祇園祭山鉾曳き初め・舁き初め2025年7月12日~21日・長刀鉾

祇園祭山鉾曳き初め・舁き初め
祇園祭山鉾曳き初め・舁き初めは7月17日の山鉾巡行(前祭)・7月24日の山鉾巡行(後祭)に先立って、組み立てた山鉾を本番さながらに動かします。曳き初めなどでは山鉾を見るだけでなく、曳く体験ができます。(要確認)なお曳き初めなどは全ての山鉾で行われるのではなく、一部の山鉾で行われます。(詳細下記参照)
★祇園祭最新情報。
- 山鉾曳き初め・舁き初め 日程時間
- 函谷鉾 歴史・簡単概要
- 鶏鉾 歴史・簡単概要
- 月鉾 歴史・簡単概要
- 菊水鉾 歴史・簡単概要
- 長刀鉾 歴史・簡単概要
- 放下鉾 歴史・簡単概要
- 船鉾 歴史・簡単概要
- 大船鉾 歴史・簡単概要
- 鷹山 歴史・簡単概要
【祇園祭山鉾曳き初め・舁き初め 日程時間(要確認)】
祇園祭山鉾曳き初め・舁き初めは例年7月12日・13日・20日・21日に行われます。予告なく日時変更・中止の場合があります。
祇園祭2025日程一覧(宵山屋台・山鉾巡行・・・)
【函谷鉾 歴史・簡単概要】
函谷鉾(かんこほこ)は中国の戦国時代(紀元前403~221年)に斉の孟嘗君(もうしょうくん)が鶏の声により、函谷関(かんこくかん)を無事に脱出できたという史記・鶏鳴狗盗(けいめいくとう)に由来しています。
日程・・・7月12日14:00~
場所・・・四条通(しじょうどおり)
重量・・・約11.3トン(2008年(平成20年)測定)
函谷鉾(アクセス・マップ・・・)
【鶏鉾 歴史・簡単概要】
鶏鉾(にわとりほこ)は中国の堯(ぎょう)の時代に天下がよく治まり、訴訟用の太鼓・諫鼓(れんこ)が使われなくなり、苔が生えて鶏が宿ったという故事・諌鼓に由来しています。
日程・・・7月12日14:30~
場所・・・室町通(むろまちどおり)
重量・・・約9.4トン(2008年(平成20年)測定)
鶏鉾(アクセス・マップ・・・)
【月鉾 歴史・簡単概要】
月鉾(つきほこ)は鉾頭に新月型(みかづき)を付け、真木の天王座に月読尊(つきよみのみこと)を祀っていることに由来しています。なお現在の新月型は1981年(昭和56年)に田辺勇蔵から贈られた18金製のものです。
日程・・・7月12日15:00~
場所・・・四条通
重量・・・約11.8トン(2008年(平成20年)測定)
月鉾(アクセス・マップ・・・)
【菊水鉾 歴史・簡単概要】
菊水鉾(きくすいほこ)は室町時代末期町内に千利休の師である茶人・武野紹鴎(たけのじょうおう)の大黒庵があり、その屋敷にあった名水・菊水井(きくすいい)に由来しています。
日程・・・7月12日15:00~
場所・・・室町通
重量・・・約10.3トン(2008年(平成20年)測定)
菊水鉾(アクセス・マップ・・・)
【長刀鉾 歴史・簡単概要】
長刀鉾(なぎなたほこ)は鉾頭に疫病邪悪(えきびょうじゃあく)を祓う大長刀(おおなぎなた)を付けていることに由来しています。かつては三条小鍛冶宗近(さんじょうこかじむねちか)が造った長刀が付けられていました。
日程・・・7月12日15:30~
場所・・・四条通
重量・・・約11.1トン(2008年(平成20年)測定)
長刀鉾(アクセス・マップ・・・)
【蟷螂山 歴史・簡単概要】
蟷螂山(とうろうやま)は車に惹かれそうなカマキリが鎌を振り上げて立ち向う「蟷螂(とうろう)の斧を以て隆車の隧(わだち)を禦(ふせ)がんと欲す」という中国の故事と公卿・四条隆資(しじょうたかすけ)に由来しています。
日程・・・7月13日12:00~
場所・・・西洞院通(にしのとういんどおり)
重量・・・約1.2トン(2008年(平成20年)測定)
蟷螂山(アクセス・マップ・・・)
