祇園散策コース|八坂神社~祇園甲部・祇園東~辰巳大明神

祇園散策コース|八坂神社~辰巳大明神
祇園散策ルートは祇園祭を行っている八坂神社と花街である祇園に祀られている辰巳大明神を結ぶ散策コースです。東側の八坂神社から西側の辰巳大明神までの距離は約1.4キロで、徒歩だと約20分掛かります。ただ余り起伏はない為、比較的楽に散策することができます。祇園散策ルート周辺にはいずれも京都五花街に数えられる祇園甲部・祇園東、「風神雷神図(国宝)」で知られる建仁寺、縁切り縁結び碑がある安井金比羅宮、空也上人ゆかりの六波羅蜜寺、「日本三大ゑびす」に数えられる京都ゑびす神社などがあります。八坂神社からは四条通・花見小路通・大和大路通などを通り、祇園界隈を散策しながら辰巳大明神に向かうのがおすすめです。土産物店や飲食店などがあり、お土産を買ったり、飲食を楽しんだりすることもできます。なお辰巳大明神周辺では白川が流れ、巽橋・石畳があり、京都の風情を感じることができます。
【祇園散策コース】
【八坂神社(やさかじんじゃ) 東山区祇園町北側625】
八坂神社には祇園の料亭・置屋(舞妓・芸妓)などから奉納された提灯が飾られた舞殿(重要文化財)や祇園の舞妓・芸妓などが美容の神として信仰する美御前社などがあり、それらを巡るのがおすすめです。八坂神社では節分や祇園祭の花傘巡行で祇園の舞妓が奉仕しています。
八坂神社見どころ
●八坂神社は656年(斉明天皇2年)に高麗から来日した伊利之が新羅・牛頭山に座した素戔嗚尊を山城八坂郷に祀ったのが起源とも、876年(貞観18年)に南都の僧・円如が堂を建立し、その後天神が東山の麓・祇園林に垂跡したのが起源とも言われています。また829年(天長6年)に紀百継が山城八坂郷丘一処を賜り、神の祭祀を行ったのが起源とも言われています。
八坂神社(アクセスマップ・歴史概要・・・)・
【祇園甲部(ぎおんこうぶ) 東山区】
祇園甲部には祇園甲部歌舞練場があり、例年4月に都をどりを催しています。都をどりは1872年(明治5年)に京都で初めて開催された博覧会の余興として、先斗町の鴨川をどりとともに始まり、祇園の春(4月)の風物詩になっています。春に祇園を訪れた際には祇園甲部の舞踊を楽しむのもおすすめです。10月には温習会も催されます。
祇園甲部・都をどり
●祇園甲部は江戸時代初期に八坂神社の門前で営業していた水茶屋とそこで働く茶点て女が起源と言われています。京都所司代・板倉重宗が茶点て女を置くことを許可し、八坂神社の門前の茶屋町を「祇園町」と言うようになりました。なお祇園甲部は京都五花街(祇園東・宮川町・先斗町・上七軒)の中で最大の花街と言われています。
祇園甲部(アクセスマップ・歴史概要・・・)
【祇園東(ぎおんひがし) 東山区】
祇園東では例年11月に祇園をどりを祇園会館で催しています。祇園をどりは1952年(昭和27年)に祇園東新地に名称を変更した際に舞妓・芸妓が上演したのが起源で、祇園の秋(11月)の風物詩になっています。秋に祇園を訪れた際には祇園東の舞踊を楽しむのもおすすめです。
祇園東・祇園をどり
●祇園東は祇園甲部と同じく、江戸時代初期に八坂神社の門前で営業していた水茶屋とそこで働く茶点て女が起源と言われています。明治時代に祇園甲部から分離独立し、四条花見小路北東部が祇園乙部と言われたが、戦後に祇園東新地、その後祇園東に名称を変更しました。
祇園東(アクセスマップ・歴史概要・・・)
【建仁寺(けんにんじ) 東山区小松町584】
