大文字・五山送り火2023/8/16/20:00~

大文字

大文字・五山送り火

大文字・五山送り火(スポット・・・)情報を紹介しています。大文字は例年8月16日20:00から点火されます。大文字には平安時代初期に弘法大師・空海が始めたという説、室町時代中期に室町幕府8代将軍・足利義政が始めたとする説、江戸時代初期に近衛信尹が始めたという説があります。なお大文字がある大文字山は標高約465メートルです。

●五山送り火2023最新情報。

【五山送り火2023 日程時間(要確認)】

五山送り火2023(●コロナによる実施の有無・内容要確認)は2023年(令和5年)8月16日(水曜日)20:00から行われます。大文字は20:00から点火され、20:00頃~20:30頃に見ることができます。なお五山送り火は原則雨天決行だが、気象条件によって点火時間が変更になる場合もあります。
五山送り火2023(鑑賞スポット・穴場・日程・・・)

【大文字 マップ・地図】

場所・・・京都府京都市左京区浄土寺・大文字山(如意ヶ嶽)

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【大文字 鑑賞スポット】

大文字の鑑賞スポットは次の通りです。地理的条件の変化により、見られなくなっている場合もあります。

船岡山公園(マップ・アクセス・・・)

【大文字 大きさ】

大文字は一画が長さ約80メートル・二画が長さ約160メートル・三画が長さ約120メートルで、一画に火床19基、二画に火床29基、三画には火床27基があります。(火床は合計75基です。)火床には薪600束・松葉100束・麦わら100束が使われるそうです。ちなみに大文字ではかつて杭を打って松明を結んでいました。現在は土盛りで大谷石を設置し、その上に薪を井桁に約1.3メートル組み上げています。

【大文字 歴史・簡単概要】

大文字(だいもんじ)・右大文字は起源が明確ではありません。大文字には平安時代初期に真言宗(しんごんしゅう)の開祖である弘法大師(こうぼうだいし)・空海(くうかい)が始めたという説、室町時代中期に室町幕府8代将軍・足利義政(あしかがよしまさ)が始めたとする説、江戸時代初期に公家・近衛信尹(このえのぶただ)が始めたという説があります。

  • 空海説は浄土寺(じょうどじ)が火災に見舞われた際、本尊・阿弥陀仏(あみだぶつ)が山上に飛翔して光明を放ったとされ、その光明を真似た儀式を弘法大師・空海が大の字に改めたというものです。なお浄土寺は足利義政が銀閣寺を造営した際に相国寺(しょうこくじ)の西に移されたが、その後廃絶しました。
  • 足利義政説は足利義政が室町時代中期の1489年(長享3年)の近江の合戦中(六角高頼の討伐中)に亡くなった実子で、室町幕府9代将軍・足利義尚(あしかがよしひさ)の冥福を祈る為に始め、相国寺(しょうこくじ)の住持・横川景三(おうせんけいさん)が指導し、足利義政の家臣・芳賀掃部(はがかもん)が大の字に定めたというものです。なお足利義政は大文字近くの浄土寺跡に1482年(文明14年)から銀閣寺(東山殿)の造営を始めました。
  • 近衛信尹説は江戸時代前期の1662年(寛文2年)に発行された「案内者(あんないしゃ)」に「大文字は三藐院信尹(近衛信尹)殿の筆画にて」と書かれているというものです。なお近衛信尹は二条昭実との関白の地位を巡る関白相論(かんぱくそうろん)により、関白・豊臣秀吉に関白就任の口実を与えたと言われています。

*参考・・・大文字・五山送り火ホームページ

【大文字 保存会】

大文字保存会は浄土院(じょうどいん)の檀家による世襲です。
浄土院・大文字寺は平安時代中期に天台寺門宗(てんだいじもんしゅう)の宗祖である智証大師(ちしょうだいし)・円珍(えんちん)が創建し、室町時代中期応仁の乱(1467年(応仁元年)~1477年(文明9年))によって焼失した浄土寺があった場所です。浄土院は江戸時代中期の享保年間(1716年~1736年)に泰誉浄久(たいよじょうきゅう)が浄土寺跡に草堂を再建し、浄土院と名付けました。その後1732年(享保17年)に随誉(ずいよ)が伽藍を再建しました。
浄土院(アクセス・・・)

大文字保存会・・・京都府京都市左京区浄土寺七廻り町1

【大文字・五山送り火 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
五山送り火(鑑賞スポット・穴場・・・)

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