神泉苑恵方廻し2025年12月31日(来年のよい方角)

神泉苑恵方廻し
神泉苑恵方廻し(日程・時間・・・)を紹介しています。恵方廻しは例年12月31日に行われています。恵方廻しでは陰陽道により、恵方社が来年のよい方角である恵方に向きが変えられます。恵方廻しでは恵方廻し後に新しい歳徳神の御札が授与されたり、年越し蕎麦の接待(数量限定)が行われたりします。(要確認)(詳細下記参照)
【神泉苑恵方廻し2025 日程時間(要確認)】
神泉苑恵方廻し2025は2025年(令和7年)12月31日(水曜日)22:30から行われます。例年23:40頃から除夜の鐘も行われます。(現在確認中・要注意)
*参考・・・神泉苑ホームページ
【神泉苑恵方廻し アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市中京区御池通神泉苑町東入ル門前町166
最寄り駅・バス停・・・神泉苑前(徒歩すぐ)、堀川御池(徒歩約5分)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅から神泉苑は9系統(B1乗り場)堀
*四条河原町からは12系統堀、15系統神堀
*四条烏丸からは12系統堀
路線・時刻表・運賃チェック
*地下鉄東西線の場合、最寄り駅は二条城前駅(徒歩約5分)
*阪急電鉄京都線の場合、最寄り駅は大宮駅(徒歩約15分)
*嵐電(京福電鉄)嵐山線の場合、最寄り駅は四条大宮駅(徒歩約15分)
*JR山陰本線の場合、最寄り駅は二条駅(徒歩約10分)
【神泉苑恵方廻し 歴史・簡単概要】
神泉苑恵方廻し(えほうまわし)・方違え式(かたたがえしき)は例年12月31日の大晦日に行われています。ちなみに神泉苑では12月31日の大晦日に除夜の鐘(人数限定)も行われ、鐘を撞いた後に法成就池(ほうじょうじゅいけ)の周りを特別拝観することができます。(要確認)
恵方廻しでは陰陽道(おんみょうどう)により、恵方社が来年のよい方角である恵方に向きが変えられます。恵方廻しでは先ず僧侶によって般若心経(はんにゃしんぎょう・般若波羅蜜多心経)が唱えられ、その後恵方社の向きが変えられ、再び般若心経が唱えられます。ちなみに恵方社は参拝者が恵方に向かって参拝できるように社の背面が恵方の方向に向けられます。なお恵方廻しでは恵方廻し後に新しい歳徳神の御札が授与されたり、年越し蕎麦の接待(数量限定)が行われたりします。(要確認)
陰陽道は5、6世紀頃に中国から仏教・儒教(じゅきょう)などとともに伝わった陰陽五行説(いんようごぎょうせつ)に基づき、天文・暦数(れきすう)・易(えき)・卜筮(ぼくぜい)などの知識により、吉凶・禍福(かふく)などを占った方術(呪術(じゅじゅつ)・占術(せんじゅつ))です。陰陽道は平安時代に盛んに行われたそうです。
般若心経は全16部(会)・600巻・字数500万字にも及ぶ大般若経(大般若波羅蜜多経・だいはんにゃはらみったきょう)を簡単にまとめた262文字の経典です。大般若経は最高の真理である般若から見ると全てのものは実体がない空(くう)だと説き、般若心経では色即是空(しきそくぜくう)・空即是色(くうそくぜしき)と表されています。
【恵方社 歴史・簡単概要】
恵方社(えほうしゃ)は神泉苑(しんせんえん)内にあり、陰陽道(おんみょうどう)において、その年の福徳を司る歳徳神(さいとくじん)を祀る社です。歳徳神は王妃のような美しい姫神とされ、歳徳神がいる方角を恵方(えほう)とも、明きの方(あきのかた)とも言い、万事に吉とされています。恵方社は2018年(平成30年)9月の台風21号によって甚大な被害を受け、一旦仮修復されたが、2019年(平成31年)2月に真新しい銅板葺(どうばんぶき)の屋根を持つ社が新調されました。恵方社には家内安全・所願成就などのご利益があるとも言われています。
【神泉苑 歴史・簡単概要】
神泉苑(しんせんえん)は794年(延暦13年)の第50代・桓武天皇による平安京遷都の際、大内裏(だいだいり)の南に接する場所に造営された八町の規模を有する禁苑(宮中の庭)でした。禁苑は大池・泉・小川・小山・森林などを取り込んで造られ、主殿の乾臨閣(けんりんかく)・右閣・左閣・西釣台・東釣台・滝殿・後殿などの宮殿が造営されました。800年(延暦19年)に桓武天皇が行幸し、802年(延暦21年)に雅宴(がえん)が催されたとも言われています。また812年(弘仁3年)に第52代・嵯峨天皇が花宴の節(かえんのせち)を催したとも言われています。その後824年(天長元年)に真言宗の開祖である弘法大師・空海が第53代・淳和天皇の勅命により、北印度の無熱池の善女龍王(ぜんにょりゅうおう)を勧請して祈雨を行ったと言われています。863年(貞観5年)に疫病が流行し、疫病を鎮める御霊会(ごりょうえ)が行われました。869年(貞観11年)に行われた御霊会が八坂神社(祇園社)の祭礼・祇園祭の起源と言われています。その後荒廃し、1603年(慶長8年)に江戸幕府初代将軍・徳川家康が二条城を築城した際、敷地の大部分が二条城に組み入れられ、規模が大きく減少しました。1788年(天明8年)の天明の大火によって伽藍が焼失しました。
神泉苑は東寺真言宗の寺院です。
*参考・・・神泉苑(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)ホームページ
【神泉苑恵方廻し 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
神泉苑(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)情報
恵方社(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)情報