京都の藤名所・見ごろ|城南宮・勧修寺・平等院など

鳥羽水環境保全センター(鳥羽の藤)

京都の藤名所・見ごろ(時期・アクセス・概要)

京都の藤名所・見ごろ情報を紹介しています。藤の名所には城南宮・退蔵院・詩仙堂・勧修寺・平等院・鳥羽水環境保全センターなどがあります。京都では藤の見ごろは例年4月下旬頃~5月上旬頃です。鳥羽水環境保全センター(鳥羽の藤)では例年藤の見ごろに見学会・一般公開が行われています。

【藤(フジ) 基礎知識】

藤はマメ科フジ属のつる性落葉木本です。藤はマメ科植物同様に夜間に葉をすぼめるそうです。藤の名称はうすい紫色の花の色に由来しています。藤にはつるが右巻きと左巻きがあり、右巻きの藤はフジ・ノダフジ、左巻きの藤はヤマフジ・ノフジと言われています。(日本の植物学の父とも言われる植物学者・牧野富太郎(まきのとみたろう)命名)なお日本産の藤は固有種で、本州・四国・九州の温帯から暖帯に分布しています。

【城南宮(じょうなんぐう) 伏見区中島鳥羽離宮町7】

城南宮には室町の庭に藤棚が設けられ、樹齢約150年の藤が植えられています。藤の見ごろは例年4月下旬頃~5月上旬頃です。ツツジ・ヤマブキ・サツキ・カキツバタなどと一緒に楽しめる場合があります。
城南宮藤見ごろ
城南宮は第14代・仲哀天皇の后・神功皇后による三韓征伐の際に船上に立てた旗とともに神功皇后・大国主神(八千戈神)を祀った真幡寸神社が起源と言われています。その後794年(延暦13年)の第50代・桓武天皇による平安京遷都の際に国土の安泰と都の守護を祈願し、国常立尊が併祀され、城南神と言われるようになりました。

【退蔵院(たいぞういん) 右京区花園妙心寺町35】

退蔵院には余香苑のひょうたん池の畔に藤棚が設けられ、藤が植えられています。藤の見ごろは例年4月下旬頃~5月上旬頃です。ベニシダレザクラ・ヤマブキ・ハナミズキ・ツツジなどと一緒に楽しめる場合があります。
退蔵院藤見ごろ
退蔵院は1404年(応永11年)に越前の豪族・波多野出雲守重通が妙心寺3世・無因宗因を開山として千本通松原に創建したのが起源です。その後妙心寺4世・日峰宗舜が妙心寺内の霊雲院の東に移したと言われているが、応仁の乱で焼失しました。1597年(慶長2年)に妙心寺34世・亀年禅愉が現在の場所に再建しました。

【詩仙堂(しせんどう) 左京区一乗寺門口町27】

詩仙堂には茶室・残月軒近くに藤棚が設けられ、清廉な白い花を咲かせる藤が植えられています。藤の見ごろは例年4月下旬頃~5月上旬頃です。ツツジ・ヤマブキ・シャガ・シャクナゲなどと一緒に楽しめる場合もあります。
詩仙堂藤見ごろ
詩仙堂は1641年(寛永18年)に徳川家の家臣・石川丈山が隠居の為に造営した山荘が起源です。石川丈山は大坂夏の陣で抜駆けをし、軍律違反で浪人となり、妙心寺に隠棲したそうです。詩仙堂の名称は中国の詩家36人の肖像を絵師・狩野探幽が描き、石川丈山自らが詩を書いた肖像を四方の壁に掲げた「詩仙の間」に由来しています。

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【勧修寺(かじゅうじ) 山科区勧修寺仁王堂町27-6】

勧修寺には氷室池の畔に藤棚が設けられ、白い花を咲かせる藤が植えられています。藤の見ごろは例年4月中旬頃~5月上旬頃です。アヤメなどと一緒に楽しめる場合もあります。
勧修寺藤見ごろ
勧修寺は900年(昌泰3年)に第60代・醍醐天皇が生母・藤原胤子の追善の為、藤原胤子の同母兄弟である右大臣・藤原定方に命じ、藤原胤子の祖父・宮道弥益の邸跡を法相宗の僧・承俊律師を開山として寺院に改めたのが起源と言われています。勧修寺の名称は藤原胤子の父・藤原高藤の諡号に由来しています。

【平等院(びょうどういん) 宇治市宇治蓮華116】

平等院には正門前・観音堂横・南門前に藤棚があり、正門前にだるま藤・白藤・野田藤が植えられています。観音堂横にある約20メートル四方の藤棚に樹齢280年とも言われるナガフジの古木4本(宇治市名木百選)が植えられています。藤の見ごろは例年4月下旬頃~5月上旬頃です。
平等院藤見ごろ
平等院は859年(貞観元年)に第52代・嵯峨天皇の皇子で、光源氏のモデルとも言われている左大臣・源融が造営した別荘があった場所です。その後別荘は第59代・宇多天皇、宇多天皇の孫である源重信、そして関白・藤原道長が源重信の婦人から譲り受けて別荘・宇治殿になりました。平等院は1052年(永承7年)に藤原道長の子である関白・藤原頼通が宇治殿の寝殿を本堂に改め、天台宗の僧・明尊を開山に藤原氏の氏寺として創建しました。

【鳥羽水環境保全(とぼみずかんきょうほぜん)センター 南区上鳥羽塔ノ森梅ノ木1】

鳥羽水環境保全センターには全長約120メートルの藤棚が設けられ、藤が植えられています。藤の見ごろは例年4月中旬頃~4月下旬頃です。鳥羽水環境保全センターでは藤の見ごろに一般公開が行われています。
鳥羽水環境保全センター藤見ごろ
鳥羽水環境保全センターは1939年(昭和14年)に運転を開始しました。鳥羽水環境保全センターは2005年(平成17年)に国際標準化機構によるISO14001(環境マネジメントシステム)認証を取得し、2014年(平成26年)度末現在の処理能力は1日907,000立法メートルで京都市最大規模、全国でも有数の処理能力を有しています。なお鳥羽水環境保全センターは敷地面積約460,460メートルです。

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