建仁寺の境内の一部は現在、祇園の一部になっています。明治維新後の廃仏毀釈により、建仁寺の塔頭が統廃合され、余った土地が政府に上納され、境内が半分近くに縮小しました。34院あった塔頭は14院に減少しました。かつて建仁寺で行われていた桑の日フォーラムでは舞妓・芸妓による舞が奉納されていました。
建仁寺見どころ
●建仁寺は1202年(建仁2年)に鎌倉幕府2代将軍・源頼家が寺域を寄進し、栄西禅師が宋(中国)・百丈山を模して創建しました。土御門天皇の勅許により、禅寺初の年号寺「建仁寺」になりました。当初、建仁寺は真言・止観の二院を構え、天台・密教・禅の三宗兼学の道場でした。
建仁寺(アクセスマップ・歴史概要・・・)・
【安井金比羅宮(やすいこんぴらぐう) 東山区弁天町70】
安井金比羅宮には女性の髪の美しさを引き立てる櫛を祀る久志塚(櫛塚)が築かれ、9月の櫛まつりでは古代から現代に至る伝統の髪型や風俗衣装を纏った時代風俗行列が安井金比羅宮周辺や祇園界隈を練り歩きます。時代風俗行列を追いかけるのもいいかもしれません。
●安井金比羅宮は飛鳥時代に藤原鎌足が藤原氏の繁栄を祈願する一堂を建立し、藤を植えた藤寺が起源と言われています。平安時代に崇徳天皇が藤を愛でる為に度々行幸したと言われています。1177年(治承元年)に大円法師が参拝した際に崇徳天皇の霊が現れ、光明院観勝寺が建立されました。
安井金比羅宮(アクセスマップ・歴史概要・・・)
【六波羅蜜寺(ろくはらみつじ) 東山区轆轤町81-1】
六波羅蜜寺では節分に節分会追儺式が行われ、中堂寺六斎念仏講による六斎念仏(芸能六斎)が奉納され、豆まきが行われます。豆まきには舞妓・芸妓も参加するそうです。節分会追儺式では一年間の幸福を祈り、災いを除く星まつりも行われます。
●六波羅蜜寺は地蔵菩薩を祀る小堂宇があった場所とも言われています。六波羅蜜寺は951年(天暦5年)に空也上人が自ら刻んだ十一面観音像を道場に安置したのが起源とも言われています。また六波羅蜜寺は963年(応和3年)に鴨川東岸に観世音菩薩を安置する仮仏殿を建立し、大般若経供養会を行ったのが起源とも言われています。
六波羅蜜寺(アクセスマップ・歴史概要・・・)
【京都ゑびす神社(きょうとえびすじんじゃ) 東山区小松町125】
京都ゑびす神社では例年1月10日を中心に5日間に渡って十日ゑびす大祭が行われ、舞妓が福笹を授与します。十日ゑびす大祭では京都ゑびす神社一帯に屋台露店も立ち並ぶこと大変混雑します。屋台露店のグルメを食べ歩くのもおすすめです。
京都ゑびす神社十日ゑびす大祭
●京都ゑびす神社(恵美須神社)は1202年(建仁2年)に栄西禅師が建仁寺を創建した際、建仁寺の鎮守として祀られたと言われています。京都ゑびす神社は西宮神社・今宮戎神社とともに日本三大ゑびすに数えられ、ゑびす信仰の象徴である福笹は京都ゑびす神社独自の「御札」の形態が広く広まったものと言われています。
京都ゑびす神社(アクセスマップ・歴史概要・・・)
【辰巳大明神(たつみだいみょうじん) 東山区元吉町】
辰巳大明神は四条通北側の祇園に鎮座し、舞妓・芸妓が技芸上達に信仰し、祇園のお稲荷さんとも言われています。辰巳大明神は舞妓・芸妓が出演するテレビドラマなどのロケ地になっています。
●辰巳大明神は南東(辰巳)の守護の為に京都御所の南東に祀られて、辰巳神社と言われたのが起源とも、巽橋に棲んで舞妓・芸妓などを誑かした狸が悪戯をしないことを約束したことから狸を祀ったのが起源とも言われています。
辰巳大明神(アクセスマップ・歴史概要・・・)
【祇園散策コース 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。
















