平安神宮神苑・平安神宮見どころ(修学旅行)

平安神神苑

●平安神宮神苑は1975年(昭和50年)に国の名勝に指定されました。
●平安神宮神苑は1895年(明治28年)から造園家・7代目小川治兵衛(おがわじへえ)が第4回内国勧業博覧会の東方美術館跡に20年以上掛けて作庭しました。1895年(明治28年)の平安遷都千百年祭開催にあたり、創建される平安神宮の社殿一帯の風致を保存する為に庭園を作庭することが企画されました。先ず1895年(明治28年)に南神苑・西神苑・中神苑・東神苑の内、南神苑・中神苑が作庭されました。
平安神宮神苑は総面積約1万坪(3万3千平方メートル)の池泉回遊式庭園で、社殿を取り囲むように南神苑・西神苑・中神苑・東神苑が作庭されています。南神苑には仙台市長・遠藤庸治(えんどうようじ)が苗木を寄贈した八重紅枝垂桜(ヤエベニシダレザクラ)が植えられている平安の苑があります。西神苑には四阿(あずまや)や200種・2,000株の花菖蒲が植えられ、茶席「澄心亭(ちょうしんてい)」が建てられている白虎池(びゃこいけ)があります。中神苑には天正年間(1573年~1593年)に関白・豊臣秀吉(とよとみひでよし)が架橋した三条大橋・五条大橋の橋脚の石材を使った臥龍橋(がりゅうきょう)・蒼龍楼(そうりゅうろう)があります。東神苑にはいずれも京都御所から移された泰平閣(たいへいかく・橋殿)・尚美館(しょうびかん・貴賓館)や栖鳳池(せいほういけ)・栖鳳池庭園があります。
池泉回遊式庭園は大きな池を中心に築山や池の中に小島・橋・名石などを配し、池の周囲に設けられた園路を回遊して鑑賞します。池泉回遊式庭園では休憩所・展望所・茶亭・東屋なども設けられます。なお回遊式庭園は室町時代に禅宗寺院、江戸時代に大名によって多く作庭され、日本庭園の集大成とも位置付けられています。
第4回内国勧業博覧会は1895年(明治28年)に京都岡崎を会場として行われました。会期は1895年(明治28年)4月1日~7月31日で、1,136,695人が入場しました。第4回内国勧業博覧会は会場面積約17万8,000平方メートル、建物面積約4万7,000平方メートルで、美術館・工業館・農林館・機械館・水産館・動物館などの建物があり、大理石製の噴水も建てられました。また1895年(明治28年)4月に七条(京都駅前)から博覧会場まで路面電車(京都電気鉄道)も開業しました。なお博覧会跡地には平安神宮や文化施設などが整備されました。
7代目小川治兵衛は1860年(万延元年)5月25日に山城国乙訓郡神足村(京都府長岡京市)に生まれました。1877年(明治10年)に江戸時代中期の宝暦年間(1751年~1764年)から続く植木屋治兵衛・小川植治の養子になり、1879年(明治12年)に七代目小川治兵衛を襲名しました。明治時代初期に京都東山・南禅寺界隈の別荘地で、東山を借景に琵琶湖疏水を利用した近代的日本庭園群(南禅寺界隈疏水園池群)を作庭しました。なお7代目小川治兵衛はいずれも国の名勝に指定されている平安神宮・円山公園・無鄰庵(山縣有朋別邸)・清風荘(西園寺公望別邸)・対龍山荘(市田弥一郎邸)・慶雲館庭園・旧古河庭園などを作庭しました。また京都御苑・京都御所・修学院離宮・桂離宮・二条城・清水寺・南禅寺・妙心寺・法然院・青蓮院・仁和寺などの庭園などを作庭・修景もしました。
平安神宮見どころ

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