花背松上げ2025年8月15日(日程時間・・・)
花背松上げ
花背松上げ(日程・時間・・・)を紹介しています。花背松上げは例年8月15日に行われています。花背松上げでは河原に刺した約1,000本の松明(地松)に点火し、その後高さ約20メートルの木・燈籠木(とろぎ)の先に取り付けた大笠に向かって火の点いた松明を投げ上げます。終了後、男衆は伊勢音頭を歌いながら戻ります。(詳細下記参照)
【花背松上げ2025 日程時間(要確認)】
花背松上げ2025は2025年(令和7年)8月15日(金曜日)20:50~21:45頃に行われます。(小雨決行)(現在確認中・要注意)
*参考・・・左京区役所ホームページ
【花背松上げ アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市左京区花脊八桝町
最寄り駅・バス停・・・花背交流の森前(徒歩すぐ)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*出町柳駅から京都バス
●バスの時間(最終バス)に注意して下さい。なお京都バスが花背松上げ観賞バスを運行しています。(要注意)
【花背松上げ 歴史・簡単概要】
花背松上げ(はなせまつあげ)・花脊の松上げは一度途絶え、昭和40年頃に再び行われるようになったとも言われています。ちなみにかつては8月24日に行われていたそうです。なお花背松上げは洛北に伝わる精霊送りと火伏せ・五穀豊穣を祈願する愛宕神事です。
花背松上げでは先ず河原に刺した約1,000本の松明(地松)に点火し、その後高さ約20メートルの木・燈籠木(とろぎ・灯籠木)の先に取り付けた大笠に向かって火の点いた松明を投げ上げます。その後大笠に火が点き、しばらくすると燈篭木が倒れます。花背松上げ終了後、男衆は伊勢音頭を歌いながら戻ります。ちなみに伊勢音頭は江戸時代に伊勢で唄われ、その後全国各地に広まったそうです。
松上げは京都と若狭を結ぶ若狭街道周辺の山村でお盆(地蔵盆)の時期に行われる火祭りです。松上げは山火事を恐れ、火伏(防火)に霊験があるとされる愛宕神社(あたごじんじゃ)を崇拝する愛宕信仰が起源とも言われています。ちなみに京都の家庭の台所や飲食店の厨房などには愛宕神社の「火迺要慎(ひのようじん)」と書かれた火伏札がよく貼られています。なお松上げは松上げ祭り・松上げ神事・上げ松などとも言われているそうです。
地蔵盆は毎月24日に行われる地蔵菩薩(お地蔵さん)の縁日のことだが、お盆(盂蘭盆会)に近い旧暦7月24日に行われる地蔵盆を言うことが多いそうです。ちなみに地蔵菩薩は子供の守り神とされています。
愛宕神社は大宝年間(701年~704年)に修験道の祖である役行者(えんのぎょうじゃ)・役小角(えんのおづの)と白山の開祖である泰澄が朝廷の許しを得て、愛宕山(朝日峰)に神廟を造営したのが起源と言われています。
【左京区 歴史・簡単概要】
左京区(さきょうく)は京都市を構成する11区のひとつで、京都市の北東部に位置しています。左京区は南北に長く、北部は南丹市・滋賀県高島市、南部は東山区・山科区、東部は滋賀県大津市、西部は右京区・上京区・北区に接しています。左京区は北部・中部北・中部南・南部に区分され、花背松上げが行われる花脊地区は鞍馬・静市・広河原・久多とともに北部になります。ちなみに広河原・久多では花背松上げと同じように8月に広河原松上げ・久多の松上げが行われています。左京区にはいずれも世界遺産である銀閣寺(慈照寺)・下鴨神社や京都三大祭りのひとつである時代祭を行う平安神宮、そして南禅寺・鞍馬寺・貴船神社・三千院などの寺院・神社などもあります。なお左京区は1929年(昭和4年)に上京区から分区して成立しました。
*参考・・・松上げwikipedi・左京区(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)wikipedia
【花背松上げ 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
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