【放下鉾 歴史・簡単概要】
放下鉾(ほうかほこ)は真木の天王座(てんのうざ)に放下僧を祀っていることに由来しています。なお放下は元々禅宗からきた言葉で、一切を放り投げ、無我の境地に至ることを意味したそうです。
日程・・・7月13日15:00~
場所・・・新町通(しんまちどおり)
重量・・・約10.3トン(2008年(平成20年)測定)
放下鉾(アクセス・マップ・・・)
【船鉾 歴史・簡単概要】
船鉾(ふねほこ)は懐妊中の神功皇后(じんぐうこうごう)による三韓征伐(さんかんせいばつ)の説話に由来しています。船鉾は新羅遠征の出船が由来の為、大船鉾が「凱旋の船鉾」と言われるのに対し、「出陣の船鉾」と言われています。
日程・・・7月13日15:00~
場所・・・新町通
重量・・・約8.4トン(2008年(平成20年)測定)
船鉾(アクセス・マップ・・・)
【岩戸山 歴史・簡単概要】
岩戸山(いわとやま)は天照大神(あまてらすおおかみ)が天の岩戸(あまのいわと)を開いて現れる日本神話に由来しています。なお天照大神が岩戸に隠れ、世の中は暗闇になったと言われています。
日程・・・7月13日15:00~
場所・・・新町通
重量・・・約8.2トン(2008年(平成20年)測定)
岩戸山(アクセス・マップ・・・)
【大船鉾 歴史・簡単概要】
大船鉾(おおふねほこ)は懐妊中の神功皇后(じんぐうこうごう)による三韓征伐(さんかんせいばつ)の説話に由来しています。大船鉾は船鉾が「出陣の船鉾」と言われるのに対し、新羅遠征からの帰船が由来の為に「凱旋の船鉾」と言われています。
日程・・・7月20日15:00~
場所・・・新町通
重量・・・不明(2014年から巡行に復帰)
大船鉾(アクセス・マップ・・・)
【北観音山 歴史・簡単概要】
北観音山(きたかんのんやま)は山の上には楊柳観音像(ようりゅうかんのんぞう)と韋駄天立像(いだてんりつぞう)を祀っていることに由来しています。なお楊柳観音は右手に柳の枝を持っていることから楊柳観音と言われています。
日程・・・7月20日15:00~
場所・・・新町通
重量・・・約9.2トン(2008年(平成20年)測定)
北観音山(アクセス・マップ・・・)
【南観音山 歴史・簡単概要】
南観音山(みなみかんのんやま)は楊柳観音像(ようりゅうかんのんぞう)と脇侍・善財童子像(ぜんざいどうし)を祀っていることに由来しています。なお楊柳観音は右手に柳の枝を持っていることから楊柳観音と言われています。
日程・・・7月20日15:00~
場所・・・新町通
重量・・・約9.5トン(2008年(平成20年)測定)
南観音山(アクセス・マップ・・・)
【鷹山 歴史・簡単概要】
鷹山(たかやま)は祇園囃子を伴う祇園祭後祭の大型の曳山で、太郎山・樽負山とも言われていたそうです。また鷹匠山・行(業)平山とも言われていたそうです。鷹山は室町時代中期の応仁の乱以前に創建され、くじ取らずで、大船鉾の直前を巡行していました
日程・・・7月20日15:00~(関係者のみ)
大船鉾(アクセス・マップ・・・)
【橋弁慶山 歴史・簡単概要】
橋弁慶山(はしべんけいやま)は五条橋で弁慶と牛若丸(源義経)の出会った謡曲・橋弁慶に由来しています。なお弁慶も牛若丸には全く歯が立たず、牛若丸に名を尋ねて降参し、主従の契りを結んだそうです。
日程・・・7月21日11:00~(見学のみ)
場所・・・蛸薬師通(たこやくしどおり)
重量・・・約0.8トン(2008年(平成20年)測定)
橋弁慶山(アクセス・マップ・・・)
【祇園祭山鉾曳き初め・舁き初め 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
祇園祭2025日程(ちまき販売・宵山屋台・・・)