白山神社拝殿・白山神社見どころ(修学旅行・観光)

白山神社拝殿

●白山神社拝殿は1910年(明治43年)8月29日に国の重要文化財に指定されました。
●白山神社拝殿は鎌倉時代後期の1277年(建治3年)に建立されました。拝殿は天井が折上小組格天井(おりあげこぐみごうてんじょう)、床が拭板敷(ぬぐいいたじき)、柱間が吹寄桟(ふきよせさん)の腰高障子(こしだかしょうじ)です。白山神社では毎年10月18日に秋祭りが行われ、18日未明に百味の御食(ひゃくみのおんじき)と言われる神饌が供えられます。それに先立って7月18日に拝殿の障子を張り替えたり、寺川から砂を運ぶ砂持ちが行われたりします。
一般的に拝殿は神社で祭祀・拝礼を行なう為の社殿です。拝殿は本殿前に建立されるが、拝殿がない神社や拝殿が2つある神社などがあります。拝殿が2つある場合、手前の拝殿が外拝殿、奥の拝殿が内拝殿と言われます。また拝殿の中央が土間で、通り抜けられる場合には割拝殿と言われます。ちなみに本殿と拝殿の間に幣帛を奉る幣殿が建立される場合もあります。拝殿は一般に本殿よりも大きく建立され、鈴(鈴の緒)や鰐口が設置される場合もあります。拝殿は舞殿・神楽殿などを兼ねる場合もあります。なお拝殿では神職が祭祀を行う際に神職などが着座します。拝殿では参拝者が拝礼を行う際に手前で拍手を打ちます。
百味の御食ではこの地の白山集落でとれた全ての稲穂(大正餅・琵琶光・こしひかりなど)・豆類(金時豆・黒豆・大豆など)・芋類(さつまいも・自然薯・馬鈴薯など)・きのこ類(椎茸・松茸など)・種実類(栗・銀杏・くるみ)・果実類(柿・梨・みかんなど)・野菜類(大根・百合根・茄子など)を美しく飾って神饌として供え、五穀豊穣を祈願します。百味の御食は地域的に近い3軒ずつが神饌を用意し、担当は当家(とうや)または御膳番(ごぜんばん)と言われます。ただ近親者に不幸があった場合には翌年にずれるそうです。なお百味の御食は自生するマンボという蔓草の固い茎(長さ20センチを400本)を用意し、その茎に食材を串状に刺し、菊座かぼちゃを土台として生花のように刺します。
●白山神社拝殿は桁行三間・梁間三間で、寄棟造(よせむねづくり)の茅葺(かやぶき)です。
寄棟造は四方向に傾斜する屋根面を持つ屋根の形式です。寄棟造は大棟(おおむね)の両端から四方に隅棟(すみむね)が降り、2つの台形と2つの二等辺三角形で構成されます。いずれも奈良県の東大寺の大仏殿や正倉院(しょうそういん)・唐招提寺(とうしょうだいじ)の金堂が代表例です。
茅葺はイネ科のススキ・ヨシ(アシ)やカヤツリグサ科のスゲなどで屋根を葺く方法です。茅葺は世界各地で最も原初的な屋根とされ、日本では縄文時代に茅を使った屋根だけの住居(竪穴式住居)が造られていたとも言われています。なお日本最古の茅葺屋根民家は室町時代に建てられた兵庫県神戸市・箱木家住宅(国の重要文化財)です。
白山神社

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