伏見稲荷大社外拝殿・伏見稲荷大社見どころ

●伏見稲荷大社外拝殿は2014年(平成26年)1月27日に国の重要文化財に指定されました。
●伏見稲荷大社外拝殿は安土桃山時代の1589年(天正17年)に建立され、1840年(天保11年)に改築されたとも言われています。なお外拝殿は檜皮葺の入母屋造です。
一般的に拝殿は神社で祭祀・拝礼を行なう為の社殿です。拝殿は本殿前に建立されるが、拝殿がない神社(春日大社・伊勢神宮など)や拝殿が2つある神社(伏見稲荷大社・明治神宮など)などがあります。拝殿が2つある場合、手前の拝殿が外拝殿(げはいでん)、奥の拝殿が内拝殿(ないはいでん)と言われます。また拝殿の中央が土間で、通り抜けられる場合には割拝殿(わりはいでん)と言われます。ちなみに本殿と拝殿の間に幣帛(へいはく)を奉る幣殿(へいでん)が建立される場合もあります。拝殿は一般に本殿よりも大きく建立され、鈴(鈴の緒(すずのお))や鰐口(わにぐち)が設置される場合もあります。拝殿は舞殿・神楽殿などを兼ねる場合もあります。なお拝殿では神職が祭祀を行う際に神職などが着座します。拝殿では参拝者が拝礼を行う際に手前で拍手を打ちます。
檜皮葺は屋根葺手法の一形式です。檜皮葺では檜(ひのき)の樹皮を用いて屋根を葺きます。檜皮葺は日本以外では見られない日本古来の手法です。檜皮葺は飛鳥時代の668年に滋賀県大津市の廃寺・崇福寺(すうふくじ)の諸堂が檜皮で葺かれた記録が最古の記録です。
●伏見稲荷大社外拝殿では4月から5月に行われる稲荷祭(いなりさい)神幸祭(しんこうさい)の際に5基の神輿(田中社・上社・下社・中社・四之大神)が泰安されます。
稲荷祭は稲荷大社の神官・秦親盛が江戸時代中期の1732年(享保17年)に編纂した「稲荷谷響記」に「社司伝来記曰、古説云、稲荷祭ハ、自二貞観年中一始、天暦以降専被レ行レ之、云々」と記され、平安時代の貞観年間(859年~877年)から行われているとも、また908年(延喜8年)に初めて行われたとも言われています。なお稲荷祭は江戸時代に葵祭(あおいまつり・賀茂祭(かもまつり))・祇園祭(ぎおんまつり)とともに京の三大祭に数えられたそうです。
田中社の神輿は田中大神(たなかのおおかみ)、上社の神輿は大宮能売大神(おおみやのめのおおかみ)、下社の神輿は宇迦之御魂大神 (うかのみたまのおおかみ)、中社の神輿は佐田彦大神 (さたひこのおおかみ)、四之大神の神輿は四大神(しのおおかみ)の神霊をのせます。
●伏見稲荷大社外拝殿では節分祭(せつぶんさい)の際に豆まきが行われたり、献花祭(けんかさい)の際に献華の儀が行われたりします。
伏見稲荷大社見どころ

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