祇園観光マップ・地図(八坂神社・辰巳大明神・建仁寺・・・)

祇園観光マップ・地図と周辺スポット
祇園観光マップ・地図では花街(祇園甲部・祇園東)がある祇園周辺の観光スポットを紹介しています。祇園には花街(祇園甲部・祇園東)があることから舞妓・芸妓に出会うことがあります。祇園には飲食店もあり、観光客で賑わっています。祇園周辺には建仁寺・辰巳大明神・安井金比羅宮・恵美須神社・六波羅蜜寺・六道珍皇寺・八坂神社・法観寺などがあります。
【祇園観光マップ・地図】
【祇園(ぎおん) 概要】
祇園では2001年(平成13年)に電線などが地中化されて石畳が整備され、人気の観光名所になっています。祇園は八坂神社の門前町(鳥居町)です。八坂神社の祭神・牛頭天王(ごずてんのう)がお釈迦様が説法を行った祇園精舎の守護神だったことが祇園社の名称の由来になっています。祇園には祇園甲部・祇園東の花街、そして料亭・バーなどの飲食店などがたくさんあります。祇園の北側で新橋通から白川までのエリアは国の重要伝統的建造物群保存地区、祇園の南側で花見小路通を中心としたエリアは京都市の歴史的景観保全修景地区に指定されています。
祇園(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)
【建仁寺(けんにんじ) 概要】
建仁寺は祇園の南側に位置しています。建仁寺は境内の一部が花街・祇園になりました。建仁寺は1202年(建仁2年)に鎌倉幕府2代将軍・源頼家が寺域を寄進し、栄西禅師が宋・百丈山を模して創建しました。なお風神雷神図は江戸時代初期の絵師・俵屋宗達(たわらやそうたつ)が描き、国宝に指定されています。(現在京都国立博物館に寄託)
建仁寺(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)・建仁寺見どころ(風神雷神図・方丈など)
【辰巳大明神(たつみだいみょうじん)・辰巳神社 概要】
辰巳大明神(辰巳神社)は祇園の北側に位置しています。辰巳大明神は祇園の撮影スポットとして知られています。辰巳大明神は御所の南東(辰巳)にあって南東の守護として祀られたとも、巽橋に棲んで、舞妓・芸妓などを誑かす悪戯を働いていた狸が悪戯をしないことを約束したことから狸を祀ったとも言われています。辰巳大明神は芸舞妓の技芸上達に信仰され、祇園のお稲荷さんとも言われています。
辰巳大明神(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)
【安井金比羅宮(やすいこんぴらぐう) 概要】
安井金比羅宮は祇園の南東に位置しています。安井金比羅宮には縁切り縁結び碑(いし)があります。縁切り縁結び碑の穴をくぐると悪縁を切り、良縁を結ぶことができます。安井金比羅宮は飛鳥時代に藤原鎌足が藤原氏の繁栄を祈願する一堂を建立し、藤を植えた藤寺が起源と言われています。1695年(元禄8年)に太秦安井から蓮華光院がこの地に移され、鎮守として崇徳天皇に加え、大物主神・源頼政が祀られました。
安井金比羅宮(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)・安井金比羅宮見どころ(本殿・縁切り縁結び碑など)
【恵美須神社(えびすじんじゃ)・京都ゑびす神社 概要】
恵美須神社(京都ゑびす神社)は祇園の南南西に位置しています。恵美須神社では例年1月に十日ゑびす大祭を行っています。吉兆笹や縁起物などが授与されます。恵美須神社は西宮神社・今宮戎神社とともに日本三大ゑびすに数えられています。恵美須神社は1202年(建仁2年)に禅の祖と言われている明庵栄西禅師が建立した建仁寺の鎮守として創建されました。
恵美須神社(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)
【六波羅蜜寺(ろくはらみつじ) 概要】
六波羅蜜寺は祇園の南側に位置しています。六波羅蜜寺は空也上人で知られています。空也上人は疫病が蔓延する中を自ら刻んだ観音像を車に乗せて市中を曳き廻し、常に市井にあったことから市聖(いちのひじり)・市上人と言われました。六波羅蜜寺は951年(天暦5年)に醍醐天皇の第2皇子・空也上人が自ら刻んだ十一面観音像を安置した道場が起源です。
六波羅蜜寺(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)
【六道珍皇寺(ろくどうちんのうじ) 概要】
六道珍皇寺は祇園の南側に位置しています。六道珍皇寺には小野篁が冥土に通った冥途通いの井戸があります。六道珍皇寺は起源が明確ではありません。六道珍皇寺は弘法大師・空海の師・慶俊(けんしゅん)、また弘法大師・空海、更に小野篁(おののたかむら)が創建したとも言われています。六道珍皇寺がある場所は葬送地である鳥辺野の入口で、「六道の辻」と言われていました。
六道珍皇寺(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)
【八坂神社(やさかじんじゃ) 概要】
八坂神社は祇園の東側に位置しています。八坂神社では例年7月に京都三大祭りに数えられる祇園祭を行っています。祇園祭は869年(貞観11年)に流行した疫病を鎮める際に神泉苑で行われた御霊会(ごりょうえ)が起源です。八坂神社は656年(斉明天皇2年)に高麗から来日した調進副使・伊利之使主が新羅・牛頭山に座した素戔嗚尊を山城八坂郷に奉斎したのが起源とも、876年(貞観18年)に南都の僧・円如が堂を建立して薬師千手等の像を奉安し、その後天神が東山の麓・祇園林に垂跡したのが起源とも言われています。
京都・八坂神社(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)・八坂神社見どころ(本殿・西楼門など)
【法観寺(ほうかんじ)・八坂の塔(やさかのとう) 概要】
法観寺(八坂の塔)は祇園の南東に位置しています。法観寺には京都東山のシンボルである八坂の塔(五重塔)があります。八坂の塔は室町幕府第6代将軍・足利義教が再建し、東寺・興福寺の五重塔に次ぐ高さです。法観寺は伝承によると592年(崇峻天皇5年)に聖徳太子が如意輪観音の夢告により、五重塔を建立して仏舎利を三粒を収めたのが起源とも言われています。
法観寺・八坂の塔(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)
【祇園観光マップ・地図 備考】
マップ・地図ではグーグルマップを使用して、スポットを紹介しています。