岩船寺アジサイ見ごろ2024(6月上旬~7月上旬頃)
岩船寺アジサイ見ごろ(見頃)
岩船寺アジサイ見ごろ(時期・イベント・・・)情報を紹介しています。岩船寺では池の端から三重塔を見通す斜面一面に額縁のように周囲にだけに花が咲くガクアジサイ・ガクアジサイよりも花が小さいヤマアジサイ・手まり大のホンアジサイ・タマアジサイなど約35種・約5,000株のアジサイが植えられています。(詳細下記参照)
【岩船寺アジサイ見ごろ(例年時期)】
岩船寺のアジサイ見ごろは例年6月上旬頃から7月上旬頃です。ただアジサイ見ごろはその年の気候などによって多少前後することがあります。
京都あじさい名所・見ごろ
【岩船寺アジサイ見ごろ アクセス・マップ】
場所・・・京都府木津川市加茂町岩船上ノ門43
最寄り駅・バス停・・・岩船寺(徒歩すぐ)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*JR加茂駅から岩船寺はコミュニティバス当尾線
【岩船寺アジサイ見ごろ(例年時期)・見どころ 簡単概要】
岩船寺はアジサイ(紫陽花)の名所です。岩船寺は「あじさい寺」とも言われています。岩船寺のアジサイ見ごろは例年6月上旬頃から7月上旬頃です。
岩船寺では池の端から丹塗りの三重塔(重要文化財)を見通す斜面一面に額縁のように周囲にだけに花が咲くガクアジサイ(額紫陽花)・ガクアジサイよりも花が小さいヤマアジサイ(山紫陽花)・手まり大のホンアジサイ(本紫陽花)・タマアジサイ(玉紫陽花)など約35種・約5,000株のアジサイが植えられています。岩船寺では例年6月下旬頃から8月上旬頃にスイレン(睡蓮)・キキョウ(桔梗)も植えられ、アジサイと一緒に楽しめる時期もあります。なお岩船寺は関西花の寺二十五ヵ所霊場の第15番札所になっています。
三重塔は承和年間(834~847年)に第54代・仁明天皇が真言宗の開祖である弘法大師・空海の甥で、十大弟子に数えられた智泉大徳の遺徳を偲んで建立したが、1221年(承久3年)の承久の乱で焼失し、1442年(嘉吉2年)に再建されたと言われています。なお三重塔は初重内部に来迎柱が建てられ、須弥壇・来迎壁が設けられています。
アジサイ(紫陽花)はアジサイ科アジサイ属の落葉低木またはユキノシタ科の落葉低木です。アジサイは房総半島・三浦半島・伊豆半島などの海岸に自生するガクアジサイ(額紫陽花)を母種・原種とする園芸品種です。アジサイは樹高が1~2メートルで、葉は先が尖って縁に鋸歯(きょし)がある大きな楕円形また卵形です。花は枝先に青紫色から赤紫色に変わる萼(がく)のある小花が球状に集まって咲きます。ちなみに花は装飾花で、大部分が中性花からなります。アジサイは土壌のペーハーにより、花の色が変わることから七変化(しちへんげ)・八仙花(はっせんか)とも言われています。土壌が酸性の場合に青色、土壌が中性・アルカリ性の場合に赤色になります。またアジサイは開花後の日数などによっても色が変化します。なおアジサイの名称は藍色が集まったものを意味する集真藍(あづさい)が転訛したものとも言われています。
【岩船寺 歴史・簡単概要】
岩船寺(がんせんじ)は「岩船寺縁起・1632年(寛永9年)編纂」によると奈良時代の729年(天平元年)に第45代・聖武天皇(しょうむてんのう)が夢想により、善根寺(ぜんこんじ)に籠居(ろうきょ)していた僧・行基(ぎょうき・ぎょうぎ)に阿弥陀堂(あみだどう)を建立させたのが起源とも言われています。平安時代に真言宗(しんごんしゅう)の開祖である弘法大師(こうぼうだいし)・空海(くうかい)とその甥で十大弟子に数えられた智泉大徳(ちせんだいとく)が伝法灌頂(でんぼうかんじょう)を修し、灌頂堂(かんじょうどう)として新たに報恩院(ほうおんいん)を建立しました。その後第52代・嵯峨天皇(さがてんのう)が智泉大徳に皇子誕生の祈願を勅命し、810年(弘仁元年)に第2皇子・正良親王(第54代・仁明天皇(にんみょうてんのう))が誕生し、813年(弘仁4年)に嵯峨天皇の后・檀林皇后(だんりんこうごう・橘嘉智子(たちばなのかちこ))が本願になって堂塔伽藍が整備され、最盛期に寺塔39坊を誇っていたと言われています。しかし鎌倉時代の1221年(承久3年)の承久の乱(じょうきゅうのらん)で寺塔の多くを焼失し、1279年(弘安2年)に報恩院を移して本堂にしました。しかし1311年(応長元年)頃の兵火で失われ、江戸時代前期の寛永年間(1624年~1643年)頃に江戸幕府初代将軍・徳川家康(とくがわいえやす)、第2代将軍・徳川秀忠(とくがわひでただ)らの寄進によって修復されたとも言われています。
岩船寺は真言律宗の寺院です。
*参考・・・岩船寺(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)ホームページ
【岩船寺アジサイ見ごろ 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
岩船寺(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)情報