伏見稲荷大社奥宮・伏見稲荷大社見どころ

伏見稲荷大社奥宮

●伏見稲荷大社奥宮は2014年(平成26年)1月27日に国の重要文化財に指定されました。
●伏見稲荷大社奥宮は桃山時代に建立されたと言われています。伏見稲荷大社奥宮は下社・中社・上社からなる三社別殿だった頃の上社、または上社に関係する建物と言われています。伏見稲荷大社奥宮は稲荷大神(いなりのおおかみ)を祀っています。
上社には大宮能売大神(おおみやのめのおおかみ)が祀られていたと言われています。大宮能売大神は宮殿の平安を守る女神とされています。天照大神(あまてらすおおかみ)が天岩戸(あまのいわと)から新殿に移った際に侍女(じじょ)として仕え、内侍(ないし)が善言美詞を用いて君臣の間を和らげたとも言われています。「延喜式(えんぎしき)・平安時代中期編纂」の大殿祭(おおとのほがい)の祝詞(のりと)では宮殿に鎮座して親王や諸臣が過ちを犯すことなく心安らかに仕えられるよう見守る神とされています。なお一ノ峰(上之社神蹟)は標高約233メートルの稲荷山の最高峰で、末広大神(すえひろおおかみ)と崇められています。
稲荷大神は下社の宇迦之御魂大神(うかのみたまのおおかみ)・中社の佐田彦大神(さたひこのおおかみ)・上社の大宮能売大神(おおみやのめのおおかみ)・下社摂社の田中大神(たなかのおおかみ)・中社摂社の四大神(しのおおかみ)の総称です。稲荷大神は奈良時代初期の711年(和銅4年)2月の初午(はつうま)の日に初めて標高約233メートルの稲荷山に鎮座したとされています。
●伏見稲荷大社奥宮は三間社流造(さんげんしゃながれづくり)の檜皮葺(ひわだぶき)です。
流造は神社建築の一形式です。流造は正面入口にあたる屋根の一方(前流れ)が長く延びた形式です。流造は伊勢神宮(いせじんぐう)に代表される神明造(しんめいづくり)から発展し、奈良時代末期から平安時代に成立し、全国に広がりました。流造では上賀茂神社(かみがもじんじゃ)・下鴨神社(しもがもじんじゃ)がよく知られています。流造では正面(桁行)の柱間が1間(柱2本)の場合には一間社流造、3間(柱4本)の場合には三間社流造、5間(柱6本)の場合には五間社流造になります。
檜皮葺は屋根葺手法の一形式です。檜皮葺では檜(ひのき)の樹皮を用いて屋根を葺きます。檜皮葺は日本以外では見られない日本古来の手法です。檜皮葺は飛鳥時代の668年(天智天皇7年)に滋賀県大津市の廃寺・崇福寺(すうふくじ)の諸堂が檜皮で葺かれた記録が最古の記録です。
伏見稲荷大社見どころ

ページ上部へ戻る