銀閣寺・南禅寺散策コース(哲学の道・・・)
銀閣寺・南禅寺散策コース
銀閣寺・南禅寺散策コースは世界遺産である銀閣寺と南禅寺を「日本の道100選」に選ばれた哲学の道で結ぶ散策コースです。哲学の道では四季を問わずに琵琶湖疏水分線の光景を楽しむことができます。哲学の道・若王子神社・南禅寺は桜名所、法然院・安楽寺・永観堂は紅葉名所です。
【銀閣寺・南禅寺散策コース】
【銀閣寺・南禅寺散策コース概要】
銀閣寺から南禅寺は距離が約2.5キロ、徒歩では約30分掛かります。ただ銀閣寺から南禅寺までは緩やかに下っている為、比較的楽に楽に散策することができます。哲学の道は桜の名所の為、桜が見頃を迎える4月上旬頃は時間を気にすることなく、散策することができるかもしれません。なお周辺には法然上人にゆかりがある法然院や安楽寺・五山送り火のひとつ「大文字」を管理している浄土院・「京都三熊野(みくまの)」のひとつである若王子神社・「秋はもみじの永観堂」と言われる永観堂があり、楽しみながら散策することができます。
【銀閣寺・南禅寺散策コース 銀閣寺】
銀閣寺は1473年(文明5年)室町幕府8代将軍・足利義政が長子・義尚に将軍職を譲り、浄土寺跡に東山山荘・東山殿の造営したのが起源です。なお銀閣は東山文化(室町時代)を代表する歴史的建築物で、金閣(鹿苑寺)・飛雲閣(西本願寺)と合わせ、「京の三閣」と言われています。
銀閣寺(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)・銀閣寺見どころ(銀閣・東求堂など)
【銀閣寺・南禅寺散策コース 浄土院】
浄土院・大文字寺は享保年間に泰誉浄久(たいよじょうきゅう)が天台宗・浄土寺跡に草堂を再建したのが起源です。なお浄土院は京都四大行事とされる五山送り火のひとつ「大文字」を管理している為、「大文字寺」と言われています。五山送り火は例年8月16日に行われています。
浄土院(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)
【銀閣寺・南禅寺散策コース 哲学の道】
哲学の道は琵琶湖疏水沿いに銀閣寺付近から若王子神社に続く道です。かつては文人が多く住んだことから「文人の道」と言われ、その後哲学者・西田幾多郎らが散策したことから「哲学の小径」と言われ、1972年(昭和47年)に「哲学の道」になりました。なお哲学の道は日本の道100選にも選ばれています。
哲学の道(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)
【銀閣寺・南禅寺散策コース 法然院】
法然院は浄土宗の開祖・法然上人(ほうねんしょうにん)が弟子の安楽・住蓮とともに念仏三昧の別行を修し、六時礼讃を唱えた鹿ヶ谷草庵が起源です。なお後鳥羽上皇が寵愛した女房・鈴虫と松虫が出家した事件・建永の法難により、法然上人は讃岐へ流罪、安楽・住蓮は死罪となりました。
法然院(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)
【銀閣寺・南禅寺散策コース 安楽寺】
安楽寺・松虫鈴虫寺は浄土宗の開祖・法然上人(ほうねんしょうにん)が建永の法難により、死罪になった弟子である安楽上人・住蓮上人の菩堤を弔う為に草庵を復興するように命じ、「住蓮山安楽寺」と名付けたのが起源です。なお7月には中風除けを祈願するカボチャ供養が行われます。
安楽寺(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)
【銀閣寺・南禅寺散策コース 若王子神社】
若王子神社は社伝によると1160年(永暦元年)後白河上皇が紀州・熊野三所権現を勧請し、永観堂(禅林寺)の守護神として創祀しました。なお若王子神社は熊野神社(くまのじんじゃ)・新熊野神社(いまくまのじんじゃ)とともに平安時代の院政期に造営された「京都三熊野(みくまの)」のひとつです。
若王子神社(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)
【銀閣寺・南禅寺散策コース 永観堂】
永観堂・禅林寺は853年(仁寿3年)真紹(しんじょう)が都における実践道場の建立を志して、藤原関雄の邸宅跡を買い取って五智如来を安置したのが起源です。863年(貞観5年)清和天皇から「禅林寺」の名称を賜わりました。なお永観堂は古くから「秋はもみじの永観堂」と言われる紅葉の名所です。
永観堂(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)・永観堂見どころ(阿弥陀堂・方丈など)
【銀閣寺・南禅寺散策コース 南禅寺】
南禅寺は1264年(文永元年)後嵯峨天皇が造営した離宮・禅林寺殿があった場所です。その後1291年(正応4年)亀山法皇が無関普門(むかんふもん)を開山として禅林寺殿を寺に改めました。なお山門は歌舞伎「楼門五三桐」の中で石川五右衛門が「絶景かな絶景かな……」と言ったとされています。
京都・南禅寺(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)・南禅寺見どころ(水路閣・三門など)