地主神社えんむすび祈願さくら祭り/4/

地主神社桜

地主神社えんむすび祈願さくら祭り

地主神社えんむすび祈願さくら祭り(日程・時間・・・)を紹介しています。えんむすび祈願さくら祭りは例年4月の第2日曜日に行われています。えんむすび祈願さくら祭りでは白川女(しらかわめ)による桜の献花や謡曲・田村と熊野(ゆや)の奉納、また松尾芭蕉の師・北村季吟(きたむらきぎん)の献句「地主からは木の間の花の都かな」を句碑前で献詠します。(詳細下記参照)

●地主神社は社殿修復工事の為、2022年(令和4年)8月19日から閉門しています。(工期約3年)

【地主神社えんむすび祈願さくら祭り2023 日程時間(要確認)】
地主神社えんむすび祈願さくら祭り2023(●コロナによる実施の有無・変更要確認)は2023年(令和5年)4月9日(日曜日)10:00から行われます。
*参考・・・地主神社ホームページ
*京都には多くの桜名所があり、その桜見ごろを下記リンクから確認できます。
京都桜見ごろ2025(清水寺・哲学の道・原谷苑・・・)

【地主神社えんむすび祈願さくら祭り アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市東山区清水一丁目317
最寄り駅・バス停・・・清水道(徒歩約10分)、五条坂(徒歩約10分)

アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅からは100系統(D1乗り場)清・五、206系統(D2乗り場)清・五
*四条河原町・四条烏丸・四条堀川・四条大宮からは207系統清・五
*河原町丸太町・烏丸丸太町・堀川丸太町からは202系統清・五
路線・時刻表・運賃チェック

*京阪電鉄本線の場合、最寄り駅は清水五条駅(徒歩約22分)・祇園四条駅(徒歩約25分)

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【地主神社えんむすび祈願さくら祭り 歴史・簡単概要】
地主神社えんむすび祈願さくら祭り(えんむすびきがんさくらまつり)は満開を迎える地主桜の美しさを祝い、神の力を讚え、良縁を授かることを祈願する行事です。えんむすび祈願さくら祭りでは白川女(しらかわめ)による桜の献花や謡曲・田村と熊野(ゆや)の奉納、また松尾芭蕉の師・北村季吟(きたむらきぎん)の献句「地主からは木の間の花の都かな」を句碑前で献詠します。ちなみに白川女には地主桜を御所に献上し、歴代天皇を慰めたという故事が残されているそうです。
地主桜は一重と八重の花が同時に咲く珍しい桜の品種です。地主桜は811年(弘仁2年)嵯峨天皇が行幸した際、桜のあまりの美しさに3度も車を戻して眺めたとされ、御車返し(みくるまがえし)の桜とも言われています。また「地主権現の花ざかり・・・」と謡曲・田村などにも謳われました。更に地主桜は「地主の桜は散るか散らぬか見たか水汲散るやら散らぬやら嵐こそ知れ」と閑吟集の中で詠まれました。なお現在の地主桜は1962年(昭和37年)に佐野藤右衛門から献木されたものです。
白川女は絣の着物に紅襷と白の脚絆姿で、頭の箕(みい)に朝摘みの花などを入れ、京都の町で売り歩く女性です。なお白川女の白川は比叡山の麓から祇園まで流れる白川に由来しています。
田村は東国の僧が清水寺に着くと箒を持った童子が現れ、僧が清水寺の歴史などを聞くと詳しく語ります。僧が童子に名を聞くと田村堂の中に姿を消します。その後清水寺門前の者が現れ、僧に童子が坂上田村麻呂(さかのうえのたむらまろ)の化身だろうと述べ、回向を勧めます。僧が経を読んでいると武将姿の坂上田村麻呂の霊が現れ、観世音の仏力を讃えます。
熊野は京都で平清盛の息子・平宗盛(たいらのむねもり)に仕えていたが、母の病状が悪く、娘に一目会いたいという手紙を受け取ります。熊野は平宗盛に遠江に帰りたいと申し出たが、清水寺の花見に同行するように命じられます。熊野は花見の酒宴で、母を思う和歌を読むと平宗盛から帰郷が許され、京都から遠江に向かいます。
北村季吟は江戸時代前期の歌人・俳人・和学者(国学者)です。北村季吟の門人には江戸幕府5代将軍・徳川綱吉の側用人・柳沢吉保(やなぎさわよしやす)や俳人・松尾芭蕉などがいます。
地主神社見どころ

【地主神社 歴史・簡単概要】
地主神社(じしゅじんじゃ)は起源が明確ではありません。地主神社は社伝によると神代(かみよ)の昔、つまり日本の建国以前に造営されたと言われています。それを証明するようにアメリカの原子物理学者・ボースト博士は「恋占いの石」が縄文時代の遺物であることを確認しました。811年(弘仁2年)に第52代・嵯峨天皇が行幸した際に地主桜の美しさに3度車を返して御車返しの桜の由来になり、970年(天禄元年)には第64代・円融天皇が臨時祭を行って以来、例大祭・地主祭になりました。その後1633年(寛永10年)に江戸幕府3代将軍・徳川家光が現在の社殿を再建しました。地主神社は清水寺の鎮守社だったが、明治時代の神仏分離令により、清水寺から独立しました。ただ1994年(平成6年)に世界遺産条約により、清水寺と一緒にユネスコ世界文化遺産(古都京都の文化財)に登録されました。なお地主神社は縁むすびの神・大国主命(おおくにぬしのみこと)を主祭神、その父母神である素戔嗚命(すさのおのみこと)・奇稲田姫命(くしなだひめのみこと)、更に奇稲田姫命の父母神である足摩乳命(あしなずちのみこと)・手摩乳命(てなずちのみこと)を正殿に祀っています。
地主神社は全国にある地主神社の中でも特に著名な神社です。
*参考・・・地主神社(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)ホームページ

【地主神社えんむすび祈願さくら祭り 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
地主神社(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)情報
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