角形の部分です。
檜皮葺は屋根葺手法の一形式です。檜皮葺では檜(ひのき)の樹皮を用いて屋根を葺きます。檜皮葺は日本以外では見られない日本古来の手法です。檜皮葺は飛鳥時代の668年(天智天皇7年)に滋賀県大津市の廃寺・崇福寺(すうふくじ)の諸堂が檜皮で葺かれた記録が最古の記録です。
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