平安神宮花菖蒲見ごろ2024(6月上旬~6月下旬頃)
平安神宮花菖蒲見ごろ(見頃)
平安神宮花菖蒲見ごろ(時期・イベント・・・)情報を紹介しています。平安神宮では西神苑にある白虎池周辺などに伊勢系・肥後系・江戸系を中心に日本古来の約200種・約2,000株の花菖蒲が植えられています。花菖蒲と白虎池・白虎池に架けられ八ツ橋などの光景が美しいと言われています。(詳細下記参照)
【平安神宮花菖蒲見ごろ(例年時期)】
平安神宮の花菖蒲の見ごろ例年6月上旬頃から6月下旬頃です。ただ花菖蒲見ごろはその年の気候などによって多少前後することがあります。
京都花菖蒲名所・見ごろ
【平安神宮花菖蒲見ごろ アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市左京区岡崎西天王町97
最寄り駅・バス停・・・岡崎公園 美術館・平安神宮前(徒歩約3分)、岡崎公園 ロームシアター京都・みやこめっせ前(徒歩約3分)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅からは5系統(A1乗り場)、100系統(D1乗り場)
*四条河原町からは5系統
*四条烏丸からは5系統
路線・時刻表・運賃チェック
*京阪電鉄鴨東線の場合、最寄り駅は神宮丸太町駅(徒歩約15分)
*地下鉄東西線の場合、最寄り駅は東山駅(徒歩約10分)
【平安神宮花菖蒲見ごろ(例年時期)・見どころ 簡単概要】
平安神宮は花菖蒲(ハナショウブ)の名所です。平安神宮の花菖蒲見ごろは例年6月上旬頃から6月下旬頃です。
平安神宮では神苑(名勝)の西神苑にある白虎池(びゃっこいけ)周辺などに伊勢系・肥後系・江戸系を中心に日本古来の約200種・約2,000株の花菖蒲が植えられています。花菖蒲と白虎池・白虎池に架けられ八ツ橋などの光景が美しいと言われています。白虎池にはスイレンも植えられ、花菖蒲と一緒に楽しめる場合もあります。なお平安神宮では花菖蒲が見ごろを迎える時期に神苑全域が無料公開されています。(要確認)
江戸系花菖蒲は3枚の花弁の間に隙間がある三英咲き(さんえいざき)が多く、江戸っ子好みの粋を感じさせると言われています。江戸系花菖蒲は茎が剛直で庭植えに向いています。江戸系花菖蒲には二三の鏡・れんかく・綾瀬川・伊豆の海・磯千鳥・浦安の舞・雲の上・栄紫・沖の波・宮のみどりなどがあります。
伊勢系花菖蒲は3枚の花弁(外花被)がちりめん状に垂れる三英咲きで、女性的な柔和さなを感じさせると言われています。伊勢系花菖蒲は伊勢撫子・伊勢菊とともに伊勢三花と言われています。伊勢系花菖蒲には旭丸・乙女・四海波B・狩野の雪・春の雪・初鶴・松坂羽衣・松坂君が代・松坂残月・松坂四海波Aなどがあります。
肥後系花菖蒲は花弁(外花被)が僅かに重なり合う六英咲き(ろくえいざき)が多く、花・葉のバランスがよく、男性的と言われています。肥後系花菖蒲は高さが低く、花が大輪で、鉢植えに向いています。肥後系花菖蒲には稲妻・雲間不二・月影・皇玉・紅扇・紅椿・紅姫・香炉峯・佐野の渡・山の雫などがあります。
神苑は1895年(明治28年)から20年以上掛けて造園家・7代目小川治兵衛が内国博覧会の東方美術館跡に作庭しました。神苑は平安時代の様式を取り入れた面積約3万3千平方メートル(約1万坪)の回遊式庭園で、社殿を取り囲むように東・中・西・南の四つの庭に分かれています。
花菖蒲(ハナショウブ)はアヤメ科アヤメ属の多年草です。花菖蒲は同じアヤメ科アヤメ属の多年草である杜若(カキツバタ)とともに菖蒲(アヤメ)とも言われています。花菖蒲は日本や中国・朝鮮半島などの水辺・湿原・湿った草原などに自生し、6月~7月に赤紫色の花を咲かす野花菖蒲(ノハナショウブ)の園芸種です。園芸種には江戸郊外堀切の菖蒲園で作られた江戸花菖蒲、江戸花菖蒲から作出された花弁の幅が広く豪華な肥後花菖蒲と花弁が優美に垂れ下がる伊勢花菖蒲、そして原種の特徴を強く残す長井古種などがあります。またヨーロッパ原産のキショウブとの交雑によって生まれた黄色花が咲く園芸種もあります。ちなみに花菖蒲には花色(白・桃・紫・青・黄色など)や絞り・覆輪(ふくりん)など組み合わせると約5,000種類もあるそうです。一般的に花菖蒲は高さ60センチ~1.2メートルで、葉が長さ30~60センチの線形剣状で中脈が隆起し、花は高さ40~100センチの花茎の頂に咲きます。花は内側3枚の内花被片と外側3枚の外花被片があり、外花被片は楕円形で垂れ下がり、基部に黄のマークがあります。
●平安神宮の歴史(創建から現在)を紹介しています。
平安神宮歴史(桓武天皇・孝明天皇)
●平安神宮の見どころ(大極殿・神苑など)を紹介しています。
平安神宮見どころ(大極殿・神苑など)
【平安神宮 歴史・簡単概要】
平安神宮(へいあんじんぐう)は1895年(明治28年)3月15日に平安京遷都1,100年を記念して行われた内国勧業博覧会(ないこくかんぎょうはくらんかい)の目玉として、平安京遷都当時の宮城である大内裏(だいだいり)の一部を復元し、第50代・桓武天皇(かんむてんのう)を祀る神社として創建されました。大内裏は周囲に築地の大垣が張り巡らされ、内裏(紫宸殿・清涼殿・仁寿殿・東宮・後宮など)・朝堂院(大極殿)・豊楽院・左近衛府・右近衛府などがありました。平安神宮は当初かつての平安京大内裏があった千本丸太町(せんぼんまるたまち)に計画されたが、用地買収に失敗し、現在の場所である岡崎に実物の8分の5の規模で復元されました。ちなみに1893年(明治26年)に地鎮祭(じちんさい)が行われ、1894年(明治28年)に本殿・大極殿(だいごくでん)・応天門・蒼龍楼(そうりゅうろう)・白虎楼(びゃっころう)などが完成し、1895年(明治27年)に地鎮式が行われました。その後1895年(明治28年)10月に平安神宮の創建と平安遷都1100年祭を盛大に奉祝する為に時代祭(じだいまつり)が始まり、1940年(昭和15年)には第121代・孝明天皇(こうめいてんのう)が祭神に加えられました。なお平安神宮は東本殿に平安京遷都を行った桓武天皇(737年~806年)、西本殿に平安京有終の天皇である孝明天皇(1831年~1867年)を祀っています。
*参考・・・京都・平安神宮(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)ホームページ
【平安神宮花菖蒲見ごろ 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
京都・平安神宮(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)情報