御霊神社の桜見ごろ2025(時期:3月下旬~4月上旬頃)
御霊神社の桜見ごろ・アクセス・概要
御霊神社の桜見ごろ(時期・ライトアップ・・・)情報を紹介しています。御霊神社では宮座・社務所の裏側にソメイヨシノが植えられ、桜と拝殿・宮座・社務所・鳥居・本殿などの光景が美しいと言われています。桜だけでなく、重要文化財である本殿もじっくり眺めましょう。(詳細下記参照)
【御霊神社の桜見ごろ(例年時期)・2025年開花満開予測】
御霊神社の桜見ごろは例年3月下旬頃から4月上旬頃です。ただ桜の開花状況や見ごろ(満開)はその年の気候などによって多少前後することがあります。なお2025年1月下旬頃から京都の桜開花・満開・見ごろ情報を発信します。
京都桜見ごろ2025(清水寺・哲学の道・原谷苑・・・)
【御霊神社桜 アクセス・マップ】
場所・・・京都府木津川市加茂町兎並寺山41
最寄り駅・バス停・・・JR加茂駅(徒歩約11分)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*JR関西本線
路線・時刻表・運賃チェック
【御霊神社の桜見ごろ(例年時期) 概要】
御霊神社はあまり知られていない桜の名所です。御霊神社の桜見ごろは例年3月下旬頃から4月上旬頃です。
御霊神社では宮座・社務所の裏側にソメイヨシノ(染井吉野)が植えられ、桜と拝殿・宮座・社務所・鳥居・本殿(国の重要文化財)などの光景が美しいと言われています。桜だけでなく、重要文化財である本殿もじっくり眺めましょう。本殿は向かって左側に納曽利(なそり)、右側に蘭陵王(らんりょうおう)の舞が脇障子舞楽図として描かれています。ちなみに裏側には力士が描かれています。なお御霊神社では拝殿の周囲にチューリップが植えられているかもしれません。
ソメイヨシノは幕末(江戸時代後期)に染井村(東京都豊島区巣鴨付近)の植木職人がエドヒガン(江戸彼岸)とオオシマザクラ(大島桜)を交配させて生み出したと言われています。ソメイヨシノは古くから奈良吉野山に因んで、ヨシノ(吉野)・ヨシノザクラ(吉野桜)と言われていたが、その後帝室博物館員が染井村からソメイヨシノと命名しました。ソメイヨシノは葉の出る前に径3~3.5センチの淡紅白色の花を咲かせます。花弁は広楕円形で頂部に切れ込みがあります。メイヨシノはほぼ全てがクローンで、気象庁がサクラの開花・満開を判断する標本木として利用されています。
本殿は室町時代前期(1333年~1392年)に建立されました。本殿は三間社流造の檜皮葺です。本殿は崇道天皇(早良親王)・井上内親王(光仁天皇の皇后)・他戸親王(光仁天皇の皇子・皇太子)・藤原良子・文屋宮田麻呂・橘逸勢・吉備真備・火雷神・菅原道真を祀っています。
一般的に拝殿は神社で祭祀・拝礼を行なう為の社殿です。拝殿は本殿前に建立されるが、拝殿がない神社や拝殿が2つある神社などがあります。
宮座は地域の鎮守である神社などの祭祀を仕切る特権的な氏子のことを言うそうです。宮座は近畿地方を中心に西日本に多く見られるそうです。
チューリップはユリ科チューリップ属の秋植え球根草です。チューリップは西アジア西端に位置するアナトリア半島などの小アジア原産です。チューリップはトルコで改良され、16世紀頃にヨーロッパに伝わってオランダを中心に改良され、幕末の文久年間(1861年~1864年)に日本に伝わりました。
桜(染井吉野)は2月1日以降、毎日の最高気温の合計が600度を超えると開花し、800度を超えると満開になると言われています。また地域によって差があるが、開花から1週間から5日ほどで満開になると言われています。
●京都で人気の桜名所・見ごろを紹介しています。由緒なども確認できます。(下記リンク参照)
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【御霊神社 歴史・簡単概要】
御霊神社(ごりょうじんじゃ)・御靈神社はかつて高台に建立されていた燈明寺(とうみょうじ)の鎮守社として祀られ、奈良・氷室神社(ひむろじんじゃ)から古社殿が移建されたと伝えられています。ちなみに燈明寺は「東明寺(燈明寺)縁起・1696年(元禄9年)成立」によると奈良時代に僧・行基(ぎょうき)が第45代・聖武天皇(しょうむてんのう)の勅願によって創建し、平安時代前期の873年(貞観5年)に第56代・清和天皇(せいわてんのう)の勅願によって真言宗(しんごんしゅう)の僧・真暁が再興したと言われています。燈明寺は室町時代中期の康正年間(1455年~1456年)に天台宗(てんだいしゅう)の僧・忍禅が復興し、本堂(重要文化財)・三重塔(重要文化財)が建立されたが、大正に三重塔、昭和に本堂が神奈川県の三溪園(さんけいえん・三渓園)に移され、太平洋戦争後に廃寺になりました。御霊神社では室町時代前期(南北朝時代)に本殿が建立されました。なお御霊神社は崇道天皇(すどうてんのう・早良親王(さわらしんのう))・井上内親王(いのうえないしんのう)・他戸親王(おさべしんのう)・藤原良子(ふじわらのよしこ)・文屋宮田麻呂(ぶにゃみやたまろ)・橘逸勢(たちばなのはやなり)・吉備真備(きびのまきひ)・火雷神(ほのいかづちかみ・菅原道真(すがわらみちざね))を祀っています。
*参考・・・御霊神社(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)
【御霊神社桜 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
御霊神社(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)情報
★京都の桜名所では桜の見ごろに合わせ、ライトアップを行なっているところがあります。(下記リンク参照)
京都桜ライトアップ2025(清水寺・円山公園・東寺・・